今日の授業はなーに？【ＢＬ／ひぼ】

本当だって、見られるものっていうか…何か襲いたくなる感じ?(払われたてを一瞬彷徨わせ体の横に戻しニッと笑い


うんうん、ごめん(泣き出しそうな相手を宥めようと背中を撫で「勝手に消えたりしないから、ね?」と視線合わせ

は！？なっ！っ、…襲いたくなるとかへんな冗談言うなっての！（整えてもらった袴の裾握り視線逸らし顔真っ赤にさせて

わかった…なら、約束だからな！これに、誓って！（と、ポケットからクリスマスプレゼントとして渡そうと思っていた同じデザインの２つのカフス取り出しては相手の前に差し出して

ちゃんと本当のこと言ったんだよ(少し恥ずかしそうに言ってくしゃっと笑い「本当の事言わないと不安がるでしょ?」と


俺に?ありがとう(一瞬驚き受け取り嬉しそうに笑って、ワクワクした様子で「これ付けてよ」と頼み

あー、ったく！なんでこの人はこんなに可愛いんだろ…むかつく（相手の笑顔にさらに顔真っ赤にさせてはずかしさから視線逸らし

自分のアクセ探してた時にたまたま見つけたから買っただけだから、別にデザイン気に入らないなら捨ててもいいんだからな（相手に言われるままにケースからカフス一つ取り出しては相手の耳にそーっと近づけてつけようとして

可愛いじゃなくて格好いいでしょ?おじさんに可愛いは駄目だよ(と面白そうにケラケラと笑って相手の髪を少し乱暴に撫でて


たまたま、なんだね(分かっているようにクスクスと笑い言って相手の手が伸びるとじっとし「大事にするね、ありがとう」と見つめ

あ、またすぐそうやって自分のことおじさんだとか言う、それにセンセは可愛いでいいの！可愛いで（顔真っ赤にさせたまま悔しそうに答えては『かっこいいなんて…ぜったい言えるかよ』と小さく呟き

ん、…やっぱりセンセこの色で正解だった（相手の耳にイヤーカフスをそっと付けては飾りについている深い青色を見て頷き満足そうにしては、もう一つを自分の耳につけて

おじさんだし、可愛くないもん(わざとぶりっ子みたいに言って小さな声が聞こえると「ん?何か言った?」と首を傾げ


この色気に入った、ペアなの?(付けられたイヤーカフスを確かめるように触り相手が付けているのを見て首を傾げ

なっ！？ずるい！俺が言ったら認めろとか言われるのに！（相手の反応にムスーッとした表情すれば先ほどの呟き聞こえてしまったのかと焦り『な、な、なんでもない！気にしなくていいから！』と顔逸らし

たまたま！店員さんが間違えて二個入れただけだから、せっかく買ったなら一つずつ使えるし丁度いいかなって思っただけだから！（相手の耳につけた後急いで相手から離れては相手の言葉聞こえ誤魔化すように答えて

蛍ちゃんは若いでしょ!俺は可愛いって歳じゃないから(相手の反応を見てクスクスと笑い焦る相手に首を傾げ「そう？分かった」と


でも結果的にはペアだから俺は満足(とその言葉の通りに満足気にソファに座り「間違えてくれた店員さんに感謝だね?」と笑い続け

俺が若いとか、せんせーは歳だとか関係ないし、せんせは可愛いで充分！かっこいいなんて言ってあげないんだからな（ベーっと舌を出してはそっぽ向きなんとかごまかせたことにホッと安堵のため息零して

うっ、そ、そうだね、結果としてはセンセが喜んでくれたなら良いんじゃない（相手の答えと反応に言葉に詰まりそうになりながらも満足そうな、笑顔にこちらも嬉しくなり『う、うん、店員さんに今度俺からお礼しとくから、センセは絶対お店に行っちゃダメだから！』と

じゃあ俺も蛍には格好いいって言ってあげないからね(仕返しと言わんばかりにそう言って「代わりに可愛いしか言わないから」と


何でそのお店に行っちゃ駄目なの?駄目って言われたら行きたくなっちゃうのが俺なんだよね〜(うんうんと頷き後に聞こえた言葉に不思議そうに首を傾げこれは何かある、と勘付いたのかニヤニヤと笑いながら問いかけ

なっ！それはダメ！可愛いは禁句だろー！（相手の返答に慌てたように言えば諦めたように、自分の、髪をクシャと掴み『わかったわかった…俺の負けね』と項垂れて

とにかく！行っちゃダメだから！行ったらペアアクセサリー専門店だってバレちゃうから！（相手の反応に咄嗟に出た言葉で思わず理由を口にしてしまい慌てて自分の口を押さえて

だから前にも言ったけど、可愛いの代わりの言葉探してよ(折れた相手を意外そうに見てそう提案してみて


へぇ〜、そうなんだぁ〜(言葉聞き逃さずニヤニヤと笑い続け、ふと思い付いたように「今度新しいの買いに一緒に行く?」と

可愛いの代わり……可愛い以外だったらなに言われても良いんだけどな、例えば…えっと…（相手に言われた言葉にピタッとその場で思考停止すれば考えるような仕草して

いっ、いや、違うって、そのつまりー…あれだ！ペア、って名前のアクセサリー店ってこと！そう！それ！（慌てたように誤魔化そうと身振り手振りしては次第に顔真っ赤にさせていき

例えば?(急かさず相手の言葉を待ちながら、足元に寄って来た仔犬を抱き上げ「お前大きくなってないか?」と犬に話しかけ


もう正直に言っちゃいなよ(眉を下げ呆れたように笑い自分の耳についたカフスを触ってみて

た、例えば…例えば…（ケータイを取り出して可愛いの代わりの言葉検索しようとすれば検索にヒットした中のウサギの画像見つけ『うわぁ！このウサギ可愛い！！』と興奮しながら画像見ては仔犬に話しかける相手の姿に少しきゅんとしていて

うっ…！正直って俺が嘘ついてるみたいじゃんか（視線逸らしながら嘘をつく時の癖の自分の腕を掴む仕草していて

例えば、って本当だね可愛い(画像見れば珍しく目を輝かせふと思い出したように抱いたままの仔犬を見て「お前食べたりしないよね？」と首を傾げ


ほら、その反応……嘘ついてるんじゃないの?(どうしても答えを聞き出そうと腕を組み首を傾げ

可愛いよな！んー！どの画像のウサギも可愛すぎて俺どーしよ（先ほどまで悩んでいたことも忘れて目をキラキラさせながら画像に夢中になりながら相手の呟いた言葉聞こえて『ゆうとが食べるわけないじゃん！』と クスクス笑い

好きな子連れておいで、新しい子の名前は蛍だね(先ほどの様子とは違った相手を見てクスクス笑ってそう言い、笑われると不服そうに「もしもの事があったら困るからこいつに確認してる」と

え！？なんで俺の名前なのさ！？（ケータイ握ったまま相手の言葉に驚いたように反応しては『もしも、って、…もしかしてゆうと、そんなことあるの？』と相手の抱っこしてるウサギに話しかけてみて

【うわぁ、ごめん！！レス返したつもりが消えてた！】
う、嘘じゃないし！俺が嘘つくわけないじゃん（視線逸らしながらから笑いして