絢瀬絵里 2015-07-16 20:43:27 |
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大丈夫よ、私もちょうど来たところだったから
(待ち合わせ場所に現れた相手をチラリと一瞥しては口元を緩めて笑みを浮かべ、遅刻をしてしまっただろうかと不安そうな様子の彼女へと自身も先ほどここへ来たばかりでさほど待ってはいないから心配をする必要はないと告げては「…もう少し遅れて来たら少し罰を与えようかと思ったのだけど」冗談とも本気ともつかない様子でそんなことを怪しげな笑顔浮かべつつ軽く肩を竦め
それは良かっ…ば、罰ですか?危なかったです
(今来たというのなら安心したかったが、罰と聞けば肩を震わせてしまい、安心しそうになってからいきなり驚かせるなど、不意打ちをするにも凄すぎると思い、驚きのあまり視線をそらしながらも動揺はしているようで、何せ遅れていたとは思って急いできたのに今来たばかりで、遅ければ罰という少し理不尽に思える状況だったと、本音は言えないようで)
ふふ、冗談よ。海未は相変わらず騙されやすいわね
(目に見えて動揺している相手を見ればクスクスと笑いを浮かべて、相変わらず相手は真面目で冗談が通じないなと面白がりながら、相手のそんなウブで純真なところがまた可愛いところなのだが、流石にそれは口には出せずに楽しげな笑みを浮かべながら優しく頭を撫でてみるのみで
むぅ…騙していたのですね?
(頭の上に乗る相手の手のひらに撫でられながら目を細めると、騙していたことについて頬をふくらませながら相手を見つめるも、こんなに意地悪な相手が此処までして来るとは少しひどいこではと拗、ねたように視線を逸らしながら騙してくるとは思わなかったからなのか、不機嫌そうにして)
ごめんなさい、海未がそんな驚くとは思わなかったのよ
(確かに少し意地悪をするつもりでの発言ではあったのだが、まさか相手が本当にここまで真に受けるとは想像もつかなかったのか一応謝罪をしておき、しかしいつもはしっかり者で責任感も強い彼女がこうして拗ねて不機嫌そうにしている姿を見ると改めて相手が年相応の女の子なんだなと実感をさせられてしまえば、こんな一面を見られただけでも意地悪をしてみて良かったなんて少しだけ歪んだ思考をしてしまっていて
絵里がそういうなら…仕方ないですよね
(相手に限って本気で意地悪をしてくるわけもないと信じきっているのか、相手を簡単に許してしまい頷きながら拗ねてしまった自分も謝るべきかなと考えてしまい、だからとはいえ相手に意地悪されるのも悪くはないかもなんて、こちらも歪んだ思考をしてしまって頬を掻いてみると、小さく息を吐いて)
素直なのは海未のいいところではあるけれど…海未はもう少し人を疑った方がいいわ
(確かに機嫌を直してくれて安心したのは事実なのだが、全く疑う素振りも見せずに手放しで受け入れられてしまうと流石に少し騙している罪悪感のようなものがあるし、彼女の幼なじみである穂乃果のように誰彼構わず懐くような心配はいらないものの、ある程度の信頼関係さえ築いてさえいればいつか本当に悪意のある誰かにも騙されてしまうのではないかという心配もあるため、忠告をする意味も込めて溜め息混じりにそうアドバイスをしておき
そう言われましても…絵里は信頼できますからそう簡単に嘘はつかないと思っています
(人を疑った方がいいと言われてしまえば、相手によれば疑うものなのだが、相手はμ'sのなかでは一番信頼のできる人物だし、疑えというのは流石にできないのか、申し訳なさそうに眉を下げながら、困ったような表情を浮かべて)
海未…って、私が言いたいのはそういうことではなくてね…―悪い人に騙されないよう私が守るわ
(それほどまでに強い無償の信頼を相手に向けられて嬉しく思うのだが、今回の論点はそこではなく信頼出来る人が相手であっても必要以上に警戒しろとは言わないが何か変だと思えば多少は疑うということもした方がいいのではということで、しかしそのことを説明するよりも先に仲間を疑うなんて出来ないとこちらのアドバイスを受け入れかねて申し訳なさそうにしている彼女を見て此方が悪いことをしているような気になってしまえば先に此方の心が折れて、キリッとした表情で最後にそう言ってのけは結局根本的な問題は解決しないままで
絵里が私を?嬉しいですが…どう守るのです?
