主 2015-07-12 23:45:51 |
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そうか…
(こちらの問いかけに対して懸命に頷いて工程の意を示せば困った顔をしながら呟いて。何を思ったのか相手に被さった布団を剝げばそこにはなんの変哲もない脚があり、「どうかした?」と問いかけて。そういえば自己紹介してなかったなと思えば「俺は片桐真一、ここは俺の家だからゆっくりしてていいよ」と簡単に自分の名を名乗れば安心させるよう微笑んで
っ………、……
(どうかしたかという質問に反射的に相手を見て指で自身の脚を指差し懸命に話そうとするも、やはり口がパクパク動くだけでやはり声が出ないのかとしょんぼりとうつ向いていたが、相手から自己紹介をされれば感謝の意を伝えるために微笑んで頷き、自身の名前をどうにかして伝える方法は無いものかと辺り見回し)
…
(懸命に何かを伝えようとする相手がしょんぼりと俯く相手が哀れに見えてくれば、一旦その場から離れればノートとペンを持って来て「これに君の名前をかいてくれる?あと、他に何かあったら」と相手に手渡して
(ノートとペンを受け取るとまずは「ありがとう」と書き、それに続けて「私の名前はレミィ・スカーレット。レミィと呼ばれています。」そこまで書いて相手に見せた後に、書くのを躊躇うように少し時間を開けたあと「人魚って、知っていますか?」と書いたノートをおずおずと相手に見せ)
(ノートとペンを受け取った相手が早速何かをかいたと思えばそれはお礼の言葉で。続けて自分の名前を自己紹介する相手に「レミィ?外人さんかな?」と珍しい名前を聞けばよくよく見れば相手の瞳は深緑の色で。そして次の言葉を書くのに躊躇う様子の相手がおずおずとノートを見せてくれば「人魚?一応知ってるけど…」と述べて
(相手の「外人さんかな?」という発言にあながち間違いではないと曖昧な笑みを浮かべ肯定も否定もできないままでいると、人魚を知っているという相手に「人間界でも人魚が知られているんだ」とホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、ノートに「私はその人魚です」と書いた文章なかなか相手に見せる勇気が出ず相手の顔を不安げに見つめるも、意を決してバッとノートを自分の顔の前で掲げ、相手の反応が怖いのか自身の顔をノートで隠した状態で相手の反応を耳を澄ましてうかがい)
?
(こちらの顔を不安げに見つめて来る相手に対して上記のように首を傾げれば相手の書いたノートには自分が人魚だとかいてあり、「ははっ、レミィは面白い人だな」とどうやら本気にしている様子ではなく「でも、本当に人魚みたいに綺麗だもんな」と呑気にそう言って
っ!?、………
(相手の返答からやはり信じてもらえなかったと哀しげに顔を俯けたまま顔の前に掲げていたノートを力なくベットの上に置き暫く黙りこむも、このままではダメだと再びノートを手に取り「本当なの。人間界に来るときに脚が変わって、声がなくなった……と思う」と自分が知っている情報すべて書き連ねると、信じてくれますようにと願いを込めて目をぎゅっと閉じた状態で相手の前に掲げ)
あ、あれ?レミィ…?
(哀しげにノートをベッドに置き、俯く相手の様子が少しおかしいなと思えば相手の顔を覗き込み上記のように問いかけて。再度相手がノートを取り、綴った次なる言葉はこれまでの経緯を話していて。ここまで訴えかけるとは何かあったのだろうか、「じゃあ人魚だったっていう証拠はある?」と先ほどよりは信じそうになっていて
(証拠という相手の発言はもっともであり現に自分も先程から探していると更に頭を悩ませるも自身の体を見ても人魚らしい部分は残ってはおらず、かといって周りを見渡すも相手の部屋である室内に証拠があるわけでもなく途方に暮れたように相手を見つめ悲しそうに首を横にふり)
(悲しそうに首を横に振る相手は周りに何か証拠を探すように周りを見渡せばその様子を見て、必死なんだなと思い。悲しげにする相手を優しく抱きしめれば「わかった、じゃあレミィは人魚ってことにしとくよ」と耳元で囁き。続けて「じゃあ、レミィは海から来たのか?」と問いかけて
っ!?
