主 2015-08-14 22:50:33 |
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魔法使いが好きなのか、意外だな。
(受け取ってすぐに本に熱中するチノを見れば、
魔法や魔法使いなどといったものに興味を示すのは予想外だったらしくそう呟けば)
ほんとほんと。安心しろ、大丈夫だから。
(心配するような口調や素振りを見せられれば、
ちょっとは悪いと思いながらも悟られるわけにはいかないので、
手を振って大丈夫だと言えば本に向かわせて。
一方で、脳裏に浮かんできた『野々宮 旭』という名前について考えていて)
(了解しました!)
――…チノ、魔法使いになったら、樹に魔法をかけてあげたいの
どんな魔法がいい?
(意外だと言われれば、本から相手に顔を向けて、にこっとし。
魔法は本の中だけの話だと理解しているが、
そんな空想に夢を膨らませて)
…うん、わかった……
(手を振って大丈夫だと言う相手に、
まだ不安そうな声色でそう言って、本に意識を戻し)
え―――……
そうだな、空が飛べる魔法……とか?
(チノの質問に、そんな事を考えたことは一度もなかったため一瞬回答につまり。
相手の笑顔を見て、自分がやりたいことを素直に言うとなぜか疑問形になってしまい)
……
(本に意識を戻してくれたことにホッとして、チノが本に没頭している間に考えをまとめようとし、
気付かれない様にそっとシャツの上からペンダントを触れば、自身の師匠について思い出し)
チノも空飛びたい!
んー…チノ、鳥さんだったらよかったね
(相手の願いに元気よく同意し、少し考えて、
自分の尻尾をちらりと見ながら、そう返し)
………
(時々、相手の方をちらちら見ながらも、
『オズの魔法使い』に熱中して、またページを一枚めくり)
空を飛ぶのはちょっと違うが、外の世界には飛行機ってのがあるぞ。
(元気よく答えるチノを見て、乗り物関連の本を引っ張り出して飛行機の絵を見せれば、
その中に乗る感じなので少し違うか、と思い。
「……たとえ鳥になったとしても、飛べなかったと思うけどな」と、
自分の尻尾を見て言う相手に、苦笑して)
―――……ん?どうした、オレの顔になにかついてるか?
(頭の中で考えを組み立てながらも、チノがこちらをちらちら見てくることに気付き、
もしや気付かれたか、とやや不安になりながらもそれを表に出さない様に聞いて)
(だんだんロルが長くなってしまっていて、ごめんなさい)
!、チノ乗りたい!
(飛行機の絵を見せられれば、目を輝かせて、
飛行機に乗っていることを想像すればきっと楽しいだろうとわくわくして。
羽だったらいらないなんて言われなかったかもしれないと思い
尻尾をぺたんと地面につけて、「…でも、羽の方が綺麗だよ」と呟き)
ついてない…けど――…樹、何か、チノにひみつにしてる?
(問いかけられれば、またちらりと相手の方をみて
だんだん、樹の焦る様子にもやもやして、
どうしていいかわからずに率直に聞いて)
(いえいえ!むしろ頑張って書いてくださり嬉しい限りです!)
そうかそうか。じゃあ、いつか乗ろうな!
(チノが目を輝かせる様子に、うんうんと頷けば
なぜか自分もテンションが若干上がって笑顔で言って。
「……オレは、猫耳も可愛いと思うな。別にチノがなんであってもいい」
相手の呟きになんとなく心情が読みとれて、チノの頭をなでながら素直に自分の意見を言って)
え、……してない。ホントになんでもないから。
(率直に突っ込まれればなんとか隠し通したいと思ってそう切り返し。
本当の事を言うべきなのか、と迷いながらもチノを傷つけるような事はしたくないと
いつの間にか思っており)
(チノに言うタイミングはどうしましょうか?主様のお好きなタイミングでよろしいですよ!)
うん!樹と乗る!
(樹の笑顔にますます嬉しくなり、笑みをこぼしながら、こくこく頷き)
……!、―――…嬉しい
(相手の言葉に、一瞬だけ少し顔を赤らめて
頭を撫でられれば、いつも通りえへへと無邪気に笑って)
樹、うそつきはダメだよ…?
