りりり 2015-07-25 23:52:37 |
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[設定]
遠い遠い昔、とある二人の男がおりました。
一人はひどく純粋で、他人を疑う事を知らないくらいに素直で善良な男でした。
もう一人はとても狡猾で、他人にそれを悟られないくらいに要領の良い男でした。
狡猾な男は、すぐ他人に騙され更にはそれに気付きもしない善良な男を内心では馬鹿にしていました。
そしてある時、狡猾な男は善良な男に真実を話すことにしました。何時もどんな時も、自身が損をした時でさえ笑っている善良な男の絶望した顔が見てみたいがためです。
しかし返ってきた言葉は
「うん、知っていたよ。」
…ただ、それだけでした。
なんと彼は自身が騙されている事を知りながら、わざと他人の求める行動をしていたと言うのです。
狡猾な男はあまりの訳の分からなさに、まくし立てるように理由を尋ねました。すると彼は「自分は君みたいに賢くないし身体能力もあるわけじゃないから、せめて彼らの望む行動をすることで、彼らが少しでも幸せになってくれたら、自分でも誰かの役に立てたんだと思ってとても幸福になる。」と言うのです。
狡猾な男はこれを聞き、更には騙されていることを教えた自身に対しお礼を言う彼を見て
「--ああ、コイツは心底馬鹿なんだな…。」
そう思ったそうです。
それから善良な男と狡猾な男は、前よりも少しだけよく話すようになったそうです…----。
それから数千年後。
そんな昔話ももうとっくに忘れ去られた頃…。
二人の物語は今また動き始めます。
(/長くなってしまったので、当初の予定とはズレて次レスに募集要項、ルールを書きます!
申し訳ありません><;)
[その他、細かな設定]
・善良な男はこの後、若くして殺されてしまいます。理由はとある事件の犯人に仕立て上げられてしまったからです。
本当の犯人はその時代のとある豪族の子息なのですが、親は我が子可愛さにそれを隠蔽し代わりの犯人を作ることにしました。その標的が彼です。
他人に騙され続けてきた彼の人生は狡猾な男からはとても幸福なものとは見えませんでしたが、それでも彼は笑って処刑台の上で死んだそうです。
・狡猾な男は善良な男の事が忘れられず、また何の罪もない彼をあんなに無残に殺した他人たちが醜く、憎く、気持ち悪く見えて仕方なかったそうです。
・そんな狡猾な男も、ある日寿命で死にました。
しかし、どういう訳か彼は生前の善行が認められ「天使」の職に就けることが出来たのです。
・自分みたいな人間でも「天使」になれるのだから、当然善良な男もそうなのだろうと狡猾な男は思っていたのですが、死後の世界のどこを探しても彼を見つけることは出来ません。
・聞くところによると、なんと彼はまた人間に転生する道を選んだというのです。
・転生はどの魂がいつ、どこの国に生まれるのか決まっていません。
また、転生前の記憶も基本的には忘れています。
・それでも狡猾な男は途方もない年月を、天使という死のない存在でただ待つことにしました。
・その理由が何なのかそれは彼自身にも分かっておりません。
・そして数千年の後、二人はやっと出会うことが出来ました。
[募集要項]
◎人間の少女(善良な男の転生後)
・年齢は17~
・国籍問わず
・転生前の記憶は全くない
・幽霊などが見える
・普段強気で、暴言も吐くけど根は優しい子希望(萎え:女々しい、受け受けしい、構ってちゃん)
・割りと本気でストーカー天使の事を気持ち悪がってる感じでお願いします(/←)
◎ストーカー天使(狡猾な男)
・見た目年齢20~
・少女をストーカーの如くつけまわし、時々よく分からない発言をする。
・天使の中での地位はそこそこなよう。
・天使のクセに人間の悩み苦しんでもがく姿が好きという変態さ(/←)
・少女(善良な男)に固執する理由は自分でもよく分からないが、単に反応が面白いからというだけのような気もする。
[ルール]
・セイチャルール厳守!
・裏行為はもちろん厳禁!!
