ノアール狐 2015-08-01 15:03:03 |
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通りすがり:そんな逃げるの?なんて言ってるお前も
成長してない事に気付け!ドアホwww(俺の知ってる通りすがりじゃなかったら
すまない)
チリリン___
チリリン___
鈴が鳴る
チリリン___
チリリン___
鈴の音が
さぁさ、さぁさ、御客人。
___狐は、お好きかい?
「___つまらないですね。何ですかソレ?ただの自己満足の質問とか?」
「………どうでもいいけど、どうかな?『狐は、お好きかい?』」
沈黙。
……はぁ……つまらないのはこっちだね。
こうも反応がないとやっぱりつまらない。
「好きか嫌いか、どっちだい?」
「嫌いだ。」
「即答ですか。」
何それ、傷つくんだけれど。
まぁ、どうでもいいけれどね。
「そんなことより、アレはどうしたアレは。」
「アレ、とは?」
「私に聞くな。」
じゃあこっちに振らないで欲しい。
一体何を考えているんだこの女。
理解に苦しむ。
「おい、鍵。そんなことより、早く退け。」
「鍵って言うな。」
「仕方ないだろう。お前は鍵だ。それは変わらん。それともナニ?ちゃんとした名前でもあるの?」
………痛いところを突くね。
別にないけど鍵って呼ばれるのは、いささか不愉快というものだ。
全く。コイツは本当にヒトか?
いや、ヒトだからここまで……
というか、最初の敬語はどこにいったのだろう。
………やめよう。面倒だね。
「別に名前はないね。前はあったけれど、ここに来てから全部飛んだ。」
「あーそう。じゃ、そこ退いて。」
自分で言で聞いておいて何を言う。
そこで思い出す。
「……そう言えば、御客人の名前って何かな?」
ここに飛ばされて初めて会う人間の名前をまだ知らない。
目の前の、紅い女の名前を。
「___ん?名前?あー、そう言えば言ってなかったっけ。っていうか、こっちからすれば御客人はそっちなんだけどね。ま、歓迎する気ないけど。」
つくづく酷い女だ。
一体どんな思考をしてるんだろう。
まぁ、どうでもいいけれどね。
「……で?名前は?」
「紅園。指揮音 紅園。」
「シキネ……クオン?」
シキネ、クオン………
指揮 音 ク オン ?
指 揮音 紅 園………
指揮音 紅園。
「ふーん。お前、知ったな?」
「……まぁ、知ったね。」
「この、鍵め。」
鍵。
確かに。
これは『鍵』だね。
コレは、確かに『鍵』だ。
白い腕が不意に伸びてくる。
それは喉元で止まる。
「死んでみるのと、観察対象になるの。どっちがいいか選ばせてあげる。」
紅い女は、指揮音 紅園は、脅しの如く……
というより、脅してきた。
「『さぁさ、さぁさ、御客人。』」
「『狐は、お好きかい?』」
「嫌いだよ。」
「わかった。たまにはヒトの我儘に付き合うとしようかな。」
***
特にコレといったモノが置かれていない殺風景な部屋の中、主(あるじ)になった紅園が扉の前で顔をしかめる。
「開かない、か。」
「当たり前だろうね。見た感じ監禁する為の部屋だし。予想はしてただろう?」
「黙れ鍵。」
ふぅ。
ひどい主に恵まれたものだ。
気遣いの欠片どころか、おしとやかさの欠片もない。
「……鍵呼ばわりは不愉快だね。これでも一応生きてるよ?」
「一応って何?一応って。っていうか、さっきも言ったけどアンタ名前あんの?」
「………無い。」
名前……
どうしようか……
…………まぁ、ここは適当に。
「主様ー、決めてください。」
「………は?」
あっ、トピ主さんの知り合いですか?
すみませんww勝手にアマツって名前借りて書いてただけですw
お許しくださいませませませんかぁ~?www
どゆこと?アマツはノアじゃないの?ノアがアマツって名前を使っててそれを旅人さんが借りた?まぁいいや、ノアを説得出来ないんだったらここにコメントはやめとこう
現実はアニメじゃないからねー
わかることも、成ることも、在るモノも、まぁーったく、面白くないよー。
あーあ、せめて何か変わればなー
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