売れっ子女優と男装ボディーガード（ｇｌ）

はぁい♪（お店に向かっていいと聞いては元気に飛び出してとりあえず店内に入り待ち）

お待たせしました
(しばらく経って相手の元へやってくると黒く長いウィッグに年相応の女性らしい服装に着替えてやってきて)

涼子ちゃん…可愛い!!（目を輝かせながら言っては注目を浴びてしまったがまだばれてなくとりあえず回りの人に謝り）

あ、あの、このような格好は馴れてないのであまり褒めないでください
(顔を赤くさせながら席に着くと「どのビスコッティにするんですか？」とメニューを手渡せば色んな味のビスコッティがあって)

えぇ？可愛いのにぃ（クスクス笑いながらも「シンプルなアーモンドとカフェオレにするわ」と言ったあとに「デートみたいだね？」と呟いてみて）

それでは私もそれで・・・
(店員に同じ物を二つずつ注文すると相手の発言にきょとんとした顔で「そう見られたら都合が悪いので着替えてきたのですが、まだ男性っぽいですか？」と男女の恋愛しか頭になかった為、相手と自分が一緒にいてもデートという概念はなく、自分の姿がまだ男性に見えるのかと不思議に思っていて)

ビスコッティ大好きなんだ♪（すごくワクワクしながらきょとんとした相手に「ん？いや？女よ？……さっきまで男性みたいだったからそっちに意識しちゃうからかな？」そう言っては携帯を出してさりげなく撮って）

や、やめてください
(写真を撮られるのは恥ずかしいのか顔を赤くしながら顔を手で隠して)

ふふふ♪ダメだよ隠しちゃ♪（写真をとりながらも見つめたあと「仕事のあと暇だったりする？」と聞いて）

え？ええ、貴女を家に送ったら後は家に帰るだけですので
(写真を撮られながらも、相手の質問にはしっかりと答えて)

じゃあ……今日は泊まらない？（首をかしげながら「仕事とかじゃなくプライベートで…ね？」と首をかしげて聞いてみて）

（すみません、ちょっと用事出来たので今日は失礼します、お休みなさいませ！）

え？・・その着替えも用意してませんし、事務所に何と報告すれば良いのやら・・・嬉しいお誘いですが、またの機会にでも・・・
(相手の申し出を聞いていくらプライベートとはいえ雇い主の家に泊まってもいいのか？と気が引けてしまい、首を横に振りながら何かと理由をつけて断ろうとして)

着替えとかならいっぱいあるわ、サイズはおっきいのもあるし、あとは事務所には適当な嘘をわたしから言っとくわよ？わたし、演じるのは得意なんだから（微笑みながら言っては早速携帯を使いなにか話していて）

え、あ、はい、分かりました
(押しに弱い性格らしく、相手の勢いについつい流され頷いてしまって)

なんとかなったわ…とりあえず今日は泊まり♪（笑いは絶えずにいってはそのままとりあえず背伸びして）

そろそろ次のお仕事へ向かう時間になりましたので先に車に戻ってて貰えますか？
(伝票と先程の黒いスーツの入った紙袋を持ってお支払いとトイレで着替えを済ませると言って)

えー……わかったぁ……（渋々とビスコッティを食べながらも幸せそうな顔をしてそのあとに車の側で待機していて）

はぁ・・はぁ・・・お待たせしました
(着替えて相手の元へやってくると、慌てて来たのか胸元辺りのシャツのボタンを付け間違えていて)

ちょ……まず運転の前に後ろに乗って？（相手をみては苦笑しながら言って）

はい？何でしょう
(相手に言われたとおり、後ろの席に乗って首を傾げて)