探偵とその助手

探偵とその助手

───  2015-07-28 02:53:52 
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 それは暗みかけた逢魔が時のことだった。引き受けた仕事を終え、事務所に帰宅する最中に俺は捨てられた子供を見つける。
 歳は恐らく16、17あたりだろうか。高校生であることは間違いない。彼女が着ている制服はこの辺りじゃ有名な女子校だから。
 彼女は見た目も、心もボロボロだった。瞳からは光が消え、表情を見るに一切の感情が残っていないことが伺える。
 俺は迷った。俺自身、特にお人好しなわけではない。しかし、彼女をこのままにして見過ごすのもどうか、と。そこで、俺は彼女を利用しようと考えた。助手にして馬車馬の如く働かせてやればいい。そうして働きに見合った報酬を与えれば問題ない。
 俺は問うた。「──ウチで、働くか?このまま死ぬのを待つより、俺が君を楽にしてやる」
 彼女は答える。首を縦に振って。
 こうして俺たちは先生と助手という奇妙な関係を築くこととなった。
 ここは明日葉探偵事務所。迷子捜しから不倫調査まで幅広くお引き受けしております。

[ルール]
一つ目。募集させていただくキャラクターは少女のみとさせていただきます。
二つ目。なりすましや荒らしなど、他者の迷惑になるような行為は控えていただくようお願いします。
三つ目。当スレは選定方式とさせて頂いております。本日中にお一人様を選ばせていただく予定です。
四つ目。恋愛は基本二の次とさせて頂いております。五つ目に詳細は記入しますが、ストーリーがメインとして捉えていただければと。
五つ目。二人で様々な事件を解決していくストーリー方式を取らせていただいております。

[登場人物の詳細]
>1 ぐうたらな探偵もどきの朝/主
>2 捨てられた少女の朝/募集
名前/自由
年齢/16歳
容姿/自由
性格/上記の少女の朝に則ったものであれば何でも
備考/何かあれば


暫くレス禁

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  • No.2 by ───  2015-07-28 02:58:13 

少女の朝

 あの子は俺よりも早くに起き、まずは朝食の準備に取り掛かっているらしい。感情を失ったとあの子はそう言うが、俺が見ている分にはそうは思えない。表情はないが、とても楽しそうに料理をしている。
 準備に一旦の区切りが付いたら、目覚ましでも起きることのない俺を起こしに来てくれていた──らしい。らしい、というのは俺にその時の記憶が残っていないからだ。朝はとても弱く、寝起きは特に酷い。
 俺が顔を洗っている内にあの子は手早くテーブルに料理の数々を並べ、すぐ食べられるようにと朝食の準備を完全に終らせていた。
 朝食を終えた後、ダラダラと過ごす俺とは対照的にあの子は家事に取り組む。やはり、何かに取り組む時の彼女は少しだけ表情が和らいでいるような気がする。
 まあ──仕事をしない俺を怒っている時が一番感情的なのかもしれないけれど。

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