(証拠が見つからず相手に信じてもらうことなど到底無理だろうと落ち込みうつ向いていたが、ふと優しい暖かさに包まれたと感じ、次の瞬間抱き締められているのだと気付くと耳まで真っ赤になり余計に俯いて相手の言葉にただ頷くしかできず)
そうか
(相手がこちらの問いかけに対して頷けば相手が赤面していることに気づかずただ上記を述べて。相手が海から来たということは家に返しようがない。それに人魚がいることが公になれば世間は大騒ぎするだろう。相手の声が出ないという事態も放っておけないため「レミィ、しばらくウチにいるか?」と問いかけて
っ!?
っ………
(先程から驚きの出来事の連続で我が耳を疑いながらも、未だ少し赤みの残る顔相手の方にガバッと向け、声が出ないと分かっていても相手に向かって必死に口をパクパクさせ、内心では「本気ですか、こんな見ず知らずの怪しい人物を」と言っており)
え?…っと…なに?
(顔をこちらに向けて必死に口をパクパクと動かす相手の声はやはり届かずなにを言っているのかわからなくて。しかし相手の言いたいことは何と無くわかるようで「見ず知らずでもほっとけないよ、人魚なんだろ?」と言って
(相手の発言で声が出ないこと思い出してはハッとして口に手を当てパクパクするのをやめるも何となく意思が伝わっていると分かると微笑んで今度はきちんとノートに「ありがとう、信じてくれて」と書き安堵からか表情は満面の笑みで)
ん、どーいたしまして
(相手が満面の笑みでノートに記した言葉をこちらに向けてくれば上記を述べて。すると朝ご飯もまだ食べてなかったためか突然腹の虫が鳴り。「あー…レミィもなんか食べる?」と一緒にご飯でも食べようか
(相手の腹の虫が聞こえると声はでないもののクスクスと笑い、ノートに「はい」と書いてベットから立ち上がり、その姿は倒れていたときと同じ露出の多い水着姿だが、人魚の世界では下半身は魚で何も身に付けず、上半身は現在身に付けている水着と似たようなものなため躊躇うことなく相手のそばまで歩いていき)
んー、今日はどうしようか…
(台所まで歩けば早速冷蔵庫の中身を見て。しかしこれといった食材がなく悩んで、何か思い浮かんだのか卵とベーコン、それに食パンを取り出せば「レミィはそこにすわっ…てって、そんな格好じゃな」といえばタンスの中から自分のパーカーを取り出し「これ着てて」と言って相手に手渡せば調理に入って
(渡されたパーカーを持ちながらなぜ着るのかと一瞬不思議に思うも相手の格好よくよく見れば渡されたパーカーのような服を上半身に着ており、人間界での格好なのだと理解すると自身も着ようとパーカーを広げて、上下逆さまだったり裏表逆だったりと色々試行錯誤しながらも何とか着ると、丁度太もも部分まで隠れ)
(今朝の献立は何かと言うとベーコンエッグにトースト。手際良く料れば食卓に2人前の献立を並べて。「レミィ、出来たよ」と呼びかければ先に椅子に座り
(これからの展開なんですが…どうやって声を戻しましょう?
(美味しそうな香りにつられてすぐに食卓に座ると相手にペコリと小さくお辞儀をして黙々と食べ始め、どうやら人魚の世界では「いただきます」はないようで)
(/どうしましょうか。完全に人間になれば声が戻るっていう流れが自然ですよねー。
(相手がこちらに頭を下げて黙々と食べ始めると味はどうか気になって「美味いか?」と聞こうとするが相手は喋れないということは思い出しその一言が喉につっかかり。こちらも食べようと朝ご飯にてをつけて
(先ほど思い浮かんだのですが、キスした拍子に戻るというのはいかがでしょうか?
(人間界に来てから何も食べていなかったためお腹が空いていたのと、相手に信じてもらった安心感とで黙々と食べ続け半分ほどの量になったときふと相手に感想を伝えていないことに気付くと相手の肩をポンっと叩きニコッと笑ってみせ)
(/なるほど。では、キスして、この人と一緒にいたい=人間になりたいと思う→人間になって声が出るように!!とかいかがですか?
