俺と一緒に宇宙の旅【非募】

な、冗談だろ……?
(自分が望んでいたことを言われ、
思わず本来の性格と口調に戻ってしまい)

あははっ君はそっちの方がいいや
(つい出てしまっている本音に笑ってはそこを立って「いこうよ」と相手を担いで「軽いな」とボソりとつぶやいては店を飛び出して

う、うわぁっ!?
(突然のことに驚きを隠しきれずに
戸惑いの表情を浮かべるも、すぐ捕まるのではないかと思い)

ーー……
(すぐさまガードが駆けつけては不敵な笑みを浮かべてニヤ、と微笑んでどんどん自前の傘を片手で持ちなぎ倒していき

う、うわ……、すげぇ……
(なぎ倒されていく者達を見ながら相手の強さに圧倒され、思わず感嘆の声を漏らし)

大丈夫？
(そう言いすべてのガードをなぎ倒し返り血を浴びながら相手にそういいニコッと微笑んで

…僕は平気だけど、御前の方が…
(返り血を浴びている相手の笑顔に恐怖を覚えつつ答え、)

俺はいつもの事だから
(ニコッと微笑みそのまんま屋根から屋根へと登っていき春雨の宇宙船に乗り込んではそこに相手を優しくおろして

……うぉ、何だここ
(相手に感謝することより先に宇宙船に気を取られ、数秒後には思い出したように
「ありがとな、僕を出してくれて」と礼を述べ)

君可愛いから、気に入っちゃった
(相手にお礼を言われればそう答えてニコッと微笑んで「とりあえず、俺の部屋行こうか」と相手の手を引いて連れていき

可愛くねぇって……
(連れていかれながら、相手にかわいいと言われたことを少し顔赤らめつつ否定し、)

…ほら、可愛い顔してる
(相手が顔を赤らめればそれを見て一瞬真顔になりつつもまたニコッと微笑み歩いている足を止まらせて「今日から君は僕のもの」と言えば相手の頬に手をやり整えられていた髪型も全て外しては髪をおろさせて「…綺麗な銀髪」そう言い髪に触れて

……そ、そうか？
(遊女のときも髪を誉められたことも
あるが、その時よりも相手に誉められた方が嬉しく、
自然に微笑んで「そう言われると嬉しいよ」と告げるが、「ぐちゃぐちゃにはしないでくれよ？」と言い、)

うん
(相手が笑うのを見ればこちらも嬉しくなりいつもとは違う笑顔を見せて「君はこの世界の誰よりも綺麗だよ」とクサイ言葉を言っては「じゃあいこうか」とまたてをつないで部屋へと向かい

んな訳ねぇよ
(相手のクサイ言葉を苦笑いしながら、
否定し、安心しているのか繋がれた手に少し力込め、)

はい、ここ俺の部屋～
(そう言っては扉が開けられてきちんと整頓してあるようで「いつも阿武兎が掃除してくれるんだ」と自分の部下の話をしては奥からゴソゴソと何かを取り出して「はい、これ着替えて」青色のチャイナ服を渡して

えーと、お前の前でか？
(部下がいるほど強いのか、と感心していると相手から服を受け取り、まさか相手のいる前で着替えをするのかと思い不安気に問い、)

…？
(何か問題でも？と言うように相手の顔をきょとんと見つめてはじーっと待っていて

いや、その、一応僕女だし……
(遊女をしていた分でこんなこと言えないなと思いつつ、
「…恥ずかしい…っていうか」ごにょごにょと言い)


(/月曜日まで来れません
申し訳ないです)

…ん、あ、そっか！
(相手が恥ずかしがっているのに気づいてはニコッと微笑み珍しく気を使って部屋から出て行って

(/了解です！大丈夫ですよっ！)