雪村千鶴 2015-08-09 19:38:03 |
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平助
応援?俺が千鶴を?
…はは、笑わせてくれてどうもありがとう。
でも生憎、俺は千鶴が嫌いだ。俺を差し置いて自分だけ幸せに暮らして。
その間俺がどんなに虐げられて嫌われてきたか…
(可笑しそうにしばらく笑っていたかと思えば急に悔しそうな表情をして短刀を床に投げつけ「君とは戦う気、ないから。」とまた笑顔に戻って)
>薫さん
そんな、じゃあ父様は…(相手の物言いだと己と血の繋がりを持つ人物は、ずっと探し続けていた父ではなく目の前にいる兄と名乗る彼であることになる。頭では整理出来ていたが、どうしても気持ちが付いていかず。此方へと歩み寄られては反射的に後退してしまうが悲しそうな表情を目にしては「あ…」小さく声を洩らし動揺に瞳を揺らして)
>平助くん
へ、平助くん…?(その言葉の先は分からないが鼓動が速くなり頬が熱くなるのを感じたため、とにかく逸る気持ちを落ち着かせようと小さく深呼吸をして。相手に大事がないことは幸いであったが、ふと視線の先が亡くなった羅刹へ向いていることに気付き。どんな言葉が正しいのか知ることは出来ないが「きっと、この方は…平助くんに助けられたんじゃないかな。自我を忘れてしまうのは、それは底の見えない恐怖に堕ちてしまうのと同じだから…」視線を下へと向けつつも思う言葉を紡いでいき)
千鶴
信じるか信じないかはお前に任せるさ。
鋼道さんは、お前を鬼の里から連れ出しただけの人だ。
父親でもなんでもない。
…受け入れてくれないとは思うけど…俺を嫌わないでくれよ。
(申し訳なさそうにぽつりぽつりと呟いて。「お前に虐げられるくらいなら死んだ方がいい」縋れるのはお前だけだ、と相手の手を取って)
>薫さん
――それでも、私をここまで育ててくださった父には変わりありません(一呼吸を置き、ようやく気持ちに区切りをつけることが出来ては拳をぎゅっと握り己なりの言葉を告げ。たった一人の兄を受け入れないことの方が己にとって苦難かもしれない。やがて決意したように一つ瞬きをして見つめては「虐げるなんてことはしません。正直驚きの方が大きいですが、貴方が私の兄と分かっただけでも嬉しいです」ゆっくりと首を振ってから微笑みと共に述べ)
千鶴
お前はやっぱり兄さんの妹だ。
その真っ直ぐな目。それで幸せを勝ち取ってきたんだろ?
俺にも分けてくれよ、その幸せ。
(自分の虐げられた過去を思い出し少しさみしそうな顔で悲しそうな顔で上記述べて、嬉しいと言ってくれた相手にこちらも嬉しい、と少しだけ微笑んで見せて。着替えてくるよ、と今更女の格好でいる必要もなくなったのでその場を離れ)
>薫さん
分ける…ですか(分けるとは具体的にどのような行為を取れば良いのか分からず、すっかり困り果てては眉を下げ。だが、此方へと向けられる表情は嘘ではないため「…はい。薫さんが望むのであれば分けてあげたいと思いますし、それに…幸せを分かち合いたいとも思います」己なりの言葉でゆっくり紡いでいき。兄妹ならば敬語を外してしまって良いかどうか迷ったが、相手とは親睦を深めていきたい。そう思えば丁寧な話し方を止め「分かりまし…、分かった。待っているね」微笑み頷くと相手の背を見送り)
千鶴
ふっ、お前は真面目でいい子だ。
父さんに似たんだろうな。
(相手のゆっくりと吐かれた言葉に口元を緩め頭をぽん、と撫でては「すぐに戻る。いい子に待ってるんだぞ。」部屋を出て相手の顔が見えなくなると耐えてきたものが一気に押し寄せその場に座り込んで泣きだしてしまい)
>薫
薫…?泣いているの?(撫でられた箇所に手を置き、先程の光景を思い返せば口元を緩ませ。ふと襖の向こうから声を押し殺すようなすすり泣きが聞こえてきたため心配になり引手に指を掛けて開けようとしたが、もし相手が泣き顔を見られるのが嫌ならばと考えては思い留まり。不安が募る気持ちを抑えるように胸の前で手を重ねると襖の向こうへと声を掛け)
千鶴
泣いてなんかいないさ。
千鶴は心配しなくても大丈夫。
(掠れた声でそう答えれば立ち上がり別の空いた部屋を探して入りいつもの黒いマント姿に着替えて「千鶴、待たせたね。」にこにこと平然を装って相手の部屋へ戻って)
>薫
ううん、大丈夫だよ(己ではとても役不足で頼りないことは理解しているが、もっと頼りにしてほしい。そう思えば思うほど、だんだんと悲しい気持ちになり。俯き気味になりつつ溢れる思いをじっと堪えていたところ、襖が開けばすぐさま顔を上げて左右へと首を振り。座布団へ座るため戻ろうとしたところ茶から湯気が出ていないことに気付き「あ…。お茶、冷めちゃったね。淹れ直してくるね」盆へと湯のみを載せては立ち上がり)
千鶴
千鶴、どうしたんだい?
