匿名さん 2015-08-14 00:05:10 |
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あ、こら開けろ!...鍵閉めよった
(自分がドアを開けようとしたまさにそのタイミングで相手が施錠する音を聞き、ガチャガチャとドアを開ける動作を繰り返すことになり)
そりゃてめぇがうるせえから開けたくもなくなるだろうがカッツォ!
(ふんっと顔を背けると「で、なんで来たんだよ」と視線だけで問い掛け)
また...って話聞いてなかったんかい!引きこもるのはいいけど、物には当たるなよって言いに来てん
(相手の発した言葉を注意しようとしたがそれ以前に相手に自分の言葉が伝わっていなかったことにがっかりしため息をつき)
あ?あー、ここ壁うっすいもんな、そんなに聞こえるのかよ
(特に気にした様子もなくドアに触れればもう少しぶ厚けりゃな、なんて薄く笑ったあと相手を見上げれば「……それだけか?」と首を傾げ)
壁の薄い厚いの問題ではないんやけどな...
(いよいよ泣きそうな顔になり、その後の相手の問いに、これはそれだけで帰ったら相手の機嫌がまた微妙に悪くなるパターンだと思い視線を泳がせながら必死に考え)
……違うのかよ、だって部屋で暴れたら分かんだろ?…って、何泣きそうな顔になってんだよ…!
(きょとんと首を傾げ乍泣きそうな顔の相手に驚き目を見開くも己にはどうしていいかわからず戸惑うだけで、視線を泳がせる相手を見据えながら何も無いのかよ、なんて少し肩を落としては顔を逸らして)
ちぎぃ!?な、何すんだよこんちくしょう!離せよ!
(いきなり抱きついて来る相手にびくっとビク付き乍今の状態を把握すれば顔を真っ赤に染め上げキッと睨みつけながらじたばたと抵抗して)
ええやんか、これは純同性交遊やで!...それとも嫌か?それやったらすぐにでも離れるけど?
(じたばたする相手をけらけら笑いながら宥めて、あまりに暴れるのでパッと手を離し相手から離れようとし)
!は、離れんなよこのやろー!
(相手の言葉にきょとりとするも離れようとする相手に腕を伸ばしぎゅうっと抱き付けば顔は真っ赤で)
ははは!じゃあ最初っからそう言うといたらええねん!
(相手をさらに力強く抱き締めてそのまま頭を撫で)
ううううるせぇっ!お、俺が言わなくても察しろこのやろーっ
(力強く抱き締められれば動悸を早めまともに相手の方を見れず胸元に赤い顔を隠すように埋めながら相手の背におずおずと腕を回し)
親分鈍感やから分かれへんもーん
(相手をからかう意味では心底楽しそうに笑い、背中に腕が回ったことを感じ満足げに頷き)
うっ!も、もう怒ってんのか嬉しいのかはっきりしい!
(相手からの頭突きはやはり強力だったがいつもよりは心なしかマシなように思え踏みとどまり、擦り寄ってくる相手の頭を撫で)
………、うれしい、
(撫で受ければ顔を逸らし乍小声でポツリとつぶやき、恥ずかしさを隠すためにもう少し強く抱き着きくるんはハートになって)
す、素直で大変よろしい
(相手の発言に拍子抜けしまた相手のくるんに注目してその形を見て小さく笑いこちらも強く抱き締め)
ちょっとは機嫌なおったか?あれ、その前にお前何で怒ってたんやっけ?
(相手から離れてそういえばと思い首をかしげ相手に問い)
うるせぇよ、秘密だこんちくしょう!
(ふいっと顔を逸らしながら分かんねぇのに来たのかよ、と内心溜息を吐いて「お前もうあっち戻れよ」見つめながら相手に手をしっしっ)
はあ?いろいろ酷いなあ…ほなもう暴れたらあかんで?
(相手に追い払われ釈然としなかったが仕方なく戻ることにし)
暴れねえよ!
