山本武(リボーン) 2015-08-16 09:24:45 ID:79862c98f |
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ほんと?ほんとーにほんと?
(パッと顔上げて上目遣いでじーっと相手を見上げ。心の奥ではきっとそう感じてるんだと思いながら、徐々に立ち上がるり。変わらないままで良いのか、自分的には久し振りに出会って“可愛くなった”とか“キレイになった”とか、些細なことでも言って欲しかった。だけど一種のわがままだと知り急ににこりと大きく口元に弧を描くと相手の背中押しては)
···ほらほら二人旅いこいこ!
(永い年月の中で変わり果てた様々なモノを見てきていたせいか、変わらないという相手の姿は素直に嬉しさを覚えていたようで不意に背中を押されると少し驚いた声を上げるが否定をすることはなく)お、おい……分かったから、そんなに焦らせるな。
あ、そうそ。いきなりウータイには戻りたくないからね!
(旅と言っても特別いきたい場所の指定がなくただマテリアを拝借できるカモがいればいいだけだが、折角だし男女の旅らしく仲睦まじく過ごしたいという願望もあったりで)
……なるほどな、その方法もあったか(全く考えていなかった事柄に少し意外そうにしたが、すぐにからかいを含めて微笑むと遠くの空が赤くなるのを見て)それより、今日はもうどこかで休んだ方がいいだろう。出掛けるなら明日にした方がいい。
やーだー!ぜっ············たい、戻らないもんね!
あ。そっか、二人旅だから宿の確保もしないといけないんだ。
(旅と言うほどまだあれから経っていなく、一人だと宿の確保をしなくとも何とかやって来た。相手にも同じことはさせられないか、と縦に頷き手を水平に額にあてながら遠く見やり)
···ここから近い場所って、んー。
二人旅ではなくても宿は取るだろ?お前、一体どうやって夜をしのいでたんだ?(相手の言葉に疑問符を抱いては素直にそれを訊ねながら相手の顔を眺めて、街の方にある宿屋の看板を見つけ)あそこが、そのようだな。
ユフィちゃんに宿なんか必要ないもんね!
(野宿とは素直に言わないで、凄いだろと鼻の下に人差し指指すってはフフンと。驚けと言っているかのよう、そこまで必要ならしょうがない。自慢の口でトコトン宿代を安くしてもらわなければ。)
···食事もあるといいなぁ。
(相手の様子を益々奇怪に思いながらも口にはせず、彼女は彼女なりに苦労したのだろうと思えば小さく息を吐いてから宿屋へと向かって歩き出し)そうだな、食事はあると良いな…。
よっし、まけてもらうんだから!
(宿にたどり着くなり主人にあれこれ説明しにかかり。相手に発言をさせないくらい主人にマシンガントークを浴びせ、それなのに最終的には部屋は一つしか取れないと言われ。)
······は、ははは。しょーがないよね、うん。
(相手の勢いのある行動に半ば呆然と立ち尽くしていたが、威勢を張るものの結局一部屋しか取れないと言われている姿に苦笑いを浮かべると懐からギルの入った包みを出して)まぁ、それならそれで。とりあえず食事は得られるだろうから有り難い。
う。
そんなにギル持ってるなら食事くらい豪華に···
(言ってみたものの後々残す方が良いのかと、唸りつつ部屋の鍵を受けとると手の中で転がして。「部屋行こっか、」と相手見上げ言い、スキップしながら部屋まで行き扉開けて)
欲に目がくらむと一瞬で足下をさらわれるぞ(相手の言葉にアッサリと言い返しては半歩後ろを歩くように部屋へと向かい、扉が開いては中にある二つのベッドを見て、流石に男女が同じ部屋で寝るのは良くないと思えばぽつりと)…とりあえず、私は外で寝るから安心しろ。
わ、わかってるよ···
えっ···い、いいよ!ここは年長者敬わないと駄目じゃん、アタシが外_、屋根で寝るし。
(盗んだマテリア売れば多少金になりそうだがそれは集めたいだけで売りたくはないと実は思ってて。ここは自分が譲るべきだと、どーんと胸張って年長者を強調し)
何をくだらない…私が外で寝るのが当然だろう。(相手の発言に呆れたように言い返しては部屋に入り、ベッドへと腰を下ろすと首元からマントの金具を外していき)それこそ、お前の父親に何を言われるか分かったものではない。いいから、年寄りのいうことは聞くものだ。
だ、だからっ、馬鹿オヤジのことは何も気にしなくていーの!
···うう。でもせっかく2つあるのに別々とか_···そんな気にしないしアタシは。
(オヤジを出されると急に大人しくなってしまうのは性だろうか、ちょっぴり悔しい半面話題にふれて欲しくないネタで。相手はああいってくれてはいるが、宿の主人がわざわざ2つベッドのある部屋を貸してくれたのだし、気にせず寝てしまえばいいと)
お前は気にしないかも知れないが、私は気にする(妙に頑固さがあるのは性格か年のせいか、マントを脱ごうとしたところで相手が折れる気配が無さそうだと感じれば金具を止め直して立ち上がり)それなら、もう先に出て行くことにしよう。その方が、私は気が楽だ。
!?
ち、ちょっと待ってってば!
(主人の好意に甘えればいいのに、と口尖らせて相手の動向眺めていたら颯爽と部屋から出ていこうとする姿に制止をかけ、思わず相手のマントを片足で踏んでおり尚かつ背面から相手を抱き締めてしまう形になってしまい)
……!(マントを踏まれると後ろに軽く仰け反るような体勢になり、更には後ろからの衝撃に目を瞬き、体勢を立て直すと少し訝しげに後ろを見て)……大丈夫か?
あ、アタシこそごめん!
(無意識に相手を呼び止めようとしたのは自分の方、罰が悪そうに俯き、淡々とゴメンを繰り返すと自分でも理解できない感情が涙となって溢れだし、相手の横を通りすぎて部屋を出て外に飛び出して)
(/音沙汰ないみたいなので打ちきりということでよろしいのでしょうか? 可愛いげのないユフィのお相手していただき今までありがとうございました/)
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