構って君と依存君

あぁ..?だいじょ、ぶ...
(少し不機嫌そうに涙目でｽﾞｷｽﾞｷ痛む頭擦りながら答え。体起こし立ち上がり。服脱いだまま寝ていたので掛けられていたﾀｵﾙｹｯﾄを腰に巻き、ふう、と息吐き抱き締めて

朝食まだだからもう少し待ってて(不機嫌そうな相手を見ては少し怖くて逃げるようにキッチンに向かい)

うん、
(いつもなら抱き返してくれるのに、なんて思いながら憂鬱な気分で朝を迎え。朝食の準備終わるまでに着替え済まそうとﾘﾋﾞﾝｸﾞから出ていき自分の部屋に向かい。

真守のあんな顔始めてかも・・・(不機嫌そうな相手の顔尾を思い出しつつ恐かったと思いって居て」

俺、何かしたっけ?
(何で抱き返してくれなかったのだろうか、と先程の相手の対応に疑問を抱きつつ呟き。はぁ、と溜め息吐きながら着替え。部屋から出て行き洗面所行き顔洗い。

(冷蔵庫を開けると中にはコーンの缶詰がありクスッと笑いつつこれでコーンスープを作ろうと缶詰を手に持ち)

喉乾いたな、
(歯磨きも洗顔も終わり洗面所で髪のｾｯﾄしながら掠れ声で呟き。ﾈｸﾀｲしてない事に気付くも部屋に取りに行くのも面倒でそのままﾘﾋﾞﾝｸﾞ向かい入って行き。

おはよ(さきほどはいえなかったためリビングに来た相手を見てニコッと微笑み」　

...はよ
(笑み返し返事するも何処か乗り気じゃない雰囲気で。朝はそこまでﾃﾝｼｮﾝが高い訳ではないのでやりとりは短めにしようと相手に近づく事せず学校に行く準備して

(近づいてこない相手に寂しく思いながらフレンチトーストとコーンスープを作ろうと材料を出してきて)

眠い-...
(早起きしたはものの普段の自分はこの時間まだ夢の中で。何か美味しそうな匂いするも眠気には勝てずｳﾄｳﾄし始め。折角相手が来ているんだ、と自分に言い聞かせ眠気抑えようと自分の頬つねり。

(コーンスープが出来て次はフレンチトーストと鼻唄を歌いながら作っていき)

眠い、もう限界-っ..5分だけ...
(先ほどから寝るまいと頬をつねり過ぎて然程痛みも感じなくなっていて。つねって赤く腫れた頬を擦りながらｿﾌｧｰに寝転び目を閉じ呟き眠りについて。

できたら起こすから(眠った相手に優しく微笑み自分のぶんと相手のぶんができては皿に乗せて)

(折角朝早くから自分の為に来て朝食作ってくれている相手に罪悪感はあったがそれだけではどうにもならないような眠気がまた有り、意識手放し夢の中へ。熟睡、とまではいかなくてﾌﾚﾝﾁﾄｰｽﾄの甘い匂いで目を開けるも体までは起こせず相手が起こしてくれるだろうとまた目を閉じて。

(皿にフレンチトーストとコーンスープをよそい飯ができては相手にちかより軽く相手を揺すり｢飯できた｣相手の寝顔を写真にとり優しく微笑み)

ん-....うまそ-..
(相手に揺すられ嫌々起きあがり。折角整えた髪も二度寝でまた寝癖がついていて。くりん、と跳ねた寝癖をつつきながら机に並べられた料理見、ぽろりと本音溢して。

甘いし真守食べれると思う(相手の言葉に嬉しく思いつつ前記を述べて)

これ、何?
(椅子に腰下ろしいただきますと手合わせ述べて。何から食べようか、と料理凝視しつつｽｰﾌﾟの中にあったｺｰﾝ指差しｺｰﾝｽｰﾌﾟってただのｽｰﾌﾟじゃないのか、なんて疑問抱き怪訝そうな顔で述べ。

コーンスープ、これも甘くしてあるから飲みやすいと思う…(相手の言葉に不安そうに答えては相手を見つめて)