(顔を逸らしそのまま相手が部屋に戻っていくのを見届ければ部屋の戸をしめ、ベッドに腰掛け雑誌を手に取り)
...うーん、どうやら暴れてないみたいやな
(リビングに戻ると相手の部屋の方へと聞き耳をたて音がしないことを確認しソファに寝そべって、そろそろ内職をしないと等と考えながら目を閉じ)
……あ、これいいな…
(雑誌を見ながら気になるものがあるらしく、そこへ目を通すもまあいいか、と次のページへとめくり)
......ってそろそろ昼の準備せな!あいつは何が食べたいんやろうな
(そうこうしているうちにお昼が近付き、朝食が少し遅めだったので食べるの自体はもう少し遅くてもいいと思ったが、もう作っておこうと冷蔵庫を確認し)
あ、そろそろ買い物行かな...
(チーズやパスタの材料などが不足していることに気付き買い物の準備を始め)
ああ、ちょうどよかった。買い物行くねんけど、どうする?親分とデートでもするか?
(準備をしているとようやく部屋から出た相手にからかい半分で声をかけ)
買い物も立派なデートやで?お前の中でデートって何なん?買い物は一切せえへんの?
(買い物デートに不満があるような相手を心底不思議に思い、何が不満なのだと近付いて相手の顔を覗き込み)
そうじゃねえけど…っ、んなのいいだろ…。一緒にいく、
(相手の顔を両手で押しては顔をのぞき込むなと眉を吊り上げ小さく呟けば顔から手を離し再び自分の部屋へと荷物を取りに行き)
やれやれ、難しいお年頃やな...
(ここで育て方を間違えると等とまた保護者の目線で相手を見ていて慌ててこの考えを首を横に何度も振って打ち消し)
…おい、準備出来たぞこのやろー
(相手が保護者目線で己を見ていることなど知らず部屋から出れば鞄を片手に持ってじっと相手を見上げ)
うーんと、パスタにチーズに...あとパエリア作るための米にその他諸々調味料...
(準備の際に買う物を纏めたメモを書いておりそれを見ながら相手の質問に答え)
そ、んなに買うのか?お前金あんのかよ、貧乏のくせに
(思ったよりも必要な物が多いことに驚きつつ年中内職をしている相手にそんな沢山買えるほどお金をもっているのだろうかと首を傾げて)
今回は海にも行ったりして内職サボったからなあ…これ買ったらしばらくは節約生活
(家を出てグッと拳を握りしめ目を閉じて顔を上へ向け)
ふう...あ、そう言えばデートってこういうことするねんな?
(腹の痛みはすぐに収まったので、相手と手を繋ごうと手を差し出し)
へ、…!な、なんだよ、いきなり…!
(その手を見れば目を見開いてたじろぎながら相手とその手を交互に見やり顔を再度逸らしながらその手に己の手を乗せて)
ははは、まあ身長差から流石に親子には見られへんやろ
(親子に見られているのではと言う点を気にしてると思い、笑顔でフォローし)
だっ、誰もんな事心配してねえよヴァッファンクーロ!
(相手の口から全然違う言葉が出てくればその手はそのままに思い切り足を踏んずけ)
あ、もうまたそんな事言うて...そんなん言う人と親分歩きたないわ
(相手の言葉遣いを注意するために一度繋いだ手を離し)
あっ……、そ、そうかよ、それなら別に…
(手を離されれば小さく声を出すも、強がりな為かふいっと顔をそらせばさきほど重ねた手は後ろへ)
……っ、…
(こちらを一度も見ようとしない相手にじんわりと目元に涙を浮かべながら唇を噛んでその後ろをゆっくりついていき)
...着いたで、ってお前何泣いてんの!?
(やっとたどり着いたと思い相手の方を見ると相手が泣いており、何事かと焦り)
う、うっせぇよばーか!何でもねえからこっちみんな!
(バッと腕で顔を隠し見られたくないのか態度はいつもの強がりな態度で)
ああ、ほらほら!ちょっと...
