暗い底でもがいて【非募】

え…？ あ、あぁ…はい……。
(相手に手をとられれば、ビクッと肩震わせた後頷き、ふと苦笑して「というか、私の家なんですがね」と笑い、)

それもそうですよねー
(相手の言葉にきょとんとした表情をして、はっと気づいた顔をしてケラケラと楽しそうに笑い)

じゃあ、その辺りでゆっくりしててください。
何かご飯作りますんで。
(リビングに着けばソファの辺り指し、台所の電気つけ、)

はーい、ありがとうございます。
(ソファーを見ては端っこに座り、僕もなにかした方がいいかなと台所に行く相手を見ていて)

(/テスト期間中で来れませんでした…(汗))

何か食べられない物とかありますかー？
(冷蔵庫から野菜取り出しながら、ふと思いついて尋ね、)

(/大丈夫ですよー。お疲れ様です！)

んー…特にないですねー
(食べられないものと考えて少し悩んでいるが、ぱっと相手の方を見て頭を横に振り)

(/ありがとうございます、まだあと２日あるんですよ(ノД｀)ノ)

そうですか。じゃあ何か適当に作りますねー。
(相手の返答に冷蔵庫から出した肉のパック眺めつつ答え、)

(/あと2日もあるんですか！？が、頑張ってください(；＿；))

あの、僕もなにか手伝いましょうか…？
(ただ座ってるのも落ち着かなくて立ち上がり相手の所に行き)

(/ありがとうございますー(ノД｀)ノ)

いえ、私が誘ったんですし、構いませんよ。
叶さんは休んでてください。
(こちらに来た相手ににこりと笑めば、服の袖捲りながら言い、)

(/いえいえ！！)

すいません…片付けは手伝いますから…っ！
(申し訳なく謝り元のソファーに戻りぼーっとしていて、暖かい感じにうとうとし始め)

いえいえ、お気遣いなく。
(戻っていく相手に笑んで言いつつ野菜洗い、うとうとしている様子の相手に「風邪ひきますよー」と声をかけ、)

ん…大丈夫です、5分だけ
(相手の声が聞こえると一瞬目が覚め笑って大丈夫だと伝えるが、すぐにうとうとし出してソファーに横になり)

あ…まぁ、いっか。
(寝る態勢に入ってしまった相手に苦笑しつつ、そういえば疲れてそうだったと思い出し、寝室から毛布取ってきて相手にかけ、)

ありがとう…
(布団をかけられると寝ながらへらっと笑ってお礼を述べ、ぎゅっと毛布を握ってすやすやと気持ちよさそうに眠りにつき)

さて、少ししたら起こそうか……。
(眠ってしまった相手眺め、時計に目を移せば呟き、台所に戻り、)

(/そろそろ落ちます
おやすみなさ～い)

(久しぶりの睡眠で気持ちよさそうな表情で眠っていて、楽な体勢で寝ているためか規則正しい寝息も立てて)

(/はーい！おやすみなさーい！)

(/風邪ひいて寝込んでおりました……すみません！)

……痛っ！
(野菜を切っていたところ、指を切ってしまい思わず声あげて、)

(/大丈夫ですよ！！無理しないでください！)

っ！
(遠くの方で声が聞こえるとビクッと体を震わせて声の聞こえた方を見て)

あぁもう…っ絆創膏あったかな……。
(ティッシュで指押さえれば、相手が起きた事には気づかず、バタバタと戸棚確認し、)

谷原さん？どうしたんですか？
(バタバタと慌てている相手を見てそちらに近づき後ろから声をかけてみて)