ん?
(こちらも黙々と食べていれば急に肩を叩かれ、相手の方を向けば笑顔を咲かせてこちらに向ける相手がおり、不覚にもその笑顔にドキッとしてしまい「えーと…美味しいってことなのかな?」と勝手にこちらで判断してはご飯を食べ終わり相手と自分の食器を流しへと運べばまた椅子に座り「なぁレミィ、人魚の世界ってどんな感じなんだ?」とやはり異文化は気になるのか興味津々に問いかけて
(それで行きましょう!それじゃあまだまだ先ということになりますね
(「美味しいってことかな」と言われると気持ちが伝わったことが嬉しそうに少し喰い気味に頷き、人魚の世界を聞かれれば書くものはないかと辺りキョロキョロしたあと、近くにおいてあったスーパーのチラシとボールペンで「人魚は水の中で暮らします。でも水の中に湖とか泉とかもあります」と書き相手に見せて)
(/そうですね!よろしくお願いします。
そうか、よかった
(こちらの言葉に対しどうやら自分が言ったことはあっていたようで嬉しそうに食い気味に頷く相手に安心したように上記を呟いて。問いかければボールペンとチラシを手にとってなにやら書き始める相手が見せてくれば「水の中に水?そりゃどうなってんだ?」と苦笑しながらそういえば「ほかには?例えば食べ物はなに食べてるのかとか」と問いかければそれだけで話は尽きずあっという間に時間が過ぎて行って
(相手から質問をされるたびに嬉しそうにチラシに文字を連ねていき、実際人間である相手が人魚の世界について興味を持ってくれることがとても嬉しく、書くスピードもだんだん早くなっていって表情もどんどん豊かになっていき、そうこうしている間に部屋の中に夕日が差し込んできて)
(相手に質問すればする程好奇心が高まってきて、そして質問すればする程相手の表情も柔らかくなって行くことに自分も嬉しくなってきて。気づけば辺りに夕日が差し込み、時計は六時を指しており。冷蔵庫は今朝と同じように空っぽに近かったはずだ。相手との会話もひと段落すれば「レミィ、ちょっと買い物行ってくる。留守番はできるな?知らない人が来ても出ちゃダメだぞ」とまるで子供を心配する大人のようなことを言っており
(相手の言葉に目をキラキラと輝かせるとすぐにノートになにやら凄い勢いで書き、「買い物!?私も行きたいっ!!」と書かれたノート掲げれば期待の眼差しを向け)
(憧れだった人間界のショップが一体どんなものなのか、あまりに楽しみなのか相手の返事を聞く前なのにソワソワしており)
(/ごめん、追加で(笑)
えぇっと…
(相手が物凄い勢いでノートに何かを書き始めればそのノートに書いてあったことは買い物に行きたいとのことで。足は生えているが人魚を外に連れ出すのはどうかと思いながらも相手の方を向けば「じゃあ、レミィ、この三つを約束してくれ。離れない。キョロキョロしない。どこにもいかない。いいな?」と条件を出して
(一緒につれていってくれるのならなんでも良いと、相手の提案に間髪入れずに上下に何回も頷くと、パーカー一枚しか羽織っていないのにも関わらず、今すぐ行こう!すぐ行こう!と立ち上がり相手の腕を引っ張って)
ちょっと待った
(こちらの提案に何度も頷くとすぐにこちらの腕を引っ張って出て行こうとし、その格好は流石にダメだろうと思えば相手を引き止めて。また先ほどのタンスから自分のお古のズボンを出して「レミィ、これ履いて」と手渡して
(早く行きたいという気持ちが勝り、一瞬「また着るの?」と不服そうな表情を浮かべるも、人間界に詳しい相手が言うのだから着た方がいいのかと思い直し、相手からズボンを借りると、上はすでに着ているので下だろうと予測し、今度はすんなりと着ることができ、パーカーにズボンというボーイッシュな格好に身を包むと相手の腕を再び引っ張り「早く行こう」と急かし)
わかったからそう急かすな
(相手がズボンを履き、自分の腕を掴んで玄関へ急かすとなんとかそれについていきながら上記を述べて。「レミィ、今度はこれだ」と言えばサンダルを出し。相手の下半身は元魚であるため履き方がわからないだろうと思えば相手の足に履かせて
……?
