相棒の叔父と甥の相棒『BL』

格好いいかな?....そう言われるとなんだか照れてしまうよ。
(照れくさそうにへらりと笑い。
相手の申し訳なさそうな表情を見てまたにこりと笑うと『大丈夫だよ、行き詰まっていた所だし。それに、休憩したかったんだ。』と述べ、眉を下げ恥ずかしそうな表情になり、『少しだけ、付き合ってくれるかな?』と。)

思ったことしか言わないっスよ
(お世辞ではなく素直に格好いいと思ったことを伝え。
思わぬお願いに『俺でよければ、時間あるんで』と答え、照れから赤くなっている頬を隠すように横を向いて風景を眺め)

そうか。....ありがとう、仗助君。嬉しいよ。
(相手の言葉をお世辞ではないと信じ、素直に嬉しいと告げ。
相手が了承するとは思っておらず何度か瞬きした後嬉しそうに声を弾ませ『いいのかい?』と。)

お礼を言われる様な事してないです
(思ったことを述べただけで不思議そうにして。
断る理由がないどころか、むしろ嬉しいくらいで『はい、喜んで』と歯を見せニカッと笑い)

君はそう思っていなくても、僕にとっては励みになったんだよ。
(疑問を浮かべる相手に凛とした瞳で返答して。
ニカッと無邪気に笑うその表情にとくん、と胸が高鳴る様な感覚それに気付かないフリをして。
了承してくれた嬉しさと高校生を自分の休憩に付き合わせてしまうと言う申し訳なさが入り交じり複雑な表情になるが、もう一度笑顔になり『ありがとう』と。)

それは良かったです
(何もしていないのに礼を述べてもらっては妙に恥ずかしく感じられ、後ろ頭に片手を当てはにかみ。
職業もそうだが、ただカフェにいるだけでも絵になる大人っぽさに見とれ、相手をぼーっと見詰めてしまい『帰宅してもゲームするしか用事ないんで』とごまかすように慌てて付け足し)

!....ゲームか。最近忙しくてやってないなぁ....
(『ゲーム』と言う言葉に目を輝かせるも手元にある仕事を見つめ大きなため息をつき。
頬杖をつき悲しそうな瞳でぼんやりと空虚を眺めて『ゲームしたいなぁ』と小さい声で呟き。)

やります？カーレースのならありますよ
(まさか興味を持ってくれるとは思わず驚いたが、遠回しに家に招くお誘いをしてみて。断られるだろうと内心ドキドキしながら、でもそれを顔には出さないようにして返答を待ち)

いいのかい?....いや、でも急にお邪魔するのは迷惑だろう?
(内心興奮しつつも迷惑だろうと考え問いかけ。
不安そうに見つめるもその瞳の奥は期待と興奮でいっぱいになっていて。)

(遅くなってごめんなさい)


この時間ならお袋は仕事だし、それに承太郎さんのお仲間と知れば大丈夫っスよ
(店内にある時計を見てまだ帰らないから心配することはないと説明し、会話の流れとは言えど家に招くということに今更ながら心臓が早くなってきたのを顔に出さないように注意して)

(大丈夫ですよー)

そっか....それなら、お邪魔しようかな。
(相手の言葉を聞きぱぁ、と笑顔になると良い返事を返して。
机の上に広げていた紙や本を片付け感情を済ませ。)

(ありがとうございます;)

逆に俺しかいないんで、たいした持て成しできないですけど･･･
(自信なさげに眉毛を下げ、頭に手を当てて申し訳なさそうにして。ただ、さっそく荷物をまとめる様子を見れば、本当に来たいと思ってくれていると安心し笑顔になり、ふとお金を払ってないことに気付いて慌てて財布を出し)

いや、構わないよ。急にお邪魔してしまったんだし、こっちこそ何も手土産が無くて申し訳ない。
(財布を取り出す相手の手に自分の手を重ね『今日は僕の奢りだよ、それに家に呼んでくれたお礼も兼ねて、ね?』と優しく微笑み。)

いえ、手土産なんていいっスよ
(急に誘ったのだから気を遣う必要はないと伝え。
重なった手から伝わる温もりに思わず赤面したのを隠すべく『ご馳走さまです』と俯き気味に早口に礼を述べ財布をしまい)

そうかい?....君が、そう言うなら....
(早口で礼を言う相手を可笑しく思いクスリと笑いながら『どういたしまして』と。
店を出て『じゃあ、行こうか。道案内、宜しく頼むよ?』と、心なしか弾んだ声で述べ。)

はい！こっちっス
(こちらも嬉しそうに普段より高いトーンになり。軽い足取りと鼻歌交じりで、道案内のため半歩先を歩き『ちょっと遠いですけど』と振り向き付け加えて)

....ふふ、何だか楽しそうだね。どうしたんだい?
(ゆっくりとした足取りで後ろをついて行き。
『少しくらいなら大丈夫だよ』と、優しい声色で答え)

え、あの、アレですよ！実は昨日買ったばかりでまだプレイしてなくて
(楽しそうな理由はもちろん別のことだが、それを正直に話すのは恥ずかしすぎる為今からやるゲームが未プレイなことを理由にしてごまかし。
『バスに乗るんですよ』とバス停の時刻表をチェックし、すぐ来るか時間を確認して)

....それだけでは無い様な気がするけれど、まぁ....君がそういうならそうなんだね。
(『初めてを共に出来て嬉しいよ』と優しく微笑みながら述べ。
『バスか、それなら安心だね』バスが来る方向を眺めながら待ち)

そ、それは花京院さんが･･･
(楽しそうな理由を述べようかと思ったが、言いかけてからやはり何でもないと言うように遮り。
空気を変えるように『あ、もう来ますね』と近くにある時計と時刻表を交互に指して)