・ロルは制限なし。中級者様~優遇。
・本体同士の会話をしてくださると私が異常に喜びます(/←)
・私の来れる時間帯がかなりまばらなので、それをご理解お願いします。
>このトピは選定式です
・今から24時間後に選定を行います。(申請があれば多少伸ばしてもおkです。)
・参加は「少女」でも「ストーカー天使」でもどちらでも構いません。
・これまたミスで申し訳ないのですが、こちらの提供キャラのプロフの提出はどちらか決まってからにしようと思います。
・設定をよく読んでからの参加希望願います。
・質問はいつでもどうぞ。
(/長々と書きましたが、これにてレス解禁です!
では、良縁を願って^^)
(/しまった、世界観書き忘れてましたね。申し訳ない…(汗))
[世界観]
・文明の発達した世界。奇跡だと言われてきたことは今やほとんど科学で説明できるし、人間は神や霊的なものよりも公害や争いを恐れる。(普通に現代と変わりないです。)
・それでも神や霊は確かに存在し、人々は死後「エリュシオン」と呼ばれる楽園へとたどり着く。(本来「エリュシオン」というのはギリシア神話に出て来る楽園の事なので、若干意味合いは異なりますがまあ突っ込まないで下さい/←)
・その中でも生前特に善行を働いたとされる者は「天使」という職につき、神の傍に仕えることが出来る。
・天使は階級制だが、面倒くさいのでその辺は割愛(オイ
・天使には人間の有している魂の色が見えるらしく、それで魂の判別をする。
・時々、未練か何かで現世に止まりいわゆる幽霊となってしまう存在もいるため、それを回収しに行くのも天使の仕事。
・少女(前世善良な男)は小さい頃からそれらが見える。
[展開]
基本的にはお相手様と要相談のつもりですので、そんなに気になさらなくても大丈夫です。
ただ、ストーカー天使は少女(善良な男)を見つけたのはごく最近です。
毎日毎日入れ替わり立ち替わりする魂をずっと見張ってるのは流石に無理だったんでしょう。なので十数年間、気付きませんでした。
気付いた理由は現世に止まる魂回収のために赴いた地で、偶然出会ったから。
少女の前世の記憶はストーカー天使との関わりで、少しずつ戻るのも面白いかも知れませんね。
まあ、その辺も少女希望の方にお任せします。
天使の少女に対する感情も、最初は面白さ半分懐かしさ半分って恋愛感情ではない感じが良いです。だって彼はノーマルで、元々相手は男なんですから(笑)
ザックリとこんな感じですかね。
また、質問あればお気軽にどうぞ^^
(/一応プロフテンプレ置いておきますので、良かったらご活用下さい^^)
[プロフ]
名前/(少女:国籍問わず 天使:洋名)
役柄/(人間の少女orストーカー天使)
性別/
年齢/(天使の場合は見た目年齢)
容姿/
性格/
備考/(過去や趣味など何でもどうぞ!)