(苦笑しながら相手に近付き腕をどかせてせっかくのいい男が台無しだと涙を拭いてやり)
せ、せやな!
(お腹を抱え立ち上がり、これで相手の機嫌もひとまず収まったようなので良しとし相手を連れてスーパーの中へ入り)
そうやな...安売りしてるやつとかを重点的に頼むわ
(とはいえいいものは欲しいしと商品を手に取りながら比較的安い商品をカゴに入れていき)
ん。分かったぞ、安いのだな
(頷くなり出来るだけ安いものを、と値段を見つつ他のものと比べながら安い方を籠の中へ)
何や最近物分かりようなってきたなあ
(前まではこれ以上相手が働かないなんて切ない等と思っていたがいい傾向なのだろうとふっと口許を緩め)
はぁ?何言ってんだよ、畑の仕事とか手伝ってんだろ。物分りがいいのは昔からだ
(けっ、と顔を逸らしながら商品へ集中しながら安い中でも一番いいヤツを選びつつ)
そうやったかな...昔はよう手焼いたけど
(相手の発言にくすくす笑いながらも籠の中身には注目しており、一つ一つ確認作業を行っていき)
うっせー、昔は餓鬼だったからいいんだよ別に。
(偉そうな態度をしつつある程度の商品を入れては「これぐらいじゃねえ?他になんかいるもんあんのか?」と首を傾げながら問いかけ)
何やロヴィーノは永遠の反抗期って感じがするからなあ
(相手の言葉にはじゅうぶん同意出来たが自分の抱いているイメージも敢えて説明し「んー...うん、これでええわ!」メモと照らし合わせ確認し)
んだよ、永遠の反抗期って…。
(相手の声に苦笑にも似た顔をしては小さく溜息を吐いて「なら、早く買おうぜ」と相手を見つめながら)
そのまんまの意味やで?お前のそういう何か変にツンツンしてるとこ、親分嫌いじゃないで?
(ため息をつく相手を見ていたずらっ子みたいに笑った後清算のためにレジで並び)
別に変にツンツンしてるわけじゃ…っ…このやろー…。入口で待ってるぞばか
(言い返そうとするも既にレジに並んでいる相手には届かないだろうと唇をかんだ後ここで待っているのも邪魔になるだろうと一度相手へ声を掛けてから入口の方へと歩)
おう!待っといたって!
(聞こえていたかどうかは分からなかったが相手に向かって叫ぶように言い、その後何とか清算を終え相手のところに向かい)
おう、終わったか?
(精算を終えこちらへ戻ってきた相手へ軽く手を挙げ上記を述べ。これで家に帰るのかと少し物足りないような気もして)
...ちょっとゆっくりめに遠回りして帰ろうか
(そういえば、相手としばらくこうしてのんびり外を歩いてなかったと思い提案し)
へ…?遠回り、して帰んのか?
(相手からの提案に目を丸くしては首を傾げ乍見つめ嫌という訳ではないがタイミングが良かったせいでそんなふうに問いかけ)
何やオレと一緒に歩くん嫌か?やっぱりベッラの方がええんか?
(目を丸くしている相手の顔を覗き込んで問い)
えっ、ほ、ほな行こか...
(相手のあまりに素直な発言にあっけにとられ、照れている相手をからかってやろうという自分の企みが見事に崩れ去ったので苦笑しながら上着を掴んでいる相手の手を握って歩き出し)
はあ、でも残念。見たかったなあ…ロヴィーノ姫
(真っ赤な顔をしている相手に構わずにやにやしながら言い)
はっ…!?ふ、ふざけんなよ、!…どうせお前、家臣なんだろ(真っ赤な顔を上げながら相手へ視線を向ければ唇を尖らせたまま)
だってそりゃあ親分王子さまって柄じゃないもん
(ゆっくりと歩きながらもリードはしたいらしく少し引っ張り気味で、自分にはへらへら笑ってツンツンしている姫様の側にいる付き人的な立ち位置が合っている気がして)
何か堅苦しそうやんか...気楽な...あ、でも内職はせんでいい貴族のお坊っちゃま辺りがええなあ
(相手の気持ちなど知りもせずにへらへら笑いながら妄想し)
内職は嫌いじゃないねんけどなあ...あ、お姫様になってもトマトの収穫とか手伝ってくれる?