(悪い人から守ると言う言葉は人からすれば、赤面状態なのだが、自分は疑問に思うことがひとつあるようで、悪い人から守るとはいえどうやって守るつもりなのだろうかということに行き着いて、相手の事なのだろうから言葉で何とかするのだろうと想像していて、何かいいかけようとしていたので、後からはおとなしくして)
そ、そうね、例えば…海未に言い寄る怪しい人は皆私が追い払ってあげるわ
(かっこつけて勢いのまま言ってしまったものの発言自体かなり恥ずかしく、そもそも守るなんて言っても家族でもないのに四六時中一緒にいることなんて出来ないしかなり無理のある発言ではあるのだが、ここで彼女の期待を裏切りたくないなんて変なところで律儀になって少し考えた末にそんなことを言ってのけては、出逢いの段階で己がチェックすればこれで彼女に変な虫がつくこともないし一石二鳥だなんてドヤ顔を決め込んでいて
なるほど…ですが、絵里?守るとはいえ絵里も大変になりますから無理はなりません
(追い払うことは分かったが、それは相手が無理してまでやることなのだろうと判断し、嬉しいことだが注意をしないといけないと思い、相手を心配している気持ちを伝えようとしながらも、不器用なところもある相手なのだから気付かせないように無茶はするのだろうと、自分の前だけでいいから無茶はしないでとお願いし)
優しいのね海未は、でも大丈夫よ、私はあくまで自分がそうしたいからするんだもの、そうすれば…私が海未を独占してしまっても構わないんでしょう?
(此方の気持ちとしては単純に自分がそうしたいと考えただけであり、ある種の我欲に満ちた発言ではあったのだが、そんか己の想いを知ってか知らずか本気で己を気遣うように発言をした彼女へとクスッとそう小さく笑って見せては相手の胸元へコツンと優しくノックするように触れては耳元に顔を寄せてそんなことを言ってのけて
独占…絵里にならされても構いませんね
(触れられるような感覚と相手が独占してくれるという淡い期待から、相手になら独占されても何も言わないし、独占されても見たいという気持ちもあり、相手を優しく抱きしめながら相手の気持ちに応えるように話していけば、相手の後頭部を撫でながら様子を伺い)
ふふ、なんて冗談よ。それに海未を独占したら穂乃果とことりに何を言われるか
(自分たちはまだそういった関係ではなく、あくまでも同じμ'sの仲間という関係に過ぎず、それなのに独占をするなんて物事には順序というものがあるし、かといって想いを告げる勇気のない己には結局こうして冗談という言葉に逃げて、飄々とした態度や言葉で煙に巻くことしか出来ずにいて
確かに…絵里の場合は希が心配しますね
(冗談と知れば小さく頷いて、相手から離れると相手の言う通り、穂乃果やことりが何かいいそうだし、相手も相手で希になんといわれるかわからないしななんて思いながら、相手の独占と言う意味は自分の思う独占と同じなのだろうかと、考えながら小さく首をかしげ)
どうしてそこで希が出てくるの?
(相手が己の親友でありクラスメートでもある少女の名前を出せば、確かに自身とは仲がいい方ではあるものの何故敢えてこの場でその名前を出してきたのか割と本気でわかっていない様子でキョトンとした表情浮かべて問いかけては相手の瞳を見つめていて
私に言ったのと同じかと思いますが間違いですか?
(相手が自分に言ってきたことと同じようなことなのだが、不思議そうにしている相手には違っているのだろうか、思い過ごしなら仕方ないとは思うが自分としても、穂乃果とことりが出てくる理由が分からなくて不思議に思っているようで、幼馴染みとはいえ何か言ってくるとは思えず)
そうね…違うんじゃないかしら、希とは確かに仲はいいけれど構ってもらえなくて拗ねるようなタイプじゃないわ
(ことりはともかくとして穂乃果は自分が彼女を独占したりしたらズルいだとかそんなことを言って拗ねる姿が容易に想像出来てしまい、その点逆に希の場合なんかはそういったことに対してはあまり口うるさいタイプではないし、比較する対象としては違うのではないかと考えていて
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