<ロルテ>
(出会いや、掛け合いなどお好きなシーンをイメージして一つ。)
[プロフ]
名前/久遠 麗華( クドウ レイカ )
役柄/人間の少女
性別/女
年齢/18歳
容姿/艶やかなプラチナブロンドの髪は背中まで伸ばされていて癖や傷みがなく真っ直ぐである。その長い髪をまとめ髪にしてはバレッタで留めている。
奥二重な瞼だが睫毛が長く若干つり目気味な目元。髪は金髪だが瞳は黒。
父親に似て鼻は高い方で目鼻立ちはある程度整っていて中性的な容姿。
肌は色白とまではいかないが日に焼けにくい体質なので健康的な白さ。
身長158cmと至って平均的で体型も標準的。柔らかそうなぷにっとした肌を本人は気に入っておりモデルや華奢などの痩せ型ではないが肥っている訳でもない。
高校生なので制服はスカートを膝上まで短くし、釦は一つだけ外しリボンは緩めに。夏は長袖ブラウスを腕捲りして対応し、ブラウスの上は紺色の高校指定ベストを着用。
秋冬はブラウンのロングカーデだけだったり冬はブレザーを羽織ったり等。ソックスは季節関係なく黒のオーバーニーソックス。茶色のローファー。茶色い革製の鞄。
私服は動きやすくパンツスタイルを好みジャケットにブラウスを合わせて着こなしている。ピンヒールタイプのパンプスが好きで好んではいているため若干身長が高く見える。
性格/幼い頃から普通なら見えないモノが見えていたので物心ついた時には覚悟して全てを受け入れる現実的な性格となっていて喜怒哀楽の表情及び感情豊かな女性に成長する。現在でも霊的なソレが見えているのでたまに独り言をぶつぶつ呟いたりしている。
根は真面目で素直であるのでどんな現実でも受け入れる寛大な心の持ち主。
備考/米国人の父親と日本人の母親の間に産まれたハーフ。父親の遺伝子が強く髪は金髪なのだが瞳は黒と変わっている。
幼い頃から幽霊等の類のモノが見えてしまい幼い時はあまり気にしていなかったが成長するにつれて見えないモノが見えてしまうということを不便に想うようになるが開き直って受け入れている。
最近になりなぜか天使につきまとわれ(ストーカー)る様になり最初は幻覚だと想いスルーしていたが頻繁に現れるので幻覚でないと理解してからは天使に対して若干気持ち悪がっているがストーカーする理由が気になるので尋ねたり暇つぶしに話し掛けたりしている。
<ロルテ>
ねぇ、ちょっと!毎日毎日、私につきまとってさ天使ってかなり暇なの?!
(アルバイト後の暗い夜道をいつものように慣れた足取りで歩いていると最近は多少は慣れたがその服装や羽根等にはまだ慣れることはなく一番慣れないのは付きまとうその天使の存在自体で気にしないように早歩きで帰路を急ぐがやはり視界に映ってしまうのでかなり気にしてしまい足を止めると勢い良く振り向き上記述べた後己の定義に基づいた天使のイメージをそのままオブラートに包むことなく下記述べて)
それに天使ってほら、恋のキューピットでしょう?恋する乙女とかにストーキングしたほうが仕事しやすいのでは?
( /主様、>3のレスで参加希望した名無しです。全力で娘を作成致しましたが選定ということで結果が分かるまで気になりますが、お手透きの際にでも御目通し及び御検討をお願い致します。)
(>7さん、参加希望ありがとうございます!不備はございませんので時間まで少々お待ち下さい。)
(/本日25時頃まで受け付けております。募集上げー。)
名前/ セリカ・ドノスティーア
役柄/ 人間の少女
性別/ 女
年齢/ 17歳
容姿/ 背中まで伸びるくすんだ亜麻色の髪は少し癖毛で、赤のリボンを使い左側の耳の後ろで一つにまとめている。わざと残した頬にかかる短い横髪を耳に掛けるのが癖。眉が隠れるほどの長さの前髪は、頻繁に自分で整えている。意思の強さが窺える凛とした目ははっちりとした二重で僅かに目尻があがっている、色は淡い藍色。薄い唇や鼻筋の通った小鼻、高い頬骨など容姿端麗な父親の血を色濃く引いている模様。しかし身なりにはあまり関心がないようで、服装は機能性を重視したスキニーに白のブラウスと暗色のカーディガンなど地味なものが多い。身長は156cm。少し小柄なほうだが、それを感じさせない凛々しさを備えている。