(相変わらずへらへら笑いながらも答えは一つしか認めないと言わんばかりに相手の手を少し強めに握り)
つーか、姫なんかになんねぇし畑も収穫も今まで通り手伝ってやるよばーか
(強く握られた手に驚きつつけっ、と顔を逸らしながらもきっと相手が求めているであろう答えをぽそり)
おっと!ははは、ほな帰ろ
(撫でている手を相手に捕まれて一瞬驚いた顔をするもすぐに普段通りとなり相手の手を引いて再び歩き出し)
あ、もうちょっとで家やな。遠回りしてしかもゆっくり歩いたのに何かあっという間やわ...
(相手と歩いていると家の近くまで来ていて、もう少し相手で...相手と遊んでいたかったのにと名残惜しそうに街を眺め)
そりゃ、家から近いところ選んだんだから当たり前だろ。何言ってんだおまえ
(何を今更、とでも言いたげな顔で見上げつつ何処か名残惜しそうな相手に首を傾げ)
そりゃな、まあそうやねんけどな...近いところの方がええもん
(あっさりと正論を述べた相手に対して少々拍子抜けしその後は何となく口を開かず歩き)
お、おかえり。何やノリがええなあ!
(控えめであれ相手がノッてくれたのが嬉しかったのか豪快に相手の頭を撫で)
いた...もう、ちょっと構ったり優しくしたらすぐこれや...
(痛みでしばらくしゃがみ恨めしそうに相手を睨んだ後立ち上がりゆっくりとした足取りで家へと入っていき)
……、はぁ
(恥ずかしさ上の頭突きであんな風に接されたらどうすればいいのか分からず頭突きしてしまう事に自分でも嫌気が指しつつソファーに腰掛け)
ロヴィーノ、腹減ってない?
(頭突きをされたところがまだ少し痛んで、その部分を押さえながら相手に声をかけ)
…別に、減ってねえけど…。……その、それ、悪かった…
(緩く首を振って顔を相手へ向ければ頭突きした所を抑えている様子に視線を外せばぼつりと謝り)
ああっ、成長したなあ…
(相手が謝ったのはこれが初めてではなかったはずだが、この謝罪の言葉を聞くたびに相手の成長を感じずにはいられず、熱くなった目頭をそっと押さえ)
あ、ごめんごめん!ええ男になったな!
(間違いを指摘されても構わずにこにこ笑いますます興奮して相手の背中を数回叩き)
え...せ、せやな!うんうんそうやった!
(一瞬表情を固まらせた後、相手を傷つけてはいけないと必死に笑顔を作り相手を誉め)
どっちにしても誉めてるんやから、気にするな!
(いじけていると思ったらしく何とか励まそうと相手の顔を覗き込み)
褒めてんのかよ…ったく、
(呆れた顔をしては足を組み太股に肘杖を付けばはぁ、と再びため息を吐き「で、これからどうすんだよ」とそのままの体勢で問い掛け)
そうやな...しばらくは内職かな。だからお前は...お金はあげられへんけど遊びに行っておいで
(買い物の後なので疲れているとは思ったが、その買い物に付き合ってくれた礼だと笑顔で言い)
遊びにって…、お前が内職すんだったら俺だって内職手伝う。どうせ、遊ぶ相手いねぇし
(笑顔の相手に眉間にしわを寄せれば見やり乍感謝しろ、なんて見つめては遊ぶ相手を思い浮かべてみるもそんな相手己には居らずぶすりと不貞腐れ)
何や寂しいやつやな、友達おらんのんか?
(口ではそう言いつつも内心は笑顔で、またそれが顔にも出ており口許がにやけいそいそと準備を始め)
なっ、ばっ…うるせぇ!俺にだって友達のひとりや二人いんだぞ!菊とか!つーか何ニヤけてんだよ!
