主 2015-08-14 01:43:39 |
通報 |
礼を言うのは俺の方さ。
(ブロンドの髪を揺らし、頭を垂れる相手の姿に目を細めながらそう告げると通路の先へ。そして先程の約束通りに屋敷の中を端から端へと、時間をかけてゆっくりと案内していき。「この屋敷には…その、あまりいい噂はねーだろう?だからだな、なんつーか……ありがとな」吸血鬼の系譜を持ち、魔術を用いるニーズヘッグ家には何かと黒い噂が絶えない。事実、相手以外のこの屋敷にいる使用人は全て父の眷属…つまり、吸血鬼に血を吸われた者たちなのである。相手がそれに気がついていないとしても多少なりとも噂への恐怖や抵抗はあったはずであり、にも関わらず自分に仕えてくれている相手には当然感謝していて。屋敷を案内している最中、照れ隠しのためか頭を掻きながら上記を相手に言えば)
(/ひとつ教えていただける?
えと、ミシェルはもう吸血行為された後なのかしら?まだ間もない関係なら吸血行為や、主が吸血鬼であることも知らない?
次の返事にはもちろん、今後のためにも教えてほしいです!)
(/あぁ、確かにトピ冒頭の文と比べると混乱させてしまうなこれは…。うん、お答えしますよ。
一応、ミシェルはアルヴィスが吸血鬼であることやその他のことも知らない体でで上の文は書いた。
でも、正直言うとね。中身的には今すぐにでも噛み付きたい。初めての吸血を回すのも面白そうではあるんだけれど、それだと互いの葛藤とかで重苦しくなっちゃうかもしれないなぁ、とも考えてる。
吸血済みかどうかはミシェルが決めちゃって下せぇ。ただし、吸われたくない、だけはダメだぜィ)
(/うむむ、そうね。。。悩んだけど何も知らない体でいくわね?
折角だもの、はじめの時からの思い出を作りたい!ってことでね。
重苦しくならないようにいっそのことガブリとひと思いに吸ってしまって?
そのあとのことはなんくるないさ~、よ。ふふ)
あら、珍しい
(これでも一端のメイドの自覚はあるらしく案内される部屋を頭に入れていると、改まった態度で話し始めた言葉に耳を傾け。終わればわざとらしく口に片手をあてがい上記述べニヤリ。だが茶化しもここまでと区切りつければ「噂は噂。私はなにも気になどしていませんよ」と真剣に言い終えて、銀髪を乱す主越して先に回り込むと次は此方が改まった態度で「アル様、私こそ雇ってくださり有難ううございます」と感謝述べ深く腰を曲げてはしっかり見つめ。確かに耳にした噂は数あるものの自身の目で見たもの以外信じないので、実際特に気にしてはいなくて)
トピック検索 |