絢瀬絵里 2015-07-16 20:43:27 |
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絵里…にしか出来ないですから
(不意に背中に相手の腕が回って抱き締めてくるのかと思った瞬間、抱き寄せられたので驚いしまい頬を真っ赤に染めてしまうと、大胆なことも相手に意地悪をするのも、相手だけだからと恥ずかしそうに告げると、もう耐え切れそうにないのか相手の肩に顔を埋めて、これ以上の事があったらどうなるか分からなくなってしまうようで、やはり相手にはかないもしないと判断すれば、背中に腕を回して抱き返し)
あら、嬉しいことを言ってくれるのね、私もそうして欲しいわ。海未のこんな可愛いところ他の皆には知られたくないもの
(大胆で意地悪な彼女の一面は全部自分のためだけに向けられたものだと知ることが出来ていじらしく思えてしまって、これからも自分だけにそんな姿を見せて欲しいという独占欲に満ちた思考に至ってしまうと背中へと手を回して肩へと顔を埋めてくる相手の頭を抱いて
はい…絵里にしか見せませんし、見せるつもりもありません
(頭を抱かれ、大胆で意地悪でいて欲しいと言われてしまえば、頷くようにして肩に顔を埋めたまま、どう自分が変わっても相手にしか見せないと話せば、少しばかりこういうのは好きな人同士がやるものなんだろうなと考えていて「少しばかり積極的になるかもしれません」と少しずつだが相手の方に顔を擦り付けて甘え始めてみると、恋人でもないのに迷惑かなと不安になり)
いつもの謙虚な海未もいいけれど、大胆になった海未もそれはそれで捨てがたいわね
(友人と言うには近過ぎる距離で身を寄せてくる彼女を拒絶することなく受け入れていて、本当は気持ちを伝えたいのに肝心な時になってヘタレてしまいそれが出来ないもどかしさを感じながらもこうして彼女がそばにいてくれる今が幸せならそれでいいかと考えてしまう自分が少なからずいて、このままでは駄目だと思いつつこのまま一緒に居たいと感じ
私からしたら…慌てている絵里は可愛らしいと思いますが
(相手に告白はしたいが、此処までしているけれど気持ち悪がられて相手に嫌われてしまうのではないかと考えていて、相手がこうしてくれるのはとても嬉しく思っており、ずっとこのままでいられるのならなんでもしたいなと、相手の方に視線を向けると小さく笑みを浮かべながら、慌てる相手はとても可愛らしかったと話せば「絵里…」とすぐさま甘えたくなっちゃいそうだが、迷惑になりそうだと思い、せめて名前だけ呟いて我慢をしてしまい)
うっ…さっきのは忘れて…
(相手と一緒にいると自分が自分でいられなくなるようなそんな気すらしてしまい、普段通りに振る舞えなくなってしまってさっきのようならしくない行動をとってしまって、思い返せば今になって恥ずかしくなってきて気まずそうに彼女から視線を外していたが、不意に名前を呼ばれればどうしたのだろうかと向き直っては緩く首を傾げ
でも、これは私にしか見せてくれない表情ですよね?
(名前呼んだのは特に用事はなく、相手に甘えたかっただけという事だけであり、視線をそらしてしまったのを逃さまいと、相手があんなに慌てて何時も通りに接していないのは相手も同じく、自分にしか見せない表情なのだろうと問いかけて見ては、小さく首をかしげて「意地悪している絵里を見るのも意地悪される絵里も素敵です」とからかわれるのもいいけど、からかう方も良いと意地悪い笑みを浮かべ相手を見つめ)
まさか海未に意地悪をされるとは思っていなかったけれどね
(希にはなんだかんだちょっとした悪戯をされたりといったことは今までにあるにはあるのだが、まさか真面目で意地悪というものには無縁そうな彼女にそんなことをされるとは思わず驚く反面、意外にお茶目なところもあるんだなと自分だけが知る相手の一面に優越感のようなものを感じてしまっていて
私もやるときにはやるのです…絵里にしかやりませんけど
(意外な場面というのは自覚しており、むしろ相手にしかやったことが無いのが本音の一部で、自分だってやる時はやるのだから少し甘く見ないで欲しいと微笑みながら話していき、真面目すぎる反面こういうところを見せるというのは、幼馴染みの二人でも見せたこともないのが当たり前で、再び相手の方に顔を埋めると、落ち着いてきたのか少し抱き締める力を強くして)
ふふ、肝に銘じておくわ
(いつもは控え目で真面目な彼女でも反撃をするときはしてくるものなのだと知れたことが今日一番の収穫で、意外に積極的な彼女に迫られるのも悪くないななんてことを考えつつ、そんな風に考えてしまうのはやはり相手だからなのだろうなと少し気恥ずかしいながらも実感すればどれだけ自分は彼女のことが好きなんだなんて苦笑を浮かべてしまいながら、また力を入れて抱きついてきた華奢な彼女の背中を優しく撫でてやっていて
そうしてください…それにしても絵里に抱きついていると落ち着いてしまうのはなぜでしょう