(上も下も着たことだしこのまま出発だろうと玄関の方へどんどん進んで行けば「今度はこれだ」と言われ不思議そうに立ち止まると、足にはめられたサンダルに「人間は身体の至るところに何かしら着るのね」等と勝手に納得しながらそのまま歩き出し、道も分からないのにどんどん進んで行こうとし)
こら待て
(目的地もわからぬまま勝手に歩き出してどんどん進もうとする相手の袖を引っ張って静止させて。「レミィはここのことわからないんだから勝手に行かないこと」と念を押せば歩き出し、目的地は近くのデパートへ
………
(相手の注意に対し「そうでした」と頷くと、あまりにも楽しみすぎて気持ちが早り忘れていたと反省し、その後は静かに相手に導かれるまま進んでいき、デパートの前に着けば建物を見上げて目を輝かせ)
いいか?絶対に離れるなよ?
(デパートを見上げながら目を輝かせている相手の様子にやはり心配なのか確認するように上記を問いかければデパートの中に入っていき
(相手の再三の忠告にコクコクと頷き承知するも気持ちはすでにデパートに飛んでいっており、相手と一緒に中に入ると辺りをキョロキョロ見回して目を輝かせ続け)
子供だなぁ
(デパートの中を瞳をキラキラさせてキョロキョロと見渡す相手の様子は子供そのもので苦笑しながら上記を述べて。「それじゃあ、ご飯の買い出しと、あとはレミィの服も買わないとな」と言えばまずは服屋に向かって
(大変遅れました!
(いままで洋服を着る習慣がなかったため女物の洋服エリアに入っては楽しそうにあっちのマネキンこっちのマネキンと走って触って回り一向に足を止める気配はなく)
(/おかえりなさい!もう来てくれないのかと思ってました(笑)
(ごめんなさい、こちらも部活などでなかなか来れなくなってしまい、返事を返すことができませんでした。もし許してくれるのなら続けていきたいです。
ちょっ、おい!あまりはしゃぐな!
(服を着たマネキンを見るなりあっちこっちと走り回ると明らかに目立ってしまい。相手を追ってようやく手首を捕まえれば「服は逃げないから、そんなにはしゃがない」と軽く相手にデコピンをして。「さ、いくぞ」とそのまま相手をリードして「欲しいものがあったら言っていいぞー」と服を眺めながら
(デコピンをされた箇所を軽く押さえては残念そうに相手を見上げ大人しく相手の後ろを着いていくと白いシンプルなワンピースに目を止め相手の服の裾を引っ張り指を指し)
(/そうだったんですね。お疲れ様です。また宜しくお願いします!
ん、それが欲しいのか
(前を歩いていれば服の裾を引っ張られ止められると相手の指差すワンピースに目を向けて。「他に欲しいもんあるか?」とワンピースだけでは足りないだろうと思って
(本当にごめんなさい、これからは顔を出すようにしますので!
(相手の問いに頷き欲しいと伝えると、他に欲しいものはないかという質問に人間の生活に何が必要なのかよく分からず、首を傾げ暫く悩んだ後にすぐ横にあるサンダルをおずおずと指さし相手の様子をうかがい)
(/いえいえー。お忙しいのなら言ってくれれば待つので大丈夫ですよ。
よし、これでいいか
(相手が指差したものはサンダルで先程のワンピースとサンダルをを店員に頼んで購入し、支払いを終えれば「レミィ、人間の食べ物食いたいか?」となにかあるのか笑いながら問いかけて
(買って貰ったことに対しどうしてもお礼が言いたいらしく相手の服の裾をちょんちょんと引っ張るとにこっと笑い小さく頭を下げ、食べたいものがあるかと聞かれれば暫く悩み辺り見回すとケーキのショーウィンドウがあり思わず駆け寄り)
ん?
