匿名主 2015-08-06 21:35:59 |
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それが優しさだよ
(切なそうに呟く相手が頭を振れば、微笑んで上記を述べて。突然止まったかと思えば目をつむったりする相手にこの雨の中本当に動物の声が聞こえるのだろうか。そんなことを想っているとまた走り出す相手についていき。すると急斜面の下を覗き込む相手と小名条に自分ものぞきこめば「どうかしたんですか?」と問いかけて
そうですかね…
(本当に助けることが優しさなのかなと思い首をかしげて微笑む相手を見ては目をそらし。問いかけられるとすっと指をさし「いた…子グマ」とすぐ下に親グマとはぐれてしまったのかまだ小さい子グマが鳴いていて、足元は雨でぬかるみ今すぐにでも落ちそうだとわかれば助けに行こうとフードを取り上に着ていた服を脱いで)
ホントだ…
(相手が指を刺せばその方角に視線を向けて、するとそこには子クマがおり、そのクマを助けようとフードをとって崖へ向かう相手に「ちょ、ちょっと待って!助けるったってどうやって…!?」この急斜面の中どうやって助けるのか問いかけて、すると相手の方を向けば普通の人間より尖った耳が視界に入り「その耳…」と指をさして
ね?
(いたでしょというように相手を見て、フードを取ったことにより隠していた耳がバレて指をさされればふいっと目をそらし「人に言いたいなら言えばいい、私はあの子を助ける」と告げると急斜面を器用に降りていき、子グマのいる場所に着地すると「大丈夫、助けるから」と優しく微笑みながら自分よりも大きい子グマを抱き上げてどうやって戻ろうと見上げていて)
え、ちょっ、ちょっとぉ!
(耳のことに関してふいっと視線をそらして崖の下へと器用に降りる相手を見て「すっげぇ…」と言えば子グマを抱き上げる相手は困り果てているようで何かないかと思えば登山用のロープを持っていたことに気づき「フランさーん、これに掴まって」とロープを垂らして
え、あ…
(ロープが目の前に垂れてくればそれをギュッと掴みそれと同時に足場が崩れて片手だけでロープを掴んでることになり「っ…」子グマを抱っこしてることによりずるずると落ち初めて、それでも離さないようにと力を込めて握ったままで)
フランさんッ!
(ロープを掴んだと同時に足場が崩れて無くなり、相手は片手だけロープを掴んでいる状態なためズルズルと落ちていけば咄嗟にロープを掴み「待ってて…!」とロープを手繰り寄せて
う、ん…
(動くと落ちる可能性もあるため大人しくしていて、子グマも心配してるのか小さく鳴くため大丈夫だよと呟き、このまま何も起こらないでくださいと心の中で祈っていて雨は鬱陶しくずっと降り続けていて)
んしょっ
(相手に余計な負担がかからぬよう、ゆっくりゆっくりとロープを手繰り寄せて。しかし、相手の手前辺りでブチブチッと不吉な音が鳴り出して「やばい!」と言えば急いで相手を引き寄せて。しかし、頑張り虚しく一歩手前でロープが切れれば咄嗟に手を出して相手の手首をつかんで
あっ…っ!
(ロープが切れ一瞬宙に浮く感じがして、落ちるっ!と思い目をきつく閉じるといつになっても衝撃を感じずうっすらと開けると手首をつかんでる手が見えて落ちずに済んだんだと安心するがこのままでは全員落ちると思い、この子だけでもと「ねぇ、今から子グマそっちに投げるから受け止めてくれない?」と相手に伝えて)
ふぅ…
(なんとか掴めたようだと上記のように一息つけば、こちらに熊を投げるという相手に「それじゃお前も落ちるだろ…!」と言えばもう片方の手で相手の手首を掴めば「ふんっ!」と一気に力を込めて相手を引き上げて
それでもいいからって…きゃあ!
(落ちると言われても自分は何とかなると思っているので自分はいいからこの子だけでもと思っているが、一気に力が加わり引き上げられると驚いて声を上げてしまい、引き上げられた時に全ての力は相手の方にかかってるのでそのまま相手に突っ込むように倒れて)
うおっ!?
(そのまま相手を引き上げれば勢い余ってしまったのか相手がそのままこちらに突っ込んでくると反応しきれず自分も後ろに倒れこんでしまい。「いてて、大丈夫か…?」と打ったところをさすりながら相手に問いかければ今の状況に気づき、相手との距離の近さに顔を赤らめて
っ…大丈夫です…
(二人が倒れたと同時に子グマは転がって草むらに突っ伏していて頭を振りながらきょとんとしていて。助かったと安心しながら腕をついて起き上がると相手を押し倒してるような体勢になり、何故か自分の下に倒れている相手を見て何してんのという顔で見ていて)
よかった…
(相手がこちらの問いかけに対して大丈夫と言えば、ホッとして。こちらに何をしてるのかと言いたげな顔の相手に「とりあえず、早く退いて」とこの状況、我慢ならんのかそう言って
私より人間の君の方が心配だ
(自分を助けようとしなければ相手だって危ない目に遭わなかったのでこれも自分のせいかと思い、一応怪我してないか心配し。「あ、うん」相手から離れて子グマのところに行くと母グマが近くにいたのかそちらに走っていくのが見えて安心し)
人間…そうだ…!
(相手がまるで自分が人間でないような発言をすると、相手な異形な両耳を思い出し、「フラン…その耳は…」と指をさしながら改めて問いかけて
…君はエルフって知ってる?
(耳のことを聞かれると、脱いだ上着を手に取り濡れてるのを構わず再度着てフードをかぶり。このまま隠すことは出来ないと思い、自分の正体であるエルフのことを知ってるかと相手に問いかけ)
あの、物語に出てくる?
(フードを被りながら問いかけてくる相手に対して、童話などによく出てくるエルフは聞いたことがあり、「まさか、フランはエルフなのか…!?」と驚いた顔をして
うん…
(物語と言われると人間はそういう解釈かと思いながら頷いて、「まぁ…そうだよ」驚いた顔をしてる相手を見てうなずき、雨が鬱陶しく降っているので家に帰ろうと相手に向かって手を差し出して)
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