(何故相手がにやけているのか検討もつかずただただ睨みつけては友達と称したものの実際菊とは余り関わりがなく)
菊?菊と仲ええんはどっちかっていうとフェリちゃんやろ?
(顔はよく似ているが性格がまるで違う相手の弟を思い浮かべ元気でやっているだろうかと笑顔で思いを馳せつつ段ボール箱を持ってきて)
お、俺とも仲良くしてくれてんだよ!
(ちぎぃ、なんて怒りながらダンボールへと視線を向けながら長らく連絡を取っていなかった己の弟を思い出せば後でメールでも送るか、なんて)
そうかそうか、そりゃええことや
(この癖のある相手と仲良くしてくれる東洋の島国に感謝しながら相手の発言には苦笑し)
うまなったなあ、ロヴィーノ!
(作業に集中していて目線は完全に手元を見ているが、相手が何をしているのかは把握しているようでうっすら微笑み)
ふん。そりゃ何年お前の手伝いしてると思ってんだよこのやろう!
(褒められて嬉しいには嬉しいのだがそれを顔に出すのは癪なのか顔は不機嫌そうにしつつもどことなく嬉しそうに作り出して)
それはええけど、そんな不機嫌な顔されたら親分もやりづらいわ...
(相手の作っている様子から嬉しいという感情が見つけ出せず表情だけを見て不機嫌いなっていると思い込み、やりづらそうにため息をつき)
ほんまにロヴィーノは素直になったなあ...時々
(まだまだ照れ隠しなのか頭突きをしてくることはあるがそれでも以前に比べたらだいぶましだと作業をしながら口許が緩み)
いやいや、いるいる...あ、ロヴィーノのおかげで今回やろうと思ってた分は終わりそう
(手元に集中しながらあとは夜にやろうと思っていた分で、この分だと午後から取りかかれそうなのでどうしようかと悩み始め)
いっそ、全部やっちまえばよくねぇ?そのほうが楽だろ?
(作り終えれば膝に頬杖をついては見つめながら提案を述べ、夜またやると言ってもこの量だと徹夜に成りかねないと溜息を)
そうやなあ、やってまうか!あ、ロヴィーノは今日シエスタどうする?
(自分は我慢できるが相手は大丈夫だろうかと確認の意味で)
あー…シエスタ…。シエスタぐらい我慢はしてやる。その代わり眠くなったら寝るからな
(そう告げ時計へ視線を向けるなりこんな時間かと腕伸ばして)
ああ、そうしてくれ。腹は減ってないか?
(相手の厚意を無駄にはできないとお願いすることにし、目も手も疲れていたが、もう一頑張りと手を動かし)
そうか、ほなあともうちょっと頑張ろ
(なかなか頼りになるところもあるではないかと思いながら、頑張っている相手を見ては薄く微笑み)
ん、オレもまだ大丈夫...ごめんロヴィーノ、今何時か見てくれる?
(手元に集中しているのと自分の位置から時計が見えにくいのとで相手に任せることにし)
今?あー、今は…13時過ぎだな
(手元を動かしながらも言われた通り時間を確認しそれを伝えればもうそんな時間かと驚き)
え、何か内職してたら一日がめっちゃ早い!
(それだけ有意義に過ごせているのかとも思ったが、夕飯の支度の関係もあり急いだところ手元が狂い少し失敗してしまい)
んな急がなくたっていいだろ、もう少しゆっくりやろうぜ?
(相手が失敗すれば苦笑を浮かべ手元に視線を向けながら手元を動かし)
そんなこと言ってたらご飯食べられへんで?
(えらく余裕の相手に少しムッとしたのでにやにやしながら食べ物の話で動揺を誘い)
ちぎっ…それは、困るけどよ。まだ時間はあるじゃねぇか
(食べ物の話に反応してはむっとくちびる尖らせつつ手元の物をくるくると指で遊び)
そんなムスっとした顔せんと...
