【非募】おきつねさまと家出JK

千歳さん、さま？…いや、祟らないでくださ…いひゃぁ…
( 相手の名聞くとこくこく頷いて復唱してみると"私はひしろです、ひしろちゃんです。"と自己紹介し返して。また目の前の綺麗な顔立ちな相手に思わず引き気に返事すると頬伸ばされ眉寄せ仕返しだと言わんばかりにわたわたと相手の耳元に手を伸ばしもふもふと触れて

好きなように呼べばいい…敬われるのはあまり得意ではないからな。…なんだ、それは‘フリ’と言う奴か？
(相手の目の前で‘ひしろ、か’と繰り返せば呆れたように溜息つき意味有りげな視線を送って顔を離し隣に胡座をかいて座り。突然耳を触られればびくりと肩を揺らしぱっと手を離して、身を捩らせながらもくすぐったそうに笑い声を滲ませつつ｢祟るぞ、こら｣と途切れ途切れに言ってみせ)

…んあー、じゃあ！きつねさんって呼びますねｯ、
フリなんて言葉なんで知ってるんですか、違いますよ。違います！
( ふむ、と首捻るとぽふ手を叩いて笑顔で呼び方を提案というか決定案を提示すれば何故そのような言葉を知っているのかと疑問に思いつつぶんぶん首左右に振り否定すれば不意に" きつねさんは、ここに住んでいるのですか？ "と問い掛けてみて

きつねさん…まあいいが。なんだ、祟って欲しいなら祟るぜ？油揚げに変えてやるよ。
(名前を言ったのにも関わらず‘きつねさん’と呼ぶ相手に溜息ついてがくりと肩を落とし耳を垂れさせれば八重歯を見せて顎に指あて真面目な顔をしてみせて。相手の質問に頷けばちらりと日が傾きそうな空を見、‘…んあ、そうだけど…暗くなる前に帰れよ’と述べれば片手をひらり振り)

んん…？名前が良かった？千歳さん、って呼んで欲しかったですかぁ？
…まだ食べられたくないです、油揚げになるくらいなら寧ろ油揚げを食べたい…
( 落胆した様子の相手見つめればにやぁ、と口元緩ませて意地の悪い笑顔の侭相手に詰め寄って。また相手から祟るとの言葉聞けばひく、と口元引き攣らせぽつり訳のわからない言葉を。ちらりと空見上げ暗くなるのを見、相手からの言葉を聞くと"ねぇ、きつねさんきつねさん。また明日も来ていい？"と問い掛けくい、と相手の着物引っ張り

べ、べつにそんなこと…って神様をおちょくるんじゃねえ！そんなこと言うのはこの口かぁ？
…はあ？とりあえず、あんたが供えたコレは貰っとくぜ。
(にやにやと口元緩ませる相手にムキになって返そうとするもはっと表情を固くし、両頬を片手でがっちり掴むようにすれば目元を引くつかせて。先程袖口にしまった油揚げをちらりと取り出して相手に見せれば着物の合わせの中に入れようとし、相手に着物を引っ張られれば鼈甲色の瞳を細めてぽふりと頭に手を置き無言で肯定の意を示して｢次来たときは飯でも食ってけばいい｣と目線は合わせずに呟き)

ふｯ！！ごめんなさ…ｯいだだだだた！！
あー、さっき私が。って、ホントに神様なんですねぇ
( ムキになる相手を微笑ましく思えばふと吹き出すも笑いで肩震わせつつ謝罪の言葉述べると頬の痛みに目元涙浮かべれば女子だとは思えない声を発し。"…ん、ありがと。良いきつねさんでよかった"と口元緩ませて撫で受ければ立ち上がって