(背中に擦られるように撫でられると心地よさそうに目を細めて相手を見上げると、ゆるりと首をかしげながら相手に撫でられると落ち着いてしまう自分もいてなんというか新鮮な気持ちになってしまっており、相手には迷惑と思われるかもしれないが本当の事なので、一言だけ言っておき相手の頬に自身の頬をくっつけて、頬ずりし始め)
あら、奇遇ね。私もちょうど同じことを考えていたところよ
(腕の中にいる相手のぬくもりを手離したくない、そんな風に思えてしまう程度には彼女とこうして共に過ごす時間が大切でかけがえのないものに感じられて、相手も同じように思ってくれていると、そんな風に考えた時に嬉しくて仕方なくて表情は綻び「…ふふ、今の海未、なんだか穂乃果みたいよ?」頬同士をくっつけ合うようにしていつになく積極的な彼女へとクスッと一つ笑みをこぼしながら思ったままに正直に指摘をしてみて
穂乃果…ですか?今は私だけを見ていて欲しいです
(指摘を受けると確かに似ていることをしているとは思うが、今は園田海未として見ていて欲しいと言わんばかりに頬擦りし続けると、少しばかり不満そうにしてしまったりするも、それは相手にとって何か迷惑をかけそうな気もして、相手を見つめながら首をかしげ「思ったのですが…絵里はこうして誰かに抱きしめたことはあるのですか?」と相手に抱きしめられているから気になることもあるのか、自分の他にも抱き締めているのかと問いかけ)
ふふ、どうしたのかしら急に、ヤキモチ妬いちゃった?
(あくまでも一つの例えとして穂乃果の名前を出しただけなのだが、それに対しても不満そうな表情を浮かべたかと思えば、その上あからさまに他の人に対する此方の態度のようなものを気にしている様子が口振りからして見て取れればわかりやすいなと、内心感じながらも質問へと答える代わりにそんなことを悪戯な笑みを口元に浮かべて口にしては緩く首を傾げて
や、ヤキモチ…でも、絵里とは…関係とか…
(自覚がなかったようで相手に言われるまでは、自分の事だけを見てて欲しかったとか思っていたが、ヤキモチを妬いてし待っていたとは思わなかったので頬を染めながら恥ずかしそうに視線を泳がせ、動揺を隠しきれない状況で相手とは友達としての関係があっても、恋人という同性ではありえない関係性までも気付く関係でもないので、戸惑いながらも相手の裾を握り締め)
あ、えっと、その…もしかして本気にしちゃったのかしら?
(ムキになって反論してきたり思い切り赤面してウブな反応を見せてくれることだろうと面白半分で半ば冗談のつもりで発した発言に対する相手の反応は自分の予想を超えて動揺が見てとれるもので、これではまるで本当にヤキモチを妬いているようで自身に対してそういった感情を抱いているのではないかと意識をしてしまいそうになるが結局そんなことは言い出せず裾を掴む彼女へと誤魔化すようにそんな発言をしてしまって
ほ、本気な訳…
(本気にしてしまったというのなら多分本気にはしていて、でもそれは相手に伝えられる様なものではないし、周りからしたらおかしい人にしか見えないだろうと思い、まゆを下げながら視線をそらしてしまい、こんな感情を芽生えそして本気で相手を意識しまったので、相手は嫌がってしまうのではないかと、少しずつ相手から離れようと試みて相手の様子を伺い始め)
そ、そうよね…全く、私も何を言っているのかしら…
(このままでは止まれなくなってしまいそうで不安を抱えていた己としては相手の口からハッキリとした否定の言葉が飛び出せば緊張が解けて安心をした反面で、ここまでハッキリ否定をされてしまうと自分への想いはないとハッキリ言われたようで一抹の寂しさを感じてしまって、そんな複雑な感情を抱えたまま自嘲気味に呟いて視線外していて
で、でも…これだけは言えるんです…確実に絵里にヤキモチを妬いたと
(相手の口調がどうも寂しく感じたのか
相手の肩を優しく掴み、自分が先程思ったことを相手に素直に話せば、気持ち悪がられてしまうかもしれないが想いだけは伝わって欲しいと、真剣な眼差しで相手を見つめると「絵里を想う気持ちなら負けませんから」と慰めようとしているのか、相手を想う気持ちならば希にも負けはしないし、屈しないと相手を見つめながら告げ)
それじゃまるで愛の告白ね。海未、そんなことを言われたら私、あなたを私のものにしてしまいたくなってしまうわ…
(もしかしたら、という確信にも似た想いを相手の言葉から感じれば、もしも本当にそういう意味で言っているとするならば相手は相当勇気を振り絞ったことだろうと感じてしまい、恥ずかしがりで後輩である彼女にそこまで言わせておきながら自分はこのままでいいのかと考えさせられてしまえば、拳をギュッと固く握って決意を胸に此方を見つめる琥珀色の真っ直ぐな相手の瞳を見つめ返しては顔をそばまで寄せていき
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