奴隷少女は笑わない[NL]

い、いただきます
(箸が使えず泣きそうになるがすぐ近くにお魚のいい匂いがするとそちらを見て相手が魚をほぐして食べさせてくれるとわかると、申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちがあるが空腹も限界のため素直に手を合わせると、小さい口を開けてパクッと食べて口を動かしてこくんと飲み込むと頬に手を添えて「おいしい…」と小さく呟くと目を細めて)

よかった
(相手が手を合わせてこちらの箸の魚に食いつけば目を細めて小さく呟いた言葉にこちらも小さく呟いて。こちらもご飯を食べ進めて行き、思い出しかのように相手のご飯を相手に食べさせて行けば二人のご飯を食べ終わるのに通常より倍の時間はかかっただろうか

ごちそうさまでした…
（ご飯を食べ終えれば手を合わせてペコッと頭を下げ。久しぶりのちゃんとしたご飯に満足したのかお腹をポンポンと触り、「あの…柚子様。わ、私頑張って…お箸使えるようになります」と伝えると椅子からおりて食べ終えたお皿を持って台所に行き洗おうと思っていて。割らないように気をつけているが慣れないことをするため水の勢いを間違えたり洗剤の量を間違えたりしていて）

ん、まぁ頑張れ
(満足してお腹をポンポンとさする相手が橋を使えるようになると言えば、自分はあまり気にしていないものの、相手が何かに積極的になるのは出会って初めてのことで上記のように励まして。椅子からおりて食器を流しへと持って行き洗おうとするが洗剤や水の量を間違える相手に苦笑しながら「おいおい、大丈夫か？」と自分も流しへと向かえば「そんなに気負わなくていいから」と自分も食器を洗い始めて手本を見せて

大丈夫です…
(実際は大丈夫ではないが自分も何かをしなければいけないと思い上記を述べ。相手の言葉を聞いて主人は優しいからそう言ってくれるが自分を買うためにすごいお金を出したと主催者側が言ってたのを聞いていたので少しでも相手の役に立とうと自分のできる範囲のことをやろうとしていて、お皿を洗うお手本を見せてくれてる相手の手元を見て自分も真似するようにしっかりと洗いピカピカになるお皿を見ておおっと小さく声を漏らし)

こんな感じ
(手本を見せおえればそれを真似して皿を洗う相手が洗った皿はピカピカになり。一通り洗い終えれば時計はもう八時を示しており、「じゃあ、先に風呂入るから」と言えば風呂場へと向かい。体を洗い終えて湯船に浸かれば「ふぅ」と一息着けばふと相手のことを考えていて、今更ながら何故彼女を買ってしまったんだろうと考えれば自分でもわからず、ただ側において置きたかっただけで

いったんオチますね

(ピカピカになったお皿を見て目をキラキラさせて。先に風呂に入るという相手を見てコクっと頷き｢わかりました。｣と言えばペコッと頭を下げ。相手がお風呂から出るのを待っているが何をしていいかわからないため風でも浴びようとベランダに出てじーっと外を眺めていて。世の中ってこんなに広かったんだと思いながらはぁっとため息をついて耳についている鈴が風になびくと静かな音を鳴らしていて。)


(/了解です！)

(いろいろ考えても仕方がないかと思い切れば湯船から上がり、体を拭いて着替えて。脱衣所から出ればベランダにいる相手の元へと向かえば隣に立ち肩をポンと叩けば「風呂、いいぞ」と言って

(肩を叩かれると驚いてビクッとなり｢お風呂…？｣と首をかしげて前まではただ水をかけられるだけだったのでお風呂という存在を知らず、とりあえず頷いて失礼しますとペコッと頭を下げれば先程相手が入って行ったところに急いで入り何すればいいんだろうと中を覗いて。うーんと考えていて主人は入った時と出た時とでは服が変わってたことに気づき脱ぐのかなと思えばその場でバサッと来ていた服を脱いで捨てたほうがいいかなと服を持ち上げて見ていて)

