暗い底でもがいて【非募】

いえ、平気ですよ。
大した傷ではありませんし……。
(相手の厚意に笑んでやんわり断るも、確認してみれば予想以上に深く切っていたようで、視覚的にも痛みが増した気がして苦笑し、)

…結構深く切れてますよ？
それに片手だとやりにくいし僕やりますよ
(大した傷ではないという相手の指を見て、自分から見ても深く切れてると分かり首をかしげて相手を見て。家に泊めてもらうのでこのくらいやらせて欲しいと思い)

そう、ですね……じゃあ、お願いします。

(未だ血の溢れる傷見ながら呟き、後半は申し訳なさげに苦笑して言い、)

はい！任せてください
(にこっと笑っては消毒液と絆創膏を手に取り相手の手を引っ張ってソファーに座り)

何かすみません……せっかくお招きしたのに、おっちょこちょいで……。
(相手の隣に腰掛ければ、しゅんとしたように眉下げ言い、)

大丈夫ですよ？こういう事もありますよ
(しゅんとしてる相手を見て、自分もよく怪我するので気にしてはいなく慣れた手つきで消毒し絆創膏を巻いて)

ありがとうございます。
私、手当ても下手なんで助かりました。
(手際よく絆創膏が巻かれた指眺めて、その手当てと相手の励まし、両方に対して礼を言い、)

どういたしましてー
手当なら任せてください、他の事はあまり出来ませんが
(お礼を言われると言われるほどのことはしてないが否定するのもなと思い、笑顔を向けて。手当しかできないことを伝え、一つ出来ればいいんだけどねと考えていて)

ふふっ…じゃあ、また怪我をしたら頼みますね。
(相手の言葉に冗談っぽく言い、次いで「まぁ、怪我をしないのが一番なんですが」と苦笑気味に続け、)

任せてください、怪我したら言ってくださいね？
(へらっと相手を見て笑い、相手の続く言葉にうんうんと頷き「一番は怪我しない様にするのがいいですよね」と自分にも言い聞かせるようにいい)

本当そうですよ。
(繰り返した相手の言葉に頷けば、「じゃあ、私は料理に戻りますね」と立ち上がり、)

(/上げておきます)

僕も手伝いますか？
(料理に戻るという相手を見ては心配で一緒に立ち上がり首をかしげて尋ねてみて)

(/上げありがとうございます)

いえ、叶さんはお客さんですし、待っていてください。
(相手の問いにお願いするように首傾け言い、)

わかりました。急がなくていいので手元には気をつけてくださいね？
(不安だが頷いて大人しくしてようと思い、指などを怪我しないようにお願いして)

さすがに二度目はありませんよ。そこまでおっちょこちょいじゃありません。
(相手の言葉に軽く苦笑しながら台所に戻り、投げ出していた包丁を握り直し、)

それならいいですが…
(相手の言葉に安心したようにほっとするが少し心配でソファに座ってもそわそわしていて)

(/遅くなって申し訳ありません！
あと、これから３ヶ月ほどの間、レスが遅れ気味になるかもです)

～♪
(そわそわしている相手には気づかず、鼻歌まじりに調理を進め、)

(/上げておきます)

(/遅れてしまってすみません！！自分も遅れるかもです…)


(大丈夫かなとなんとなく自分を落ち着かせて改めて部屋の中を眺めていて、久しぶりに大学以外のところに来たなと考えていて)