ぶっ…可愛くねー声だな、おい。…ああ、正真正銘のな。夜道が暗いなら狐火でも出してやろうか？
(女子らしからぬ叫び声に思わず吹き出しからかいの意を込め頬をつつき、神様だと言われれば得意げに口元緩めて頷けばすっかり機嫌を良くしてそう尋ね。立ち上がった相手に‘そういえば、なんでこんな所に来たんだよ’とふと浮かんだ疑問を首傾げて聞いてみて)

…仕方ない…。仕方ないんですよぉ…え？お見送りしてくれるってことです？
( うぐ、と俯き加減に呟けば頬つつかれぷくと膨らませると相手からの提案に思わず目輝かせ身を乗り出すとふと訪ねられた事にへらりと笑うと" それは…….んー。気分？"と巫山戯た様に答え

そうか…可哀想な奴。…まあ、ほら、厄介な幽れ、不審者が出ると危ないしな。
（相手の言葉にわかったような表情をつくり哀れみの視線を向けて頷き、相手の背後、何も無いところを見つめてはそう言い直して腕を組み。気分、と言われてはぽかんと口を開けて、無意識に“何でこんな奴の前に姿を表したんだ俺は…”とため息交じりに）

…そんな目で私を見ないでくださ、…逆にメンタルが…くる…
うえ、今何を言いかけました？ゆうれ？なんですか？それ？
( 自分を哀れむ様な相手からの視線にうぐ、と唇噛むと態とらしく胸元押さえ。また嫌な予感のする相手の発言にぶる、と体震わせて辺り見回して。"この出会いはうんめーってやつですよ、きっと！"と目輝かせてどこか空見つめ

……。…いやあ、見えないならその方がいいんじゃねえかな。
（ふい、とあからさまにぎこちなく視線外せば“あんたそういうのに好かれやすいみたいだぜ”と意地の悪い笑みを浮かべ相手の周辺に目を向けて。“おい、せめて目を見て話せ”と宙を見ている相手の額を指で軽く弾き）

……やです、なんか。そのぎこちないの超怖いんですけど！！好かれやす…？意味分からないですしおすし！
取り敢えず今日は！もう帰ります、きつねさんのお見送りもいりませんーー！だ！
( ぷく、と頬膨らませぐぐ、と苦い表情浮かべたまま憤りを感じそのまま其れを口にすれば半ばムキになったように鞄肩へ掛けて足早に帰路へと向かい

…仕方ねえ奴だな…おい！これ持っとけ！
(忙しなく一人で帰ってしまう相手に盛大に溜息を着けば少し声を張って相手を呼び止め自らの首に下げていた、小さな勾玉のネックレスを投げ。｢魔除けになる、あとそれ持ってたらまた会ってやるよ｣と偉そうに言ってみせればふてぶてしく微笑みそのまま袖口に手を入れて相手を見送り)

(/お、遅れてすみません)

……な…、…うん。ありがと、無くさない様に頑張る。
( 眉寄せ機嫌の悪さマックスで振り向けば慌てて投げられたネックレス受け取ってみるとどこか嬉しそうに口元緩めてギュッと握り締めれば相手へ向かってひら、と手を振り

(／大丈夫ですよー！遅レスでも私待つわ(懐メロ)精神なので((最近お暑くなってるのでどうかお体には気をつけて…！ )

……そういや、人間と話したのは随分と久し振りだな。変な奴だが、退屈はしなさそうだ。
(相手の姿が見えなくなるまで見送れば袖口から油揚げを取り出し満足そうににんまり顔で数分の後たいらげてしまい。親指と人差し指を舐め、のそのそと稲荷像のあった位置まで戻りぶわりと尻尾を揺らせば後に残ったのは冷たく置かれた像と仄かに残る藤の香りで)

(/あ、有難いです…((いつまでもまーつーわー！ですね！←
そちらも、夏バテにはお気をつけてくださいねー！)

