No.777 2015-08-16 15:41:05 |
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そう。
(今更ながら必要な歳でもないかと納得し、髪を撫でる手はそのままに。目が閉じられ、規則正しい息をしている相手が眠ったのが分かると観察する様にじっと眺め)
…うん、家だね。
(観察していると腕を掴まれ、不思議に思い見詰めていると緩んだ表情で"家だぞ"と寝言が呟かれては、小さく笑って寝言に返事を返して。)
ケイ、気持ち良さそう。
(何だか猫を撫でているような気になりながら、微笑ましそうに相手の髪を撫で続けて。絶望しかなかった未来に希望と喜びを与えてくれた相手、自分にこんな存在が現れるなんて思ってもいなかった。明るい部屋、柔らかなベットの上、穏やかに眠る新しい主人、夢を見ているのかと思ってしまうほどの幸せを噛み締めていて)
(微笑ましく相手を見つめていたものの、暫く時間が経てば少し退屈になってきてしまい。ふと人間の生活とは人それぞれだと学んだ事を思い出し、部屋を見渡せば相手の生活がどのようなものかを観察し始めて。造られてからずっと研究所に居たから、生活感の溢れる相手の部屋は珍しくとても興味深いとワクワクしてきて。)
ん…(もともと眠りはそこまで深い方じゃないため数時間もしないうちに目が覚めるが、これでも久しぶりにゆっくり眠れた時間なため満足していて)
あ、起きた。よく眠っていたみたいだよ。
(相手の小さな声に気付き視線を下ろすと相手の目は開かれていて、部屋の観察をやめ穏やかな表現で声を掛けて。)
おはよう。嬉しい夢でも見てたの?ずっと笑ってた。
(頬に当てられた手に重ねる様に触れては、終始眠っている間微笑んでいた相手にクスクスと尋ね)
あぁ、お前の夢(相手が触れてきてくれた手を握っては夢での出来事をはなしてクスクス笑う相手を見つめては本当にきれいだなと心のそこから思い)
(遅れてすみませんでした!)
ボクの夢?どんな夢だったの?
(握られた手の温かさを感じ相手の手ごと下へ下ろし。相手の夢の中に自分が出て来たと聞けば少し驚いた顔をし、ふっと笑っては詳しい内容を尋ねて。)
(/大丈夫ですよ!お気になさらずです!)
俺とお前がこれからもずっと一緒にいる夢だ(夢の内容が気になる相手に優しく微笑みつつ夢のことを教えてその夢が現実になったらとてもいいなと考えて)
それはきっと正夢になる。これから先、そうなる事は目に見えてるから。
(夢の内容を聞けば少し驚くも、嬉しそうに目を細め。夢見た事が現実に起こる現象について、内蔵された検索機能で調べた事を知れば自信満々に話して)
なるって言ってるでしょ。ボクを信じなよ。
(なったらいいと笑う相手に自分はなると確信しているのに、と少し不機嫌そうな顔をしては相手の頬を摘んで)
信じてるよ(相手の不機嫌そうな顔を見てはこんな顔もできるのかと相手の新たな表情を発見できて嬉しく思い頬をつねってくる相手の手を優しく包み込んで)
司は俺を信じられないのか?(まだ疑いの目を向けられてはあからさまにしゅんとして弱々しい口調で前記を述べては顔と目線を少し下げながら相手を見つめ)
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