(服の裾を引っ張られればそれに反応して相手の方を向けばお礼のつもりか頭を下げる相手に「はいはい」と言えば相手の頭をポンポンと叩いて。ケーキのショーウィンドウを眺める相手に「ケーキが食いたいのか?」と相手に並んでショーウィンドウを眺め
(見たこともない可愛らしい風貌に思わず駆け寄りショーウィンドウにかぶり付くように見ていたが、相手の質問からやはりこれも食べ物なのかと認識すると興奮ぎみに何やら相手に向かって口をパクパクさせており)
これはケーキって言って、お菓子だよ
(口をパクパクとさせながら興奮している相手に対して目の前にあるものを説明して。すると店員に「すいません、ショートケーキとチョコを2つずつ」と頼めば梱包してもらい、会計を済ませれば「今すぐ食べるか?」と問いかけて
(ごめんなさい!部活の合宿で返信出来ませんでした!
(スムーズに注文する相手を眺め、店員さんが取ったケーキには自分が一番可愛いと思っていたイチゴのケーキが含まれるとわかると目を輝かせ、相手の質問に興奮ぎみに間髪入れずに首を何度も縦にふり)
おっけー
(相手が興奮気味に頷けばその様子に苦笑しながら上記を述べて。近くにあったフードコートへと向かい、空いてる席に座れば「じゃあ早速食べようか」と箱の中から取り出して
(箱の中からケーキを取り出した瞬間にフワッと甘い香りが漂いうっとりしたような表情浮かべるとフォークが添えられているにも関わらず手で周りの包みを掴み食べようとし)
(/今後の展開なんですが、どうしていきますか?このままほのぼの日常系か、なにかイベント起こして信頼を深めていくか…)
ちょい待ち
(ケーキの外のフィルムを掴み、そのまま食べようとする相手を止めれば「これはこうやって…」とフィルムをとり、食べる手順を見せてやり、フォークで一口大に切り取れば「そら」と相手の口に向けて
(うーん…買い物中、デパートで迷子になったり不良に絡まれたりとか?
(相手の流れるような仕草を食い入るように見つめ、フォークに乗せられたケーキを差し出されるとパァッと表情明るくさせパクッと頬張り口に広がる優しい甘みに目を見開き、あまりの美味しさに自分でもフォークを手に取りケーキを切り始め)
(/良いですね!では、迷子からの不良で行きましょう)
気に入ったか
(相手がケーキを食べる一連の流れの顔を見て微笑みながら上記を述べて。相手のチョコケーキのフィルムも外せば自分のケーキにも手をつけて、「うん、美味い」とこちらも微笑んで、「レミィはケーキとか初めてなのか?」とケーキを食べながら問いかけて
(わかりました!タイミングはレミィ様に任せます!
(相手の質問に頷きながら「この食べ物はケーキね。覚えておこう」と内心かなり気に入った様子で終始微笑んでおり、ケーキを一気にパクパクと食べ終え)
(/様って(笑) 了解です。ではこのあとにはぐれますかね。
ごちそうさん
(相手が一気に食べ終えれば自分も追うように食べればケーキはなくなり。「つぎはどこ行こうか」と用は済ませたからこれから帰っても良いのだが折角デパートに来たのでもっと何かをみさせようと思いそう問いかけて
(辺りをキョロキョロすれば夕刻タイムセールが行われている人だかりを見つけ、なぜ人があんなに集まっているのか、なにかとても魅力的なものがあるのかと相手の手を引くとその場所へ強引に引っ張っていき)
え、ちょっ、ちょっとぉ!