－－－おっはよーございます。きつねさん、昨日のは夢だったのですか？

( 翌日の朝、昨日とは異なり多くの荷物を抱え乍神社へと足を踏み入れれば昨日の如く狐の象の前に油揚げと借りたネックレスを置くとぽつり、と呟くように話し掛けて

(／リアルが大切、自分の体が大切、ですよ！お気になさらずに！それです。すごく待ってる懐メロです((
わー！ありがとうございますー、塩分と水分がっつり取って乗り切ります！)

…はよ。また会えるとは言ったが…早すぎだろ。そしてその荷物なんだ。
(早朝、うつらうつらとしていた意識を浮上させれば目の前にいるは昨日の女子高生で。未だ寝ぼけているのか人間の姿にはならず、体勢そのままに像ではない本物の狐の姿になってみせれば相手の顔をぽふりと尻尾でやわく叩き、目線だけちらりと寄越して)

(/うう、お優しいお言葉感謝します…！こんな狐ですがこれからも宜しくお願いします！
ご、豪快な乗り切り方…!!其方もリアルをお大事に、こちらの事は暇な時にお越しくだされば…！)

…きつねさんだ、ふふ。おはようございます。今日は一段と可愛らしい、おきつねさま、ですね。

( 夢ではなく現実だと確信すれば狐の姿の相手へ手伸ばしぽふほふ、と撫でてみるとくすくす小さく微笑んで。"今日もきつねさんにお願いがあって。それでこんなに大きくなっちゃったの"と背負ってるカバンにちらり目線遣り


(／ いえいえとても素敵どす！お気づかいありがとうございます~1(

ふ、ふん、褒めても出るのは狐火くらいだっての。…ん、曰く付きの危ねーもんなら受け取らねえからな、面倒臭え。
(撫でられれば相手の手に頭をすり寄せるようにして尻尾を犬のように楽しげに降るも相手の大荷物を何と勘違いしたのかふっと毛を逆立てて警戒し。周りを見渡せば昨日と同じ賽銭箱の近くに座るよう促し)

見返りなんて求めてないですから大丈夫ですよ、
…曰くなんてついてませんよ、だって。これ私の生活用品ですもん。
( くすくすと小さく微笑んで楽しそうに撫で続けるも相手の言葉にきょとんと首傾げ鞄の中身見せればそこには歯ブラシやら着替えやらといった必要最低限の荷物が。相手に即されるまま賽銭箱の所まで歩き座り込むとにっこり口元緩めて相手見つめると"さて、きつねさん。私を此処に住まわせてくださいな"と

…ひしろ…とか言ったか。暑さでやられでもしたか？…まあ、理由を話せ、まずはそれからだ。
(相手の申し出を聞けば静かに眉間に皺を寄せて、熱でもあるのかとその額に触れるためその場で人の姿をとってみせれば熱がない事を確認し手を離し。相手の前にしゃがみこめば目を細めたままゆっくりと首を傾げ、普段とは違う穏やかな声で幼子をあやす様に静かに尋ね)

…全くの正気です。今朝、家出してきました。
( む、と密かに眉寄せて真剣な眼差しで相手見つめると近付く相手に思わず頬染めるもはっと我に返ってぶんぶん首振り家から出てきた、と事実を述べ

それはまた思い切った事で…無理に理由を聞こうとは思わん、飽きるまで居れば良い。
(珍しく真剣な面持ちの相手に何かを察すればぽふりと頭に手を置いてそのままぐしゃぐしゃとかき混ぜ、ちらりと見下ろしては｢変な人間もいたもんだ｣と苦笑し)

……は…いいんですか？
( 確実に追い返されるであろうと思いありとあらゆる作戦を考えていたもののそんなこととは裏腹にあっさりと居候を受理した相手に思わず目見開き聞き返すと乱雑ながらも何処か優しく感じる手の感触にぼろ、と涙一筋零し

事情があんだろ？…って、な、なんだよ。泣くなよ…ったく…。
(突然の涙に驚き、目を丸くして耳と尻尾をぴんと立てればおろおろと視線をさ迷わせ口を苦くしてがしがしと自らの頭をかけば今度は優しく梳くように相手の髪を撫で、｢帰れアホ…つっても、また来るんだろ？｣と呆れたように口緩め)