悲しい顔をしているね。何かあった?
(襖を開けると見えた表情になにかしてしまっただろうかと心配になり。茶を庵れなおすという相手の言葉に、持ってきた八つ橋も出してやろうと共に台所へ向かっては「千鶴は何も心配はいらないよ。俺は平気だ。」不安そうな相手の頬を一撫でしてやり)
>薫
せっかく薫が心配してくれているのに…ごめんね、私には平気そうに見えないの(普段の調子で入室した際、相手の目が赤くなっていることが確認出来たため涙を流していたことは事実であると確信して。優しく頬へ触れられては足を止め「薫が悲しんでいるのに、私は…何もしてあげられなかった」目の奥がつんっと痛くなるのを感じればじわりと視界が歪み、そこで初めて己は泣きそうになっているのだと気付いて)
千鶴
…どうしてお前が泣く必要がある?
仕方ない子だな。…どうしたら笑ってくれる?
(女性に目の前で泣かれるのは初めてのことでどうしたものかとおろおろしていたがとりあえず慰めなくてはと頭を撫でたり背中をさすったりして。焦れたようにふわりと抱きしめ「これでいいかい?」とできるだけ優しい声を心がけて)
>薫
あっ…ご、ごめんなさい!すぐに止めるから…(ぐしぐしと袖口で拭うも一向に止まる気配はなく、力になれるどころか逆に相手を困らせてしまったようで。いつも後悔ばかりが後から来て、本当に自分は役に立てることが出来ないと実感させられ。懸命に己を宥めてくれる様子になんだか安心してしまえば「…うん。ふふ、ありがとう薫」手は盆で塞がれているため、肩口へ擦り寄っては小さく微笑みを浮かべ)
千鶴
初めてお前のためになにか出来た。
ずっと…こうしてやりたかった。お前だけが俺の家族なんだ。
(今まで何も出来ずに、もはや他人のふりをしてきたことに大きな後悔をしては「千鶴はこんな俺にも笑ってくれているのにね」自分は影でこの人を一瞬でも憎んでしまったことを恥じてはぎゅっと力強く抱きしめ直し)
>薫
それなら、これからは一緒に笑い合おう?丘へ行って、お花を摘んで編んだ冠も…薫と一緒に作りたい(自身を卑下してしまうのは己も同様だが、そればかりでは悲しさに下ばかりを向いてしまうことを己は経験しているため明るい先の話をして。先程よりも腕に力が入るのを感じては、それほどまでに大切に思ってくれているのだと改めて分かり「わわ、苦しいよ」なんて笑えばおどけてみせ)
千鶴
お前と一緒なら…俺も次は幸せになれるかな。
(虐げられ続けた今までをどこか楽しそうに振り返り相手の言葉に頷いて。「ああ、ごめんよ」苦しいと言った相手をぱっと離してはもう一度頭をぽんぽんと撫で)
>薫
…なれるよ、きっと(幸せになれない人なんていない、そう思えばそっと微笑んで肯定するように頷き。相手に頭を撫でられると何処か安心できるものがあり、頬を緩ませると嬉しそうに撫で受けて。ふと冷めた茶の存在を思い出せば「あ、お茶を淹れ直さなきゃ。薫、行こう?」腕を使って盆を片手で持ち、空いている方の手を差し出しては首をゆるりと傾げ)
キャラリセ実施日一週間前となりましたので、記載いたしますね。
▽参加者一覧
・雪村千鶴(主)
・斎藤一(※キャラリセ対象者)
・藤堂平助
・沖田総司(※キャラリセ対象者)
・土方歳三
・山崎烝
・南雲薫
まだまだ参加希望者様を募集しておりますので、どうかお気軽に足を運びください。
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