(いきなり手を掴まれどこに連れて行くのかと思えばどうやらタイムセールの人だかりが気になったのかその人だかりに向かって行く相手になんとかついて行くが人ごみの中、相手と繋がっている手がほつれ、ついには別れてしまい
(人だかりの中央に出だ瞬間にそれがワゴンに乗った衣類だとわかると、なぜこんなに人が集まるのか相手に尋ねようと振り向くとそこにはもう相手の姿はなく、来た方向へ戻ろうとするも人の波に流されてしまい逆側へ出るとそこは隅にある飲食店街で、最上階にあるそれとは異なり少し暗い雰囲気をしており)
いてて…
(どうやら食品売り場でもタイムセールが行われたらしくそれを目標とした主婦達の波に飲まれ、相手の迷い込んだ飲食店街の逆方向で。これはマズイと思えば「レミィー!どこだー!」と声を上げて相手の名前を呼んで
(迷いこんだ飲食店街をキョロキョロしながら歩いていれば、ある居酒屋のような店の前を通り過ぎようとした際に、店の前にたむろっていた若いガラの悪い男性の集団に声をかけられ、「一緒にご飯を食べよう」等と絡まれては首を横に振る事しかできず)
(相手とはぐれて十分が経ち、必死に走り回り相手のことを探すがなかなか見つからないが、偶然なのか考えなしに走っているが着実に相手の元へと近づいて
(「え?なに?怖くて声もでないの?可愛いー」などとおちょくられ手首を捕まれると、近付いてくる相手がいるにも関わらず、そのまま店内へと連れていかれてしまい、椅子に座らせられると、若者のうちの一人が馴れた手つきでお酒を頼んでいき、そのすきに逃げようと立ち上がるもすぐ隣の人に肩に手を回され立てないようにされると、怖くてただ震えることしか出来ず俯き涙ぐんでおり)
あれは…!
(飲食店街のなかを走り回っていれば一際目立つ深緑色の髪がある店へと連れていかれるのを目撃し、そこに入っていけば俯いて涙ぐむ相手を見て、その手首を掴んで「ほら、帰るぞ」と立たせて店を出ようとして
………っ!?
(いきなり手首を捕まれ、何事かと上を見上げると、そこには脳内でずっと助けを求めていた相手の姿があり、安堵から思わず大粒の涙がぽろぽろこぼれ落ち、そのまま相手に促され立ち上がろうとするが、もう片方の手首を隣の不良に捕まれ静止させられてしまい)
離せ
(手を引こうとすれば立ち止まる相手の方に視線を見やりそこには不良の手が相手の手首を掴んでいて、その様子を見ながらなにやらただ事ならぬ雰囲気を醸し出しながら上記を述べれば相手の手首を握り締めれば不良は一瞬で彼女の手首から手を離し、自分も手を離せば相手の手首にはくっきりと手形の痣が出来ていて
(相手の威圧感に普段の雰囲気とは異なるものを感じ、思わず息を飲んで相手に見入ってしまうも、ハッと我に返ると自由になった手首に気付き、相手の手を握ると一目散に店の外に駆け出し)
うおっ!?
(相手の手を離せばその瞬間彼女から手を掴まれて店の外へと出されてしまい、店内から出れば「大丈夫だった?」と顔を覗き込みながら問いかけて
っ………
(今まで緊張していた反動で、相手の顔を見ると安堵の涙が次から次へとこぼれ落ちていき、声は出ないものの、怖かったと相手に抱き付くと服をぎゅっと掴み泣き出して)
…
(涙をボロボロと流してこちらに抱きついて来ればよっぽど怖かったのだろうと思い、今はそっとさせておこうと抱き止めれば抱き返して相手の背中を撫でて
……っ、……っ、……
(肩を揺らしながら泣いていたが、暫くして少し落ち着きを見せるとそのまま潤んだ瞳で相手を見上げ笑みを作ると、わざと大きな口を開けてゆっくりと「ありがとう」と言って微笑み)
どういたしまして
(相手が微笑みながら口をゆっくりと動かせば口の動きで察したらしく微笑みを返しながら上記を述べれば「もう、帰るか?」と先ほどのようなことがまた起こるかもと心配してそう問いかけて