…あ、すいませんこれ鼻炎です。
勿論、きつねさんに断られるの承知でありとあらゆる手段をも考えていたのですよ、
( ずず、と鼻啜ればケロッとした様子で相手見つめくく、と喉鳴らし笑うも髪撫でる感触が気持ち良いのかうっとりと目細めて。また相手の呆れた様な口調にこくこく、と頷けば何故か強気な態度でぐっと親指立てて

…一応聞いてやろう、何をするつもりだった？
(眉を寄せたまま着物の袖で相手の鼻をぐしぐしと擦れば大きくため息をついて渋々というふうに尋ね、ちらりと相手を流し見て。手触りが気に入ったのか撫で続けていた手をぴくりと止めてはいっそ清々しい様子で親指を立てる相手に青筋ひとつ立てて頬をつまみいい笑顔で引っ張り)

……駄々を…捏ねようかと…ｯて、いたいいたいたいいい！！！
( よくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに目きらりと輝かせれば何故か得意気に呟くと頬の鋭い痛みに表情歪めばしばしと相手の腕叩き乍"れでぃーには優しく！ですよ！"と抵抗して

うっわ、ろくでもねえ！やっぱり追い返してやろうか…。
(思っていたよりも幼かった相手のやろうとしていた手段にあからさまに悪態をつけばぶつぶつと呟き、｢レディー｣という言葉を聞けば数回瞬きを繰り返してきょろきょろと辺りを見渡し、｢れでぃ？ん？どこだ？｣と白を切ってみせ)

ふふふ、そしたらきつねさんは見ることになりますよ。
この私の全力の駄々をね！
( くく、と喉鳴らし何故か強気な態度に出るとビシィッと相手指差しにんまりと口元緩めるとシラを切る相手にずずいと近寄り自身指差せば"ここ！！れでぃーはここ！！"と

うわー怖いわーきつねさんそんなの見たくないわー色んな意味でー
(強気な相手に対し棒読みで流すように言えば相手から顔をそらし自分の腕を抱くようにして。ゆっくりと顔を下げて相手を見れば真面目な表情になり｢俺も永く生きてきたが…全力で駄々こねたり鼻水垂らすレディーには会ったことねえわ…｣と憐れむような視線投げ)

まぁ、きつねさんがとても良いへんじをしてくれたのでその駄々を捏ねなくて済みました。
( ふぅ、と小さく息吐けば自分の頬に手を当てむに、と軽く撫でてみると眉寄せ髪で頬隠すようにすれば憐れむ様な視線にうぐ、と苦い表情浮かべて"…しかし私はれでぃーであると主張し続けますよ"と言葉続け

…ふ、ふん、暇潰しにはなるだろうしな。…家賃の代わりに毎週油揚げを献上せよ。
(腰に手を当てて素直じゃない返事をすれば思いついたように相手を見ては人差し指を立て、そのまま自然な動作で相手の顔にかかる髪を耳にかけてやれば頬をつつき。牙を見せて笑えば｢じゃあレディーっぽいことしてみろよ、おら｣と挑発するように)

……油揚げですね、ふふ。お安い御用ですよ！！
( そんなものでいいのかと口元緩ませぐっと親指立てるも折角隠した頬を晒されうぐ、と俯き。また相手の挑発とも言える発言にぐい、と顔寄せれば相手の耳かぷ、と軽く噛んで何故かどや顔浮かべ

言ったな、…勿論一番高いやつだぜ。………、まあ、上出来？
(言質を取ったと言わんばかりににまりと歯を見せ、耳を噛まれれば一瞬だけぴたりと固まるもゆるゆると相手と視線を合わせ頬に手を入れれば耳朶に軽く歯を当て｢俯くなよ、触れないだろ｣とそのまま耳元で囁いて)