(動揺はせずに却って怒らせてしまい手を止めて苦笑しながら相手をなだめ)
誰のせいだと思ってんだよこんちくしょう!
(ふいっと顔を逸らしては手元のものをぽい、と箱の中へ入れれば「もう手伝わねぇ」それだけ呟けばソファーに寝そべり)
ああっ!こら!
(相手を戦力として考えていたのでこの離脱は痛く「許してくださいロヴィーノ様」とソファに寝そべった相手に対して手を合わせてお願いし)
やだ、あとは自分で頑張れよちくしょうめが!
(ふん、と体毎背もたれの方へ向けば相手の方を見ようとはせずに悪態をついたまま)
そんなあ!
(あっさり相手に後ろを向かれ目に見えて項垂れてしまい、こんな事をしている場合ではないと相手の説得を諦め再び黙々と作業を始め)
……、ん、
(悪いとは思いつつこんな性格上言えるわけもなく、相手が静かになったのをいい事に目をつぶればいつの間にか眠りに落ちて)
......ん、ロヴィーノ?
(気が付くと相手がやけに静かになっていて、様子を見てみると相手が眠っており苦笑しながら毛布を持ってきて相手にかけてやり)
……んぅ、…も、くえねぇぞ…
(寝言を小さく呟きながら毛布がかかればそのまま丸くなってすやすやと寝息を立てながら気持ちよさそうに寝て)
結局シエスタしてもうた...
(くすくす笑いながら相手の頭を撫で「今日はありがとう、お休み」と言葉をかけた後再び内職作業に戻り)
ん……とーにょ…
(寝言で相手の名前を呼びながらぐっすり寝つつ毛布をぎゅっと握り締めてはむにゃむにゃ口を動かし)
ん、何や?起きたんか?
(作業に集中していると相手が自分の名を呼ぶのが聞こえたので手を止め、ゆっくりと相手の方へ向かい様子を確認し)
…ん…このやろー……
(相手が様子を確認しているなど知らずすやすやと寝息を立てながら寝言をポツリと呟けば何か夢を見ているのか心做しか表情は柔らかく)
幸せそうやなあ
(相手の寝ている様子に表情を緩め、悪戯のために頬をつねろうかと思ったがやめて変わりに頬にキスをし)
ん……う、んん…
(ぴくりと眉を動かすも本人はまだ夢の中で唸りはするものの起きる気配は全くなく、幸せそうな顔は変わらずにぐっすり眠り)
...困ったな
(これはまだまだ起きそうにないと苦笑し、このまま寝かせておこうとまた相手から離れて作業を再開し)
……ふぁ、あー…
(数分後、もそりと寝返りを打つなり欠伸をし目を開けぱちぱちと瞬きすれば掛けた覚えのない毛布が上にかかっていることに気付けば首をかしげ不思議そうに見つめては離れた所で作業する相手を視界にいれ)
...もうちょっと、やな
(もう一息なので集中力もピークに達しており、相手が起きたことにも気が付かず黙々と作業を続け)
……とーにょ…?
(名前を小さく呼ぶもきちんとした発音ではなく寝起きの為かほわほわした口調になるも本人はちゃんと呼んだつもりで)
ん?
(また寝言だろうかと相手の方へ行くことはしなかったが、体を動かし振り向いて相手の様子を確認し)
…はやくおわらせろよ…このやろぉ…
(まだ眠いのかうとうとと船を漕ぎ出せば再び瞼を下げ眠気のせいでハキハキとはしゃべれずふにゃふにゃした言葉で)
完全に寝惚けとるなあ
(苦笑しつつハイハイと頷き、作業を続けようやく終わり大きく体を伸ばし息を吐き)
……んぁ、
(いつの間にか二度寝をしていたのかぱちりと目を開ければ暫く天井を見つめ意識がはっきりしてくれはあくびをして)
あ、おはよう...そんなんで夜寝れるんか?
