構って君と依存君

(嬉しそうな相手を見てはクスッと笑いオムライスに卵を乗せて)

ねぇ、速水?
(相手の笑った顔が愛らしく、無性に恥ずかしくなり相手のﾊﾟｰｶｰに顔埋めながらﾓｺﾞﾓｺﾞ述べて

なんだ？(モゴモゴしゃべる相手を見て首をかしげてオムライスができて相手のもとに運んで)

速水はさ、俺の事好き?
(いい匂いがすると、ﾊﾟｰｶｰから顔上げｵﾑﾗｲｽに目をやりつつもどこか真剣な口調で尋ね

好きだ……って言ったら(相手の真剣な口調に自分も真剣になり)

このｵﾑﾗｲｽ吹いちゃうかな、吃驚して、
(いただきます、とｵﾑﾗｲｽに向かいﾍﾟｺﾘとお辞儀しては口に含みながらへらりと笑い述べて。「にしても、美味しいねぇ、久しぶりに食べたなぁｺﾚ」嬉しそうに頬張っては相手の方見つめ

吹いてみろ、今すぐこの家から追い出すからな(相手の言葉にニヤッと笑いつつ自分は眠いのでソファーに横になり)

する訳無いでしょ、速水の手作り吹くとか勿体ない、
(追い出されるのか-、なんてへらへらした口調で上記に付けたし述べてはご馳走さま、と手を合わせ食器片そうと流しに持って行き時間も時間なのでそろそろ帰ろうと思いお菓子探して

好きか嫌いかなら俺はお前のこと好きだぜ(お菓子を探している相手にソファーから立ち上がりお菓子を渡しては前記を述べて)

(待ち望んだ相手からの好き、と言う言葉にどう反応すれば良いか分からず戸惑うも無言で優しく微笑み相手の頭撫でてお菓子受け取り、お邪魔しました、とだけ言って相手の家から出て行き

これで嫌われたかな(今相手にいった言葉は嘘ではないがこれで相手に付きまとわれないと思うと心のどこかで良かったと思い)

どうしよ、追い掛ける理由無くなったなぁ-...
(家に着きｽﾏﾎ開き、相手の家でこっそり撮った写真見つめ深い溜め息吐いてはいつぞやの様に玄関に寝そべりそのまま眠りについて

明日からまた一人だな(相手に追い回されないのなら明日から静かにいられると思いながら風呂に入り早く寝ようと思い)

ん、お昼入れた、そろそろ行くか(翌朝、床で寝ていた為体の痛さで目が覚め、何故か二度寝するほど眠気は無く、早く起きれて嬉しくｼｬﾜｰ浴び朝御飯と称しお菓子食べ制服に着替え昼御飯称するありったのお菓子を詰め込んで学校行く準備して

(昨日風呂にはいったあと眠ったのだが朝いつもどうり起きるととても体がだるくて熱を測ってみると熱があり学校を休もうと電話をして)

一緒に学校行く位なら別に...
(真っ直ぐ学校へ行こうとしたがどうにも相手の事が気になり気が付けば相手の家の方に来ていて無意識って怖いな、なんて思いながらｲﾝﾀｰﾎﾝ押して

(学校には休むと連絡した後にインターホンがなれば誰だと思いながらだるいからだといたい足で玄関まで来て扉を開けて)

はっやみ-!一緒にがっこ-....ってどうした?顔色悪いぞ?風邪かっ!?
(元気良く声掛けようとしたが、いかにも気怠そうな相手の顔みては慌て口調で述べ心配そうに顔覗き込み。「速水、ひょっとして今一人?」こんな病人ほったらかす家族は流石に居ないだろう、と思ったがもしもを考え一応問い掛けてみて

独り暮らしだから当たり前だろ(相手を見てはだるそうにしていて当たり前のように答えてはその場に座り込みだるいと思い)

じゃあ俺が看病するっ
(座り込む相手見てはﾆﾔっと笑いそのまま相手抱き抱えては家の中入って行きｿﾌｧｰに寝かせようとしたが拗らせてはいけないと考え寝室はどこか尋ねて、