奴隷少女は笑わない[NL]

別にいい
(相手が自分が起こしてしまったことに謝れば別に気にしなくて、上記を述べて。布団に目を輝かせて座る相手が深く頭を下げてお礼を述べれば「いいから、もう寝ろ」と布団を叩いたり、触ったりして一向に寝ようとしない相手に苦笑しながらそう言って

は、はい。すいません…。おやすみなさい…
(自分が寝ないため相手も寝れないんだと思えば慌てて謝りペコッと頭を下げて布団の上に横になればクルンと丸くなって静かにまぶたを閉じて寝ようとするも眠気が来ないため目だけでも閉じてようとその体制から動くことはなく。今日あった事を思い出していていろいろ不安はあるが頑張ろうと思い)

相手が横になったのを確認すれば電気を消して、自分もベッドに入って寝っ転がり。今日一日で相手と少し打ち解けたことは叶っただろうかと考えながらもやはりまだ眠いのか少ししたらすぐ眠ってしまい

(ぼーっと布団の上で静かにしていて急に暗闇が現れるとぎゅっと布団を握りしめ小さく震えながら泣かないようにと我慢していて。早く明るくなれと布団の中で震えながら目をきつく閉じぎゅっと両手を絡めて握りしめていて)

…寒いのか？
(ここからでも確認できる相手の体の震えを心配するように問いかけて。確かに冷房をかなり効かせてあるため寒いかもしれないと思えば「布団貸そうか？」と問いかけて

だ、大丈夫です！寒くないです！
(本当に寒くはないためブンブンと頭を横に振り。相手に背中を向けてきゅっと尻尾を体に巻き付けて暗闇から逃げるように目をつぶって寝てしまおうと思っていて。がりっと自分の腕をかみ痛みで恐怖を飛ばせないかと考えていて)

怖い…とか？
(寒くないなら何故だろう。まだ体を震わす相手を疑問に思い、上記を問いかければ「一緒に寝てやろうか？」と苦笑しながら問い掛けて

違います…。大丈夫です。柚子様は早く寝てください。
(頭を横に振って自分のせいで相手が寝不足になるの嫌なので震えを無理矢理止めて、もう寝ますというように体を小さくさせて軽く数回大きく呼吸をすれば静かに呼吸をして寝ようとして)

じゃあいいか
(相手が首を横に振っていいと言えば、こちらも寝返りをうち、相手に背を向ける形で寝ようとして。明日は休日。寝不足などあまり気にしないがそれでもいいかと思えば早々に眠りにつき

(眠りについた相手を見てフゥと溜息を吐けばぽふっと布団に再度横になり早く起きなきゃいけないから寝ないとと思えばすやすやと眠りだして。あそこではゆっくり眠れなかったがこの家に来ると安心できたのか気持ちよさそうに久しぶりの深い眠りに落ちて)

(翌日の朝。カーテンの隙間から差し込む光に目を覚ませば上体を起こして伸びをして。隣の相手はまだ寝ているようだと確認すれば足音を立てて起こさないようにとそろっと部屋から出て。朝食の準備でもしようかと台所に立てば簡単な朝食を作り出して

(朝になっても起きずに今までは無理矢理起こされていたがここではそれが無いため油断してしまいいつも起きてる時間を過ぎても寝ているが、遠くの方で聞こえる何かを作る音にふと目を覚ましてボサボサの髪のまま周りを見渡すとバッと勢いよく立ち上がり音のする方に走って｢も、申し訳ありません！｣と頭を下げて)

なにが？
(ボサボサの頭で走ってきていきなり謝る相手に突然のことで何のことだかわからず上記のように問い掛けて。「まぁいいや、飯、もうすぐできるぞ」と言えば椅子に座るよう促し

起きなかった…から。
(問いかけられると服の裾をぎゅっと握って怒られるかなと思い眉を下げて怯えていたが、ご飯と聞くときょとんとして｢は、はい…。なにか手伝えることありますか？｣と椅子に座る前に聞いてみて無いと言われてもなにかはやろうと思っているので首をかしげて見ていて)

そんなんで怒るか
(相手が服の裾を掴んで怯えている様子でいると苦笑しながら上記を述べて相手の頭に軽くデコピンをして。なにか手伝えることはないかと問い掛けてくる相手に「じゃあ、食器出して」と食器棚を指差して

みゃっ！
(軽くデコピンをされるとその場所をさすってこれだけでいいのかなと思って首をかしげてやっぱり主人は優しい人なんだと思えば少し緊張が解け。｢は、い！｣食器と言われればコクっとうなずき食器棚のところに来てお皿を出そうとするもどれを出したらいいかわからずオロオロしていて)

お椀二つと平皿二つ取って
(食器棚の前でオロオロする相手に少し呆れながらもやはり相手を見ていれば退屈はしなくて。オロオロする相手に助け舟を出そうと上記を言えばご飯が炊けたようで炊飯器の蓋を開ければ辺りにご飯の香りがただよって

は、はい！えっと…お椀と平らなお皿…
(オロオロとしていたが主人に助けられると言われたものを探してこれでいいかなとお椀と平皿を二つずつ取り、転ばないようにパタパタと相手の元まで急いで来て｢こ、これでよろしいですか？｣と見せて鼻をひくつかせていい匂いがすると頬を少し赤らめて美味しそーと声を漏らして)

サンキュ
(パタパタと皿を持ってこちらに走ってくれば上記を述べて受け取り。相手が持ってきてくれた皿にご飯、味噌汁、おかずのベーコンエッグを盛り付けて「じゃ、運んで」とお盆の上に乗せれば仕事を与えて

(お皿を渡してワクワクしながら次の仕事を待っていて、次の仕事が来ればこくんと頷いて次は走らないようにゆっくりとテーブルに運んでそーっとこぼさないように置けば相手の元に戻ってきて｢運びました｣と目をキラキラさせながら述べて。次は何するんだろうと思いじーっと見ていて)