(相手が風呂場へと向かい消えれば自分も夜景を眺めて、傍らにある灰皿を取り寄せれば煙草に火をつけて一服し。しかし先ほど入っていった相手の様子がおかしいことに気づきもしやと思いながら脱衣所の前まで行き、「おい、風呂ってわかるか」扉の向こうの相手に問いかけるように

(汚れている服を見ながらこれを捨てたら着るものがないかと思い捨てるのをやめて洗おうと思いいつものように手洗いをしようと頷いて。いざお風呂というものに入ろうとしたとき扉の向こうから問いかけられ小さく首をかしげて分からないと言いたいがここで分からないと言ったら迷惑がかかると思い｢大丈夫です…。多分わかります｣と答えて不安そうにキョロキョロしながらそーっと浴室に入り)

そうか
(こちらの問いかけに対して多分をつけながら答える相手にわかってないんだなと確信して。相手が浴室に入って行くのを確認すれば「タオルと着替え、ここに置いとくから」と浴室の籠に入れて。「いいか、体を洗ったらあったかいお湯にはいるんだぞ」ととりあえず教えて置き

は、はい…ありがとうございます。
(タオルと着替えまで貸してもらえて優しい主人でよかったと思いながらお礼を述べて、お風呂の入り方は知らなかったが相手に入り方を教えてもらうとなるほどと思い浴室の中からぺこりと頭を下げて初めて使うお湯で体を洗い思ったよりあったかくて驚いた顔をしながらなんだこれと驚いていて。尻尾は濡れるのが嫌なのか濡れないようにあっちいたりこっちいたりと忙しなく動いていて)

(浴室の中からお礼の言葉が聞こえればやはりわからなかったかと少し呆れて。脱衣所から出れば先ほどの続きにと一服し、「ふぅー」と煙を吹けば眠かなったのか一あくびし、ソファに寝っ転がって寝始めて

(言われたとおりにすべてを洗い終えてそーっとお風呂に入り最初は驚いたものの気持ちよさそうに入って、暫く入ってからお風呂から出て用意されていたタオルを見て綺麗なタオルだと思いながら体を拭きタオルと同じく用意されていた服を着てぶかぶかだと思いながら濡れた髪の毛をそのままにしながらお風呂から出て急いで相手の元に来るがソファで寝ているのを見てそーっと近づいて)

(日頃の激務に追われていたためかものの数分で眠りにおちてしまい、相手がそーっと近づいて来るのも気づかず規則正しい寝息をかきながら寝ていて、しばらくすると相手の方に背を向けるように寝返りをうち

(背を向けて寝てる相手を見てなにかかけるものとうろうろと家の中を動きタオルケットがあるのを見つけて相手にそっとかけて床に座ってじーっと待っていて。三日ぐらいは寝なくても大丈夫なためすぐに対応できるようにと相手の近くに座っているが髪の毛が濡れたままだと床が濡れるのでベランダに行き自然乾燥させていて)

ん？
(体に何かが被さる感触に目を覚ませば目を覚まして、辺りを見回せばベランダで座り込む相手を発見しそこに行けば「なにしてんだ、まだ濡れてるじゃないか」と言えばタオルを持ってきて拭きあげて「さっきも言ったけど、遠慮はするな。お前はもう家族なんだ」と言えば拭き終わり、手を引けば中へと連れてきて、寝室へと向かえば敷布団を出し、「俺はこっちで寝るから、お前はそっち」とベッドに座れば敷布団を指差して

あ、柚子様…起こしちゃいましたか…すいません…。
(先程まで寝ていた相手が起きてきたことに驚いて自分のせいだと思えばペコッと頭を下げ、｢はい…ありがとうございます。｣と遠慮するなと言われてもあそこで育ってきたものには無理なことでそれでも相手の機嫌を損ねないようにと頑張って遠慮しないようにしてるつもりで。指さされて敷布団を見て目をキラキラと輝かせ敷布団の上に座って｢ありがとうございます｣と深く頭を下げてぽんぽんと布団を叩いたり触ったりするが寝ようとはせず)