【カゲプロ】アカヅキ団に入りませんか？【団員募集中！】

＞クルス

‥げほっ…
(上手く息ができずに軽く咳き込んでしまい)

>西宮

…っ！？、(西宮が咳き込んでしまって慌てて手で押さえたが、どうやら女性に聞かれてしまったようで)…まずい、一度移動しよう

>クルス

…先に行って
(息が上がっていてこのままでは相手の足手纏いになると思ったのか「す、ぐ、行く、から」と付け足して)

>西宮

…？お前が行かなかったら見つかるだろ？…俺が行っても意味はない(相手の顔を見ながら)…今(とつぶやいた後に猛スピードで西宮を抱き上げ、女性に見えないように回り込みレジに到着する)…ハァ、この服、金と、このまま着ていくぞ？(お金を出しながら店員に問う)

>クルス

お、降ろして…(相手に抱き上げられれば思わず小さく悲鳴をあげそうになるのをこらえてそう伝え)
(状況を察したのか店員も会計を手早く済ませれてくれて)

>西宮

…走れるか？(西宮の体調を心配して)…走れるなら少し走る。走れないならこのまま走る(後ろの女性を警戒しながら)

>クルス

早く、行こう…、母さん、こっち見てる…、気がする
(とにかくここから出たいのか走れるからと付け足して)

>西宮

…分かった(西宮をそっと降ろし)…ひとまず人の多さを利用して人に紛れるぞ(自分の体で西宮を少しでも隠しながら走ろうと促す)

>クルス

…が、眼帯、目立つ‥…
(こくんと頷くも自分の眼帯に触って)

>西宮

…その眼帯は取れないのか？(尋ねてみる)

>クルス

…どっちが目立つ
(取れるらしいが、眼帯か眼帯をとって縫い目を曝すかどちらが目立つか問いかけ)

>西宮

…眼帯のままでいろ(人並みを掻き分け走りながら)…こっち(手を引っ張り右のフードコートに向かう).

>クルス

…うん
(相手についてくのが精一杯で手を引っ張られた時は一瞬困惑するも状況理解すれば安心して)

>西宮

…このくらいでいいだろう(フードコート脇の通路に身を隠しながら)…今日は走りっぱなしだな…飲み物でも買ってくる、何がいい？

>クルス

み…水……
(はあ、はあ、とまたしても息を上がらせながら辛うじてそう言い)

>西宮

…そうか(水だと聞いて無料の水を取りに向かう)…西宮の母親嫌い…深刻だな(あの拒絶ようからそう結論づけ)ほら、西宮、水だ(冷たい水をコップ一杯に入れて西宮に渡す)

>クルス

…‥‥あんな人、好きになれるのが可笑しい
(静かにそう呟けば礼を言って水を受け取って一口飲み)

>西宮

…何があったのか、聞いていいやつか？(人の昔話にも聞いてはならないものもあり、相手に聞いていいか問い)

>クルス

…別に、いいけど
(相手なら大丈夫だと思って頷き)

>西宮

…すまないな(一度断ってから)

>クルス

…右目の話でもしようか
(何から話そうかなと悩んだ末そう言って)

>西宮

…(腕を組みながら黙って話を聞き )

>クルス

区別したかったんだって…、弟と
(眼帯を触りながら弟がいたと話していき、どうやら生前その弟は自分と君が悪いほど瓜二つだったそうで)

>西宮

…その程度の理由でか？(それは流石に酷すぎると思い)

>クルス

さあ…、私にはそう言ってたけど
(「ただのオモチャだったんだね」と弟の子と思い出し)

>西宮

…父親、とかは守ったりしてくれなかったのか？(母親がダメなら父親はどうかと尋ねて)

>クルス

………逃げた
（父親のことは好きだったのか顔俯かせてそうつぶやき、「でも、お父さんは正しかった」と)

>西宮

…そうか(フーと一度深呼吸をして怒りを鎮め)

>クルス

…その後はね、冬に棄てられちゃったんだ
(「弟も一緒にすること無かったのに、な」と紙コップに爪で書き慣れていないのかお世辞にもうまいとは言えない字で総と書き)

>西宮

…？総？(西宮が紙コップに書いた総？とらしき文字を見て)

>クルス

…弟、の、名前
(珍しくクスッと笑って「いい名前、でしょ」と誇らしげに言い)

>西宮

…そう、だな(西宮が笑ったので少し安堵しながら。ふと、疑問に思い)…弟さん、はどうしたんだ？(まさかとは思うが、念のため聞き)

>クルス

…‥総も、一緒に
(それからのことは言わずに、「私じゃなくて、総、だったら、よかったのに」と呟いて)

>西宮

…そうか(目を瞑って静かに話を聞きながら)

>クルス

……クルス、は？
(自分の中で相手は優しい人だとインプットされており、相手はどうなのだろうと気になってそう問いかけ)

>西宮

…俺の過去か？(少し表情を曇らせたが、西宮が話したのだから話そうと思い)…俺は…殺人鬼だった(少し上を見ながら)

>クルス

…‥‥こんな、人の多い所で、してもいいの
(相手の言葉聞けばどこか人気のない所へ行った方が良いんじゃないかと思い)

>西宮

…そうだな(静かに呟き、人気の無さそうな場所へと歩き出す)

>クルス

……っ
(相手の後ろをついていき、途中で咳き込みながらも足は止めず)

>西宮

…ここなら誰にも聞こえないだろう(西宮が咳き込んだ事に気付かずに)…で、なんだったっけな

>クルス

…殺人、鬼
(収まった合間を見て相手にそう呟きかけ)

>西宮

…ああ、いっぱい人を殺してた…(懐かしそうに、だが少しうつむきながら)

>クルス

……そう
(何故そんなことをしたのだろうとは思わずにただ頷いて)

>西宮

…最初は、親を殺した反動でな…(手を握りながら)…人を殺すのが、楽しくなっていた

>クルス

…へぇ
(相手の話聞けば一瞬ぞっとして肩震わすも、自分ももしかするとそうなっていたかもしれないと思い)

>西宮

…それで、殺し続けて…仲間が出来て(懐かしみながらも、手を握りしめて)…裏切られた…

>クルス

…酷い…
(随分と血生臭い話だと思いつつ、裏切られたと聞いてそう呟き)

>西宮

…そいつ…ある組織の幹部だったらしくてな…(遠くを見つめながら)…それで、警察共に場所突き止められて…蜂の巣さ

>クルス

…蜂の巣…って、銃……？
(思わず顔顰めて相手に遠慮がちに問いかけ)

>西宮

…ああ(目を細めながら)…で、今俺を裏切った奴を探してる…復讐するためにな(コップを握り締めながら)

>クルス

…だめ
(何を思ったのか自分でも分からないが気づけばコップ片手に持って片方の手で相手の手に触れてそう咎めるように)