性格/ 何事にも物怖じしない気の強さと、知識を始めとする様々な物事に対して好奇心旺盛さを兼ね備えた性格。周囲の言葉に惑わされる事なく、自分の目で見た物と文献から得た知識を信じる意思の強さ、もとい頑固さを持つ。好き嫌いははっきりとしており、対応も全く異なる。正直であるがゆえに歯に布着せぬ発言が目立つが、自覚はあり改めるつもりもない。非現実的なものが見えることに対しては、もうすっかり慣れてしまったようで日常の一部として受け入れている。
備考/ 幼少期に母親を亡くし、父親の愛情を一心に受けて育てられる。ミステリー小説家である父親を心底尊敬しており、俗語でいうとファザコン気味。その影響もあってか読書を好み、暇さえあれば図書館や自宅の書庫にこもっている。一人親ということでいじめを受けた事もあったが、それを言葉で一蹴できた文章力は自分の武器だと自負している。
<ロルテ>
ずっと辛そうだったから良かったわ。私じゃあ、どうもできないもの。…ありがとう、天使様。
(学校からの帰宅途中、通学路である道に面したアパートに縛られた霊の傍らに降り立つ純白の翼を背に負った男性の後姿が見え、無意識の内に歩みを止めて。悪事をはたらくことはせず、ただじっと佇んでだけの存在を毎日のように見ていたものの、自分に祓う力はないため考えあぐねていたところで。本職であろう彼の力によってようやく浄化されるのだろう、安堵しながらも初めて姿を見る事が出来た伝説的な存在にいつもの好奇心が湧き上がり、はやる気持ちを抑えながらゆっくり歩み寄ると至って平然とした声色で声を掛けて。)
(遅ればせながら参加希望させていただきます!候補に加えていただけると幸いです。選定のほど、宜しくお願いします。)
(/他に参加希望者もいらっしゃらないようなので、選定結果を発表します。
お二方ともとても魅力的なキャラで、ものすごく悩んだのですが今回は>9さんのセリカちゃんにお相手をお願いしようかと思います!
今からこちらの提供キャラの方のプロフを制作しますので少々お待ち下さいませ。)
[プロフ]
名前/ヨハネ
役柄/ストーカー天使
性別/♂
年齢/22
容姿/朝焼けのような穏やかなオレンジ色の髪は肩よりも長く前に垂らすように緩く結び、前髪も少し伸びているため邪魔にならないように左に流しているが、別に伸ばしているというわけではなくただいつの間にか伸びており邪魔だからくくっているという何とも適当な理由。目はやや垂れ目気味で、男の割にはまつ毛が長く色は鮮やかな翡翠色。目鼻立ちはまるで絵画や彫刻のように整っており、神話や昔話の中からそのまま出てきたのかと思うほどまさに「天使」のような容姿。純白の布をそのまま体に巻きつけたようなゆったりとした上着は足を覆うほどの長さで、下に黒のズボンとブーツを履いている。自身の天使の階級を示す両裾に十字架のような紋章が施されたストールは青色で、これはそこそこ上級である証。天使の職に就くとともに背中に携えることとなった二対の純白の羽は、闇夜の中でも淡く光っているように見える。
性格/とても狡猾でありまだ人間であった頃は天性の頭の回転の良さでそれを隠していたが、長く生きると面倒臭くなってしまったのかそれを隠そうともしない。見た目とは裏腹に慈悲深い天使像とはかけ離れており、人間が悩み苦しんでもがく姿が好きという少々変わった考えを持つ。その根底には過去にあった事件による人間嫌いからくるものがあり、人間のことを「子羊」と呼び嘲りの意を示すところからもそれが伺える。自分の興味のあるものしか関心を示さず、それ以外にはまるでそこに存在しないかのような態度をとる。
備考/とある男の魂を持って転生してくる人間を探している。その男が自身にとっての何なのかはよく分からず、友達なのかと言われると鳥肌が立つそう。なのでそれについての話題は極力話したがらない。最近ようやくその男の魂をもつ少女を見つけ、しかも彼女は普通は見えない筈の自身が見えるというのでこれは好都合とばかりにたびたび現れてはまるで暇人のようにちょっかいを出して遊んでいる。
(/プロフ完成しました!なんか思ったよりも変態要素がにじみ出てしまったので、気に入らない個所があれば直しますのでお気軽にどうぞ…(汗) 開始はそちらのロルテにそのまま絡む形でも大丈夫でしょうか?)
