太陽の笑顔(APH)

…、足、
(大人しく言われた通りに椅子に座れば打った場所を言いながら怪我した方の足を投げ出して「脛、角で打った」と言いながら)

(/いやいや。余り萎えとかがない人間なだけですよ)

どれどれ...うわ、これは痛そうやな
(小さな台を見つけてきてそこに相手の足を置き様子を見てそう呟き、湿布を貼りながら「寝ぼけとったんとちゃうか？きいつけなあかんやろ」静かに少し低めの声で相手に注意し)

(/最終的には恋人に...とのことですが、恋人になって終わり、というわけではないですよね？)

ちぎ……だって、
(湿布の冷たさにびくりと肩を揺らしながら注意されれば不貞腐れた顔で言い訳を言おうと口を開いて)

(/終わりではないです！)

だって...何や？
(全く反省するそぶりを見せない相手に少し苛立ちを覚え「そんな態度見せられたら心配する気失せるわ...終わったで」湿布を貼り終わり、ゴミや救急箱を片付けるために相手に背を向け)

(/よかった！私的にはある意味そこからが本番かなと思っているのですが...)

…、アントーニョ…?
(相手の様子が何時もより違うことに気付けば名前を呼び「ど、どうしたんだよ…」と様子を伺うように問いかけ)

(/付き合って終わり、とかは悲しいですしまだまだ！)

歩けとるみたいやし、あとは自分で移動してな。あ、外には出るなよ。もうすぐ暗なるし、その怪我やしな
(相手の怪我の手当てが終わり、相手の問いには答えずに「オレ晩飯作るから先行くな」相手を置いて部屋から出て)

(/主様の中でどの段階で付き合い始める、とか希望はありますか？)

え、あ、アントーニョ…？
(部屋に一人残されれば呆然と。「なんなんだよ…ちくしょー…」冷たくなった相手の対応に唇を尖らせれば自分の部屋へ戻ろうと椅子から立ち上がり部屋を出て)

(/特に決めてないのです…。こまった…)

ふふふ、あとはこれで火をつければ完成や
(少し中断はあったがどうにか晩御飯に間に合うように作ることができて「昼間はロヴィーノの家の料理やったから、次はオレの家の料理やな！」相手の反応を予想しながら呟き)

(/なかなか展開が予想しづらいので決めにくいですよね。変な質問をしてすみませんでした！)

アントーニョのくそー…
(自分の部屋でごろごろしながら相手の悪口ではないが貶したかのような発言をしながらぶすりと未だに不貞腐れた顔で「はらへった」お腹を摩りぽつり)

(/いえいえ！大丈夫です、が、そのうち展開をすすめていきたいですね)

よっしゃ、完成やで...
(出来上がった料理を見て自分で感動しながら「ロヴィーノ、晩飯出来たでー。おーいロヴィーノ」相手の名を呼びつつ相手がいるであろう部屋に向かって)

(/そうですね、きっかけになるような事があれば...いきなりの告白だとロヴィーノ君びっくりしちゃいますので...)

…アントーニョがよんでる…
(聞きなれな声を聞けばのそりと起き上がって起きる気は無いのかそのまま、沈み)

(/きっかけ作りますね！)

ロヴィーノ？どないしたん？
(相手がいるであろう部屋に相手はいたのだが何やら様子がおかしくて「足、痛むんか？歩かれへんのんか？」心配そうに近付いていき)

(/あわわ！すみません、何やらお願いしてしまったみたいで..)

…おいトーニョ、
(さっきのは一体なんなんだ、と言いたげな顔で見つめながらあくびをひとつ「歩ける」とだけ呟き)

(/いえいえ、頑張ってきっかけを…!)

ま、まあ歩けるんやったら...
(相手の自分への呼び方が『アントーニョ』から『トーニョ』になっていることに少しドキッとしたが、歩けるとは言ったが怪我をしている相手を放置することはできず、いつでも助けられるよう準備だけはして)

(/何から何まで本当にすみません！)

んだよ、さっきは置いてったくせに
(不貞腐れ頬を膨らましながら立ち上がれば思ったよりは痛まないのか平気そうにし「…飯だろ、早く行くぞこのやろー」と1人で)

(/お気になさらず！)

何をそんな機嫌悪いねんな...
（相手が何かイライラしているのは分かるのだが何に対してイライラしているのかがよく分からずこちらもイライラしてきて「さっき置いていったんは晩飯作るためや...ってちょっと待てや」慌てて一人で行こうとする相手を追いかけ）

（/全力での...っかれたらいいなあと思います！）

…ふん。
(1人先々行きながら相手の方を見ようとせずに部屋へ入れば椅子に腰掛け「わかんねえんだったらいい」と呟き)

(/頑張りましょうぞ…!)

あのな、言わな伝わらんこともあるんやで？
（椅子に腰掛けた相手に怒鳴るように言ったあと「オレはお前の事もっと知りたいよ…お前の口からもっといろんな事聞きたいねん」絞り出すように）



（/この辺りからがんがんいけたらと思いますが、とりあえずここではこれ以上の事は止めて何回かこういうイベントを...の方がいいですかね？主様的にはいかがでしょう？）

…っ、
(びくり、と肩を跳ねさせ絞り出すような声でいう相手をちらりと見やれば「トーニョ…?」と声を掛けるなり視線を彷徨かせ)

(/そうですね…こういうイベントを何回かやるのもいいと思うのですが、このままでも良いかと…!ここら辺で二人の中が少しでも縮まればなあと)

まあ無理にとは言わへんわ...
（ひょっとしたら自分に言いたいことなどないのかもしれない、突然そんな事を言われても困るという彼なりの意思表示なのかもしれないという思いが芽生え「晩飯取ってくるわ」とその場を後にし）


（/じゃあこのままがんがん...いけたらいきますね）