(相手の問いかけにコクリと頷くと、相手から離れ歩き出す体勢になるが、まだ少し不安なのか相手の服の裾をぎゅっと握ったまま歩き出し)
(手を繋がれるとハッと顔を上げ相手の表情を見上げるもすぐに視線を戻し少し頬が熱くなるのを感じながらも嬉しそうに微笑んでおり)
相手が顔を上げてこちらを見てくるとつい視線が合ってしまい、相手が視線を戻すとなぜかこちらも顔をそらしてしまいながら顔を赤く染めればデパートの外へと出て家への帰路につき
(自宅へと歩く途中、出会ってから結局ケーキしか食べていないため、お腹がぐぅとなってしまいハッと相手の顔を見て恥ずかしそうに俯き)
(突然静かな帰り道に鳴り響く腹の虫の音に気づけば相手の方を向き、恥ずかしそうにうつむく相手に苦笑しながら「帰ったらすぐご飯にするからな」と相手の頭をポンポンとしながらそう言って
(恥ずかしいながらも顔を上げて頷くと、そのまま手を握り自宅へと向かい、その途中どんなものを作ってくれるのだろうと思考を巡らせ)
(家に着けば早速台所へと向かい、冷蔵庫の中を眺めて何を作ろうかと考えていて。ちょうどよくカレーの材料が揃っていたので野菜と肉を取り出せば調理に入り「ちょっと待っててな」と言って
(「ちょっと待って」という相手になにか伝えたいらしく、忙しなく辺りをキョロキョロしてノートとペンを見付けると「私も一緒に作りたい」という文字を書き相手に掲げ)
えーっと…じゃあニンジンとジャガイモの皮むいて
(相手がノートに何かを書いてくればそれを見て何か仕事をあげようと思えばニンジンとジャガイモとピーラーを渡してそう言えば自分は肉を切り始めて
(コクッと大きく頷き、ヨシッと両手で小さくガッツポーズを取ると、気合いをいれてピーラーと野菜受けとるも、どう使っていいのか分からずにピーラーを色々な持ち方をし、そのうち刃の部分に触れようとし)
あ、こら!
(相手がピーラーの刃の部分に触ろうとすればそれを制止させて。「これはこう使うの」と相手にお手本を見せてやれば、肉を炒めはじめて
(相手に使い方を教われば「ほぅ」と頷き、恐る恐るピーラーを野菜に這わすと、スーっと楽に剥ける皮に感動し、楽しくなったのか、皮を剥き終えてもピーラーの動きを止めず、野菜がどんどん小さくなっていって)
まぁそうなると思ってた
(相手が皮を剥き終えてもピーラーを休めないと苦笑しながら上記を述べれば「それ以上したらどうやって食べるんだ?」とからかうように問いかけて
(相手の言葉にハッとすると、すぐに下にたまっているピーラーで剥いた薄い野菜集め、そこから皮の部分のものを取り除いて、相手にこれを使えないかと両手いっぱいに乗せて首かしげ)
(相手が野菜を拾い集めながら首を傾げてくるとその様子に察したのか「わかったわかった、それも使ってやるから」と言えば鍋の中に相手が向いてくれた野菜を入れて炒め始めて
(野菜を使ってくれたことにホッとして微笑むと、トタトタと目の前にあるリビングまで小走りで行けば、小さいメモ帳とペンを持ってきて「きっと美味しいよ!ヒラヒラだもん」と意味のわからない文面を自信満々に掲げ
いやわけわかんないし
(相手が自慢げにメモに書いた字をヒラヒラと見せてくると苦笑いしながらそう言って相手の額を小突いて。やがて、鍋に水を入れてルーを入れればあたりにカレーの匂いが立ち込めて
(「うっ」という表情をし小突かれるも、それさえも幸せそうに微笑み「だって、ほら!すぐ火が通るから、短時間で野菜の旨味がっ」とメモに書き)
わーったわーった
(メモに書いた言葉に目もくれず、鍋の中のカレーを煮込んでいれば戸棚から皿を2枚出して、盛り付けの準備に入り。炊飯器からご飯をよそい、その上からカレーをかければ「はい、持って行って」と相手の分の皿を渡して
(話を流されたことに少し不満げに頬を膨らますも、受け取ったお皿の美味しそうな食事に、一気に機嫌がなおると微笑み小走りに食卓へと持って行って
