構って君と依存君

は?
(尋ねた用件とは全く別の答えが返ってきてすっとんきょうな声だし相手見て。「速水?俺は水かお茶って..」自分の聞き間違いと思ったが相手の顔見れば聞き間違いじゃないことなどすぐに分かり同様し話反らそうと先程の質問尋ね

(また話を反らされては泣いてしまいそのまま相手の家を出ていこうとして)

ちょっと、速水っ
(泣きながら家出て行こうとする相手の腕をがっしりと掴み引き留めて。泣く理由は薄々分かっているが自分も相手もまだ高校生、流石に早いんじゃないか、なんて思うも泣く相手見ればそんなこと口には出来ず

何で話ばっか反らすんだよ(引き留められては泣きながら思っていることをぶちまけてしまい)

それは...、
(用件を反らしたことに怒っている、そんな感じはしたがまさかこんなにも怒るとは思って居らず、動揺しつつ目線泳がし上記に続ける言葉無くし。「同居は流石に早いだろ?年齢的にも。泊まりなら明日以外で手を打つから、」相手を落ち着かせようと触れる事はせず、反らした用件一つ一つに理由つけ説明し。

年なんて関係ない、俺は今すぐ真守と同居したい！(駄々をこねる子供のように相手の意見を無視して自分の意見を突き通して)

速水?落ち着こう?、同居だって俺が卒業してからとか...
(自分ももっと側に居たい、一緒に暮らしたいという思いはあるが金銭的な事や経済的、世間体などの事考えればどう考えても早いだろう、と思うも相手の言葉に圧倒され中々言い出せず、前記述べるも最後まで続ける事は出来ず。

やだ、ずっと真守といたい。真守がいなかったら俺生きてけない…(相手が卒業してからと言うがそれまで我慢できずその場に座り込み泣きながら前記を述べて)

俺毎日会いに行くしっ、家だって近いし連絡もするし、
(座り込む相手に視線合わそうと自分も腰下ろし無意識に涙拭おうとする手必死に堪え今は駄目だと言うことを何とか相手に分かって貰おうと述べて。

それでも会えない時間のほうが大きい(相手に抱きついて前記を述べて｢真守…｣切なく小さな声で相手の名前を呼び)

速水、
(射を付突いてくる相手の意見に対して返す言葉なく、口から出たのは相手の名前で。「ちゃんと毎日会いにいくから、」自分の前呼び抱き付く相手を何故か抱き返すことはせずそっと頭撫でながら呟き。

わがまま言ってごめん、ハンバーグできてるから食べといて(相手の言葉に自分のわがままで相手を困らせたと思いなきそうなのを我慢して笑みを作っては相手の家から出て行き)

食えねぇし、こんな量。
(相手が出て行ったのを見て追い掛ける事出来ず、暫く放心してはﾘﾋﾞﾝｸﾞに戻り出来上がったﾊﾝﾊﾞｰｸﾞ見れば溜め息吐き、上記吐き捨てて。「同居、か..」あんなに言ってくれた相手に断った事が申し訳無かったが少なくとも今はどう考えても同居は無理で。断ったにも関わらず二人で住めそうな物件探しつつ呟き。断った理由も含め「同居はもう少し待って」と相手にﾒｰﾙ送り。

(相手からのメールを見てはやっぱりダメだよなと思いながら｢わかった｣とメールを返すものの悲しく胸がいたくて)

ここからじゃ遠いな、学校
(今の学校から徒歩2時間のいい部屋を見つけたが相手が酷で中々良い場所が見付からず。自分は卒業するだけだから別に構わなかったが相手にはまだあと一年残っているため相手の事を考えた家に住もうと色んな所の物件漁りつつｽﾏﾎ握ったままそのまま眠りについてしまい

(明日は休みだしもう家からでないでおこうと布団にはいって眠りについて)

こんな時間だしな-...
(目が覚めたのは数時間後でまだ外は暗くまだ夜中で。ずっとつけっぱなしだったｽﾏﾎを充電器に挿し物件や家具について見ていて。相手の言葉に流されたかのように同居する勢いで色んな調べていてはふと出て行った相手が気になり電話しようとするも中々出来ず

(スマホを頭の上において気持ち良さそうにスヤスヤ眠っていて相手との夢を見ていて

てゆ-かなんで俺、物件なんて...
(相手も多分眠っているだろうと通話ﾎﾞﾀﾝは押さず別のﾌﾞﾗｳｻﾞ開き検索履歴や閲覧履歴みてはぁ、と溜め息つきつつ呟き。何だかんだで相手に流されている事自覚すれば恥ずかしさと罪悪感でﾓﾔﾓﾔして。

(相手の夢を見ていては相手に別れを告げられて泣きながら目を覚まして不安になりながら相手に電話をかけて)