(反応が遅れてしまって申し訳ございません!まさか自分を選んで頂けるとは思っておらず…。
本当にありがとうございます。これから宜しくお願いします。
狡猾な天使様で、やりとりがすごく楽しみです!開始に関しましては、ロルテに絡んでいただいても宜しいでしょうか?)
(自身の階級が上がってからはあまり来ることのなかった現世。しかし最近はどうも人手不足らしく、この世にとどまる魂を回収するべく自身も駆り出されており。指定された場所に降り立つと、何故か縛られている霊の姿を目視して。理由はともかくなかなか未練のありそうなその姿に、心底面倒臭いとでも言うように軽く舌打ちをし)
…ったく、たかが子羊ごときが僕の手を煩わせるんじゃないよ。君くらいの魂がこの世に何か出来る筈ないんだから。
(誰にも聞かれてないと思っていたのか、そう呟くと思わず霊の爪先を踏みつけて。説得という手段もあるにはあるが、最初からする気はなく強行手段で魂を回収しようと手をかざし。しかし、突如自身を呼ぶ声が聞こえると驚き動きを止め。)
…へえ、今時僕らの事が見える子羊なんてい…----。
(声の方をゆっくりと振り返り少女の姿を認識すると、中途半端なところで言葉を切り今まで気だるげだった目を大きく見開いて。)
(/何か長くなってしまい申し訳ありません…(汗)興奮すると妙に長くなってしまう癖があるので嫌でしたら言って下さいね。一旦落ち着いてから返します!)
(天使と崇められる存在から吐き出された呟きは聞き間違いではないだろう。絵本や文献で得た情報とは大きく異なる印象を持つ相手を知識の一つとして頭に刻みながらも、自分が声を掛けたことによって昇天させるための行為を中断させてしまったようで、相手が振り返ると同時に思わずその場で足を止めて。此方を見る相手の類を見ぬ美麗な顔立ちに一度は目を瞠るも、何処か棘のある"子羊"との表現に怪訝そうに少し眉根を寄せ。しかしそれは今伝えるべきことでないため、一度喉の奥に押し込んでおき。) …ああ、御免なさい。邪魔するつもりはなかったの。続けて? (相手のような人ならざる者からすると自分のように見ることができる存在が珍しいことは、長年の経験を通して理解しているため、驚いたような表情を浮かべる相手の反応を今までのことのように受け流し先を促して。何よりも天使が魂を救う方法を実際に見てみたいという好奇心が勝るらしく、急かすように相手を見据えて。)
(いえいえ、お気になさらず!私も楽しくなるとどんどん長くなってしまうので、おあいこです。それに、主様のロルは分かりやすくて、とても読みやすいです!
こちらのロルは大丈夫そうでしょうか?直してほしいところなどありましたら、遠慮せずおっしゃってくださいね!)
……みーつけた。
(急かすようにこちらを見る相手の視線と一瞬目が合うと、胸の内から湧き上がってくる高揚感にも似た何かに思わず口端を上げてそう呟き。それと同時に今までまるで相手の言葉が聞こえていないかのように止まっていた体が動き出し、霊に向けていた手をそのまま突き出してその頭をわし掴むと少しの後に先程までの人型は消え、ただの光の珠のようなものとなって。しかしそれは力任せに地上から魂を引き剥がす強行手段であり、当然未だ未練のあるその霊は光の珠となるその寸前までうめき声のような苦し気な声を上げており、とても綺麗と言えるような情景ではなく。それも自身にとっては慣れたことで眉一つ動かさず、しまいには上に放り投げるように天上へと魂を送るその姿は「雑」そのもので。)
さってと、仕事終わりー。
…それにしても君、驚きだね。まさか女の子になってるなんて。
(急ぎで魂を送ったのは流石に少々疲れたのか一つ大きく伸びをすると、何事もなかったかのように相手を再度上から下までまじまじと見つめ。上記を言いながら納得したように浅く頷くと面白そうにクスクスと笑って。)
(/優しいお言葉ありがとうございます^^お言葉に甘えてテンションMAXでいかせてもらいますね。もれなく天使の下衆度がアップします(笑)
いえいえ、問題なんて一つもありません!とても絡みやすくて楽しいです!)