(相手の自分を思いやる心情はまったく知らずに、
何か隠していることには敏感に反応して、
困った顔でそう問いただし)
(/樹くんのタイミングで大丈夫ですよ!
樹くん的にはいいたくない感じですか?
一応、言わないというのもありですが!)
(/追記です。完全に丸投げしてて申し訳ない。主的にはいつかは樹くんに言ってもらいたいのですが…貴方さまと樹くんの感情を優先していただきたいな、と。チノは少しだけ疑っておりますが、やり過ごしていただければ時期はいつでも大丈夫なので、樹くんの気持ち次第で言っていただければ!説明わかりにくくてごめんなさい)
(ごめんなさい、ちゃんと返せません。
ペンダントについてですが、当方が確認を怠っていました、チノのお父さんの形見(師匠の形見)というこです。説明不足ですみませんでした)
(学校が始まり&塾で遅くなり、誠に申し訳ありませんでした!
一日一レスが困難になると思いますが、よろしくお願いします!!)
ん?風邪が再発したか?顔赤いぞ。
(顔を一瞬赤らめる相手を見て、病み上がりだったのでまた風邪をひいてしまったのかと勘違いし)
―――――ッ……俺は……その……
……実は、オレの師匠が亡くなったんだ。それで、少し落ち込んでた。
あんまり、チノには関係ない話だけどな。
(チノの困った顔を見れば、自身を心配してくれているのは明白で。
しかし、真実を言うにはまだ早いと勝手に思ったため、自分の師匠の事だけを言って)
(言わない方向に持っていっちゃいました、良かったでしょうか?
もしかしたら、近いうちに言うかもしれません)
(/私もこれから夜しか返せないと思われます。
リアル大切にしながら、楽しんでいただければ幸いです!)
…赤い?チノは元気だよ
(言われてから、ぺたぺたと自分の顔を触って確かめて。
いたって体は元気なのできょとんとして、そう返し。
たださっき顔が熱くなった気がしたのを思い出して、なんだったんだろうと思い)
―――! ……ごめん、なさい
チノ…樹につらいこと、きいた……
(大切な人の死を自分が無理に聞いて、
相手をつらくさせてしまったと思い、ひどく落ち込んだ様子で、謝って。
同時に、目の前でも、鉄格子越しの樹には、ここではない自分の世界があると思い出して
少し寂しくなり、尻尾を揺らしてから、だらんと下げて)
(/もちろん大丈夫ですよ。チノにとっても、樹くんにとっても大切なことなので、じっくりタイミングを見計らってください!)
なら、いいけど……
(チノの言葉に、以上はないと判断し、さっきのはなんだったんだろうかと
少しだけ考えながら、呟いて)
いいんだ。チノにこんなこと、言うべきじゃなかったな。
(ひどく落ち込んだ様子で謝ってくる相手を見て、
チノに辛い思いをさせまいとついた嘘が、チノを寂しい気持ちにさせていると感じ、
罪悪感が湧きあがってきて)
(ありがとうございます!)
(相手の言葉に小さく頷いて、
さっきのことはまた今度本で調べておこうとひとり考えて)
…でも、チノ、どんなことでも樹のこと知りたい
樹が、嫌じゃないなら…
(話すべきじゃなかったという相手に、
知りたいという、自分の気持ちをはっきり言って。
ただ、相手を傷つけてしまうのは嫌だからと、そう後に付け足して)
(ごめんなさい、今日も置きレスになります!)
―――……オレの事なんか、知ってどうする?
(キッパリと告げる相手に、自分の事を知ろうとしてくれるのは嬉しかったが、
その優しさが何故か自身の師匠とだぶり、ぶっきらぼうになりながら聞いて)
(/大丈夫ですよ、わかりました!)
…っ…チノ、は 樹しか知らないから…
外のこともっとしりたいの…
(思いがけない質問に、少し俯いて、考えても納得のいく答えは出ずに、
外のことを知るために相手のことを知るのだと、なんとか絞り出した答えを呟いて。
けれど、何かがもやもやする違和感を感じ、不安そうな瞳を一度相手に向けてから、逸らして)
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