(終わった内職の段ボールを片付けて戻ってみればあくびをしている相手がそこにいて思わず笑いだし)
で、ロヴィーノはこんな時間に起きてこれから何すんの?
(にやにやしながら相手に近付いていき、その場でしゃがみこみ)
え、オレと?うーん...じゃあちょっとだけな?
(普段相手があまりしないようなお願いに一瞬躊躇するがたまにはいいだろうと思い直し「どこで寝るの?移動する?」赤くなった相手の顔をつつき)
ん、…部屋、ベッドでねる
(つつかれればその手を叩きながら赤い顔のままポツリ呟き、起き上がりながら小さくあくびし)
いたっ!じゃ、じゃあ移動しよ?
(叩かれたところが痛くて手を押さえながら立ち上がり相手が起きるのを待つことにし)
…ん、移動する
(起き上がれば掛かっていた毛布を抱きしめ欠伸してはそれを抱きしめたまま立ち上がり部屋へと足を向け)
ほんまこうやって見てたらこどもやなあ...おねしょはさすがになくなったけど
(くすくす笑いながら部屋へと向かう相手の様子をしばらく眺めたあと自分も後に続き)
…ん。トーニョ、となり…
(部屋へつくなりベッドへと入れば後からついてきた相手へ隣をポンポンして寝転がるようにいい)
はいはい...
(苦笑しながら恥ずかしそうに頭を掻き、相手の隣に入って相手の方を向き相手が眠るまで頭を撫でていようと手を伸ばし)
……ん、はやくなでろよ…このやろ
(その手をぎゅ、と掴んでは己の頭へ導きその後相手へ擦り寄って小さく欠伸をして)
ほら、よしよし...
(それが人にものを頼むときの態度かと思ったのと同時にやはり可愛くて発狂しそうになったが、このようなとき自分は本当に訳の分からないことを大声で叫んでしまうらしく目を閉じて小さく数回深呼吸をし必死に抑えながら相手の頭を撫で)
…ん、
(むにゃむにゃと口元を動かせば撫でられる感覚が気持ちがいいのかそのまま再び眠りへ落ち無意識のうちに相手の服をぎゅ、と握って)
うーん...
(心の中では"可愛すぎやろぉぉぉおおお"と叫びつつも今叫ぶと確実に相手が起きるので必死に抑え、やがて自分も一眠りと相手の頬の辺りに手を置く形で自分も目を閉じて)
…とーにょ…
(寝言でぽつり相手の名前を呼びながら夢で撫でられている夢でも見ているのか手に擦り寄り表情は穏やかで)
ん...
(相手から名前を呼ばれた気がしてうっすら目を開けたがただの寝言だった事に気付きそのまま再び目を閉じて)
……ん、ふぁあ…
(数分後、もぞりと動けば目を擦りながら欠伸をこぼし眠そうな目で天井をぼんやりと眺め隣から伝わる体温に視線を向けては''そうだ、一緒に寝たんだった"と隣で眠る相手の寝顔に小さく笑い起こさぬよう顔を近付ければ「Ti amor.」と呟き乍額へ口付け)
へ...何?
(顔に何やら感触がありうっすら目を開けたがまだ少し寝ぼけており反射的に声をかけたといった感じでその後目を擦り完全に目覚めようとしていて)
…ん、起きたかこのやろー。腹減った
(相手が起きた気配を感じ取れば布団から起き上がり相手の方を見つめ先程の口づけは秘密にしようと布団を叩いて)
はいはい…何か食べたいもんあるか?
(あくびを一つし大きく伸びをして、起きてすぐにそれかとくすくす笑って起き上がり冷蔵庫には何があっただろうかと考えながらキッチンに向かい)
…んー、パエリア
(相手の後ろを付いていきながら食べたいものの名前をポツリと呟いてはソファへぼすんっと座って)
パエリアか...
(せっかくなのでパエリアと相手の好きなトマトを使ったスープでも作ってやろうと相手の一言で献立を決めキッチンで材料集めにかかり)
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