…何?見つけたって、どういう――
(気怠げな表情は一変し喜びとは似て非なる感情を唇にのせる相手と、探し人に辿り着いたと言わんばかりの発言に脳内に数多の疑問が浮かぶ。自分の記憶が正しければ目の前の天使とは初対面、まさに彫刻のような美しい容姿と目を引く明るい色の髪は一度見れば忘れないであろう代物で。妨害しないようにと噤んでいた口を開くと訝しげに問うも、昇天とは程遠い苦しげに呻吟する声に動揺の声を上げてしまいそうになるのを堪えるように、口許を両手で押さえて。悪い意味で予想を裏切る方法にきっと眉間に皺を寄せ相手を睨み付けると、罪悪感など微塵ほども感じさせぬ飄々とした様子に苛立ちはつのり。) 人違いじゃないかしら。私は生まれたときからずっと女の子よ。…それよりも今のは何?まるで現世から無理矢理取っ払ったみたいじゃない。彼はエリュシオンに行くことができたの? (まるで旧友と再会したかのような言葉に、今は取るに足らぬ事のように淡々と冒頭に付けると、先程の行動を問い詰めるかのように捲し立て。)
(大丈夫です!今は険悪チック?な2人がこれからどう変わっていくのか楽しみですね。
よかったです。それでは何もなければそろそろ背後は失礼させていただこうかと思います。
改めて宜しくお願いしますね。それでは、また何かありましたらお呼びください。)
へえ、そんな表情出来るようになったんだね…。
(転生する際に前世の記憶が消されてしまう事は承知なので、相手が自身を覚えていないのは当然なため人違いだという相手の主張を聞いている風も全くなく、こちらを勇ましく睨みつけてくる相手に今世は前世よりも強気な人間になったんだなと、珍しいものを見るようにそう呟き。それもまた面白く感じたのか相も変わらずクスクスとからかうように笑っていて。)
よく分かったね、その通りだよ。あの子羊はこの世に対する未練が深そうだったしね。面倒くさいから手っ取り早く天上に行かせたよ。
(相手の見解を賞賛するようにわざとらしく手を叩くと、まるでそれが当然のことであるかのように語り。エリュシオンに行ったかどうかなんてそんな心配は無用だとでも言うように、作り物めいた笑みを深めれば「そりゃ当然。ちゃんと仕事しないとそれこそ面倒な事になるからね。しっかりと送ったよ。」と先程の魂のためではなくあくまで自分のためという理由を述べて。)
(/遅れてしまいすみません…!
そうですね!今後どんな変貌を遂げていくのかこちらも楽しみです!^^ちゃんとタイトルに込めた願望のようになってくれると嬉しいのですが…(°∞°;)まあそこはまだまだ遠い話なのでまた後ほど(笑)
では、こちらもそろそろドロンさせてもらいますね。色々と説明不足な箇所が多いと思いますので、疑問があればいつでもどうぞ!)
まるで過去の私か…前世か何かを知っているかのような物言いね。
(旧友とは別の、ただならぬ因縁を持った相手と邂逅をしたかのような揶揄の混じる言葉に怪訝さは増すばかりで。相手と見まえるのは間違いなく初めてであり、此方の主張を肯定も否定もしない様子から、いくつもあった可能性を削っていくと徐々に明らかになる真実。人間では考えられないことでも彼のように人間の枠から外れた存在ならば、と緩く腕を組み少し顎を上げ自分の考えを述べて。)
…この世との未練をなくしてあげるのも貴方たちの仕事の内なんじゃないの?
(どこか演技めいた素振りに見える大袈裟な賞賛に一度眉をひそめるも、その苛立ちを逃がすように小さく息を吐き出すと落ち着き払った声色で問い掛けて。書物から得た情報とは大きくかけ離れた天使の性格に、落胆すると共に"どうして彼のような人物が天使になることができたのか"という疑問が浮かび、端整な顔に張り付けられた微笑を真っ直ぐ見据えて。)
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