…仕方ないですねぇ、…ってそんな毎週油揚げ食ってて飽きないんです？
ですよね！ほら、私れっきとしたれ…ｯ?!
( はぁ、と態とらしく溜息吐くもにまり口元緩めて何処か嬉しそうにによによと笑い。また相手から認められた様な言葉にぱぁ目輝かせたかと思えば目の前に相手の顔。耳元擽られる低音にぞわり背中震わせればきゅ、と目閉じ

飽きねえな、最近はしゅーくりーむにしたりなんかしてる。なかなか旨いんだぜ？
それじゃああんたを部屋に案内しよう、ついて来い。
(顎をさすって油揚げについて語ればぺろりと唇を舐めて、｢神様舐めてっといつか食われちまうかもな、｣と犬歯が当たらないよう注意して甘噛みを続ければ相手の怯えた様子に気づきゆっくりと身を引き、背をぽんぽんと軽く叩けば案内しようと踵を返し)

油揚げを…シュークリームに…？へぇ、探してみますね。
あ、はーい。おねがいします？
( ふむふむと興味深げに頷けば今度調べてみようと想い巡らせ。相手が離れたのを確認すればちらり目開き頬紅く染めながら"私なんか食べても美味しくないです、マジで"と呟くと相手の後ろ着いていき

おう、そんで作ってくれな。
いやー我ながら面倒見の良さに感激だわ…あ、そういやあんた学校はどうすんだよ。
(廊下を歩いていた足を止め振り返っては屈託の無い笑みを浮かべて。しみじみとこうなった経緯に溜息をついては｢でもいつ食われても文句は言えないぜ、特にあんた名前ばらしちまったし｣と意味深げに呟きすたすたと足を早め)

は、…？！ひしろさんそんなに上手く出来ませんですよ、
そうですね。おきつねさまマジおかん、と。…学校はここから通いますよ。辞めるのは難しい、と思いますし。
( ぱちくりと瞬きするとふむ考え込む様に首捻るとぶんぶんと手を振って。また相手を敬う様にぱちぱち、と拍手してみればふと自分の学校事情考えればぽつり呟くと"…名前？それがどうしたのですか、"と何のことかと分からない様子で首傾げて

花嫁修業だと思えばいいだろ、頑張れ、
おかん…せめておとん…いやそんな歳なのか…？…ま、その方が人間的にはいいんじゃねーの。
(慌てた様子で手を降る相手に目をやりにやにやと笑みを貼り付けてからかうように答え、「おかん」という言葉に顔をしかめて唸りぶつぶつと何事か呟き。「神様に名前を教えるって事はその神の言いなりって事だからな。聞いたことねえの？」さらりと物騒な言葉紡げば振り向き相手の顔を伺い)

……花嫁修行、と言いましても。そんな相手はいませんので無駄な足掻きですね！ふむ、おきつねさんは結構な年増なのですか？
( 相手の言葉に暫しの沈黙の後小さく溜息吐けば何を言っているんだというようにやれやれと肩竦めると相手の発言にきらり目輝かせつつ首傾げ問いかけてみて。 "は…え、いや。そんなの…知らなかったんですけど…"と相手から発された言葉に顔面蒼白させるもふと冷静に考えれば"まぁ、得体の知れない変なのじゃなくて。おきつねさんなので。いいですよ、うん。うん、"と自己完結を

ぷっ、野生の狐なら紹介できるぞ…？………、ほらここがあんたの部屋だ、自由に使え。
(吹き出して口元押さえつつからかいを含めそう述べれば「年増」という言葉に耳をぴんと尖らせてあからさまに話題そらし、障子開ければ八畳ほどの和室を指差して。自己完結してしまった相手には肩を落とし「あんた…やっぱり変わってるわ」と目元を引き攣らせれば同情の視線を向け)

