【曇り空のち晴れ姉弟】※非募

うーんと…こんなもので良いかな…っと｡
よいしょ…リモコンリモコン｡
((ご飯をテーブルに並べて伸びをすると､エプロンを外して畳んでしまい
ピッとTVをつけるとホラーCMの真っ最中でひゃあっ！？っと声を上げてチャンネルを変えて

春くーん
そこに着替え置いてない？
(濡れた髪で体をタオルで巻きお風呂場から出てきてリビングにいるであろう弟に声をかけて)

ふぇっ！？
き、着替え？ちょっと待ってね！
((ホラーを見てしまった為にオロオロしており着替えを見つけるとよいしょと持ち上げて
その時に始めて姉の格好に気が付くと顔を真っ赤にして着替えを渡してパタパタと走って奥の方に引っ込んで「女の人の…肌みちゃった…｡」とタブルのドキドキに挟まれて落ち着く為にほっぺをむにーっと思いっきり引っ張って

春くん？
大丈夫？どうしたの？
(今まで女家族の中で育ったため格好を気にしたことなくそのままの格好で遠くから声をかけてみてこのまま近づいたらまた逃げられちゃうかなと思えば着替えたほうがいいかと結論づけ)

ど、どうしよう…あれ…女の人の肌を見たらどうしなさい…だっけ…｡
あぅ…ホラーが…｡
((ホラーと姉の姿の板挟みにあってギリッと思いっきりほっぺを引っ張って
「いひゃい…｡」と手を話すと涙ぐんで「ちゃんとしようと思ったばっかなのに…｡」とキッチンの隅っこの方でリビング側に背中を向けて体育座りでちょこんといて

(これは聞こえてないなと思えばとりあえず着替えてしまい、髪の毛は縛って後ろて一つにまとめ雫が落ちないようにして。そーっと相手に近づいて体育座りしてる相手の背中にぎゅっと抱きついて)

わっ…!
((急に後ろから来た感触に驚いて体がビクッとなるも姉だとわかると体育座りしている膝に顔をうずめて､静かにポツリと「ごめんなさい…お姉ちゃん…｡」と呟いて

な、なんで春くんが謝るの！？
(急に謝られると驚いてどうしたのかなと頭を優しく撫でていてさっきのことかなーと思い当たるものがあるがあれだけで謝ることはないのになーと思っていて)

いや…だってそのあの…抱っこしてもらっては落ちそうになるし…
バスタオル姿は見ちゃうし…。
せっかく父さん以外に初めて出来た家族だったから…嫌われたり迷惑かけたりしない様にしようと…思ったんだけど…。
バタバタしてばっかりで…。
((喋っていくうちにどんどん声のトーンが下がって更に小さく縮こまっている様に見えて

ぷっ…
(相手の言葉を聞いていると笑っちゃダメなんだろうけど我慢出来ずに笑ってしまい
｢春くんってばそんなこと気にしてたの？｣と言うとおかしそうにくすくす笑って
一通り笑い終えると後ろからぎゅっと優しく抱きしめて大丈夫だからねと優しく囁いて)

はぅっ…け、結構真面目に気にしてたのに…｡
((と笑った相手の方にやっと顔を向けては,涙目で頬をぷーっと膨らませて
ぎゅっと抱きしめられ囁かれると何も言わずにコクンと一度頷いて
ちょっとだけクイッと近付くと、耳元で「ありがと、お姉ちゃんっ…｡」と囁いて

気にしなくていいの…私たちは家族なんだからそのくらいで怒ったりも嫌ったりもしないから
(頬を膨らませてる相手を見て可愛いなーと思いながらうりうりと頬をいじって
耳元で囁かれると少し顔を赤くして今どきの中学生は…と眉を下げて微笑み
いつまでもこうしていられないのですくっと立ち上がり母さんたち遅いなと考えていて)

うん、わかった…｡
((そう言われれば、頬をうりうりされたまま頷いて
自分がした事はそんな大した事ではなく、単にお礼を言ったぐらいの感じで赤い相手に不思議そうにして
釣られて立ち上がるとピピピと着信音が鳴ってスマホを取り出すと父さんと表示されてて
「もしもし？父さん？遅いね…うん？はい？なんて？あれ…父さーん…｡」ブッ…と切れた音がして

(おはようございます、昨日一日やって頂きましてありがとうございます!
やってみて何かありましたか？ここをこうしたいとか変えたいとかありましたら教えてくださいね！
逆に春をこうさせてみたいのもあれば是非御遠慮なく)

お父さんから？どうしたの？
(赤い顔を冷ますようにとパタパタと手で扇いでいて。
携帯が鳴り相手は父だと思うがどうしたんだろうと思っていて)


(おはようございます。こちらこそありがとうございました！
もう、春くんが可愛すぎて可愛すぎてやばいです！
はい！ありがとうございます！涼華の方でもこうさせたいとあれば言ってくださいね！)

なんか…父さん、酔っ払ってる…？
呂律が回ってなかった様な…｡
((スマホを握ったまま苦笑を浮かべて「たまに褒めるとこれなんだから…｡」と少しむくれて
「はぁ…まあ仕方ないか…｡ご飯先に食べようか？」と姉を見ると首を傾げて


(いやいや、ほんとに来て貰えると元々思ってなかったので(笑)
いやぁ涼華もいい姉ですね！ わかりました！)

あ、お母さんと飲み比べしてないといいけど…
(酔っ払ってると聞くと二人で楽しく遊んだのかなと思い父の身を心配し
むくれてる相手を見ればくすりと笑い
｢そうだねー二人で食べちゃおっか｣と言うと並べられた料理を見ておおっと声を漏らし)


(そうなんですか？なんか可愛いトピだなーと思ってきちゃいました(ﾃﾍ)
そう言ってもらえると嬉しいです！たまに変態になりますが…)

う～ん…父さんも飲むとノリが良いからなぁ｡
まぁ…とにかくご飯食べよっか。冷蔵庫の中がほぼ空っぽに近かったから簡単な和食しか作れなかったけど…｡
((そう言って微笑むとテーブルに言って座って、テーブルには焼き魚や味噌汁などが並べられており
お箸を一つ前に置いて


(なんとなく突発的につくちゃった物だったので(笑)
いや、全然問題ないです！全てバッチこいです！)

すごく美味しそうだよ
(簡単な和食と言われてもお腹のすいてる自分にはとても美味しそうに見えて目をキラキラさせながら席につき)


(そうだったんですか！笑
ありがたいお言葉ですなぁ〜)

そう…？良かった｡
じゃあ、いただいます｡
(微笑むと手を合わせてそう言うとお椀を持って食べ始めて「久々にしては上出来…かな…？」首を傾げながら食べて


(そうなんですよ、ほんとに突発で(笑)
いやいや、全然構いませんから(笑))