…獣と婚活ですか、それはまた新し…ってしませんよ！大丈夫です！
あ、はい。わかりました有難うございます！…んで、おきつねさん年増なんですね。
( 割かし本気なのか顎に手を当て長考の姿勢取るもはと我に返りぶんぶんと頭振り。また目の前の和室にきらきらと目輝かせ相手へ向き直ればへらり微笑みつつ礼を述べるとあからさまに逸らされた話題をそれとなく戻してみて。肩を落とす相手を不思議そうに眺めつつ "は？私は変わってませんよ。"と何処か自慢げに

なんだよ、結構いい奴らなんだぜ？…んー、じゃあ好きな奴とかいねえのか、
…次俺を爺扱いしたら追い出すぞ、武力行使も厭わないぞ
(割と真面目な顔で未だ知り合いの狐を勧めるも断られ、相手くらいの年頃の娘が好きそうな話題をふってみて、にっこりと青筋浮かべて口を引き攣らせれば｢神様なんだから当然だろ｣と胸を張ってみせて。何故か自慢げな様子の相手に｢嘘だ、俺そんな人間会ったことねえわ｣と眉間皺寄せ、返事は聞かずにすたすたと歩き始めて)

おきつねさんの意見は聞いてません。好きな人……好きな…居ないですね。
わｯかぁぁい！きつねさん若いですね！年下かと思ったぁあ！
( 真顔で言葉返すと問い掛けに眉寄せつつ首捻るとぽつり呟いて。また追い返すとの言葉にひくり口元引き攣らせれば掌返して猫なで声で褒めて。"…じゃあ神様のﾊｼﾞﾒﾃ、が私ですね！"と何処か嬉しそうに目輝かせて

その年で恋だなんだに興味ねーのかよ、俺は縁結びの神じゃねえからそっちは期待しないように。
極端すぎだアホ！それは流石に無理だろ！
(驚愕、といった感じて相手を見れば声音に残念さを滲ませて、念を押すように相手に指を向け。すごい速さで掌を返した相手に苦笑するも呆れたように口を歪めれば右の頬を強く伸ばすように引っ張り。突っ込む気力もないのか｢キャッもらわれちゃった｣とあからさまな棒読みで返せば自らの肩を抱いて)

い、…いいじゃないですか。別に、彼氏居なくても楽しいし。
…えー、じゃあどうしろってんですか~…
( うぐ、と苦く表情歪めればぶつぶつと自分に言い訳する様に呟くと頬引っ張る相手じとり見つめて不満を口にすれもされるがままに伸ばされ。相手の棒読み具合を見れば小さく溜息を吐いてやれやれと言うように" ……３点、ですね"と勝手に点数を

｢りあじゅう｣って奴だな、うん
どうもこうもねえ、会ったばかりの狐に年増とか言うな、わかったか？
(最近知った言葉を自慢するようにドヤ顔で肯けばゆるゆると相手の頬はそのまま引っ張ったままで、念を押すように顔を近づけて。勝手に点数をつけられればふんす、と鼻息荒く｢誰かさんに足りない、レディーのお手本ってやつだ｣と牙見せて笑い)

りあ……？知らない言葉ですねぇ…
はぁい、わかりましたァ…近いですおきつねさん。
( きょと、と惚けるように目線逸らすと肩抱き乍けろりとしらばっくれて。また頬を引っ張られ気だるげな返事返せばゆるりと挙手するも目の前にきた相手にあくまでも冷静を装い乍そっと引き剥がすと得意げに笑う相手に"ふーん、へー。かわいー。おきつねさんかーわーいーいー"と棒読みで返し

(/ ひえええ遅くなって申し訳御座いません！！
お盆前！お盆！客が増える増える出勤時間も増える増えるでｱｯﾌﾟｱｯﾌﾟです…へへ…燃え尽きたぜ((
ここ数日、お暑い日が続いておりますので背後様の体調が心配です。どうかご無理はなさらないで下さいませ！ 現場からは以上です!!!( ) )