(相手が嬉しそうに微笑み、小走りに食卓へと持っていけば「コケるなよー」と言いながら自分の分と2本のスプーンを持って行って。食卓に着けば「いただきます」と手を合わせて言って
(相手の真似をする形で自身も手を合わせると口パクで「頂きます」といい、パクッと一口食べれば、目を輝かせどんどんパクパク食べていき)
カレーも気に入ったか
(相手の食べっぷりに嬉しくなりながらも微笑みながら相手を眺めてカレーを食べて。しばらく食べ続けていればいつしかカレーはなくなり「ごちそうさま」と手を合わせて
(相手の言葉に大きく頷くと、ポケットのメモに「人間界の食べ物はみんな美味しいね。楽しい!」と書き掲げて、カレーはあっという間に食べ終えており)
はは、そう言ってくれると嬉しいよ
(メモを掲げる相手に微笑みかけながらそういえば、食器を流しに持って行き。時計を見れば「レミィ、風呂はいる?」と人魚の世界に風呂の概念があるかどうか知らないが問いかけて
(人魚の世界では常に水に浸かっているためお風呂に入るという習慣がなく、相手の問い掛けに不思議そうに首をかしげ、メモにひらがなで「ふろ?」と書き)
やっぱりわかんないか
(相手が不思議そうに首を傾げて問いかけてくると思った通りだと述べて。「まぁとりあえずついてきて」と風呂場の方へ案内すれば「これが風呂、あったかい水に浸かるんだ」と説明して
(相手が示した先には箱形の器に水が張ってあり、何やらもくもくと湿った空間が出来上がっているため、不思議そうに湯船に近づいては、ちょんと水に触れたところ、冷たいはずの水が温かく驚いた拍子に滑って後ろに身体が倒れ)
おい!?
(やはり暖かい水を触ったことがないのか驚いたように後ろに倒れる相手を、起こさせながら「大丈夫か?」と問いかけて。「これはな、風呂って言って服を脱いで入るんだ。気持ちいいぞ」と言って説明して
(相手の発言に再び湯船を見つめるも、初めて出会う暖かい水に不安な気持ちは拭いきれず「入るの?ここに……?」といった不安げな表情で相手の顔を見つめ)
大丈夫、気持ちいいから入ってみな
(相手が不安そうな表情でこちらを見つめてくれば笑みながらそう述べて。すると浴室から出ていけば「さっき言った通りに服を脱いで入って」と扉越しに言って
………っ
(相手に促されるままおずおずと服を脱いでいくも、いよいよ下着を脱ごうとした瞬間に不安に耐えられなくなり、扉を勢いよく開くと、背を向けている相手に後ろからぎゅっと抱きつき)
うおっ!?
(扉の前で待っていれば背中から抱きつかれて、いきなりのことだったのかそれに反応できずにパランスを崩すもなんとか持ちこたえて。すると相手が下着姿なのに驚くもなんとか落ち着こうとして、「どうしたんだ?怖いか?」と正面から抱き直して「なんなら一緒に入るか?」と冗談を言って
(相手の提案に間髪いれずに何回も頷くと、相手が服を着ていることにも気が回らずに手を引いて浴槽へと引っ張っていき)
え!?ちょっちょっとぉ!
(冗談のつもりなのに相手に手を引かれればまさか連れて行かれるとは思わず。しかしこのまま入るのもダメだと思えば相手の手を離せば「ちょっと待ってて」と言えば自室に入れば水着を履いた状態で戻ってきて「えっと…じゃあ入るか?」と下着姿の相手から目を逸らしながら
(何やら着替えて戻ってきた相手見つめ不思議そうな表情をするも頷き、人魚の世界では自身の今の下着姿に近い格好で水の中を泳いでいたため、そのまま入るものだろうと勘違いし下着姿のまま浴槽の縁へと手をかけると、再び不安げに相手にチラリと視線を送り)
もういいや…
(相手が下着姿のまま浴槽に手をかけると相手にとってはこれが普通なのだろうと思って。こちらに視線をやる相手に「大丈夫、きもちいいから」と言えば洗面器にお湯をすくい相手にゆっくりとかけて
っ!?
(お湯が掛けられた瞬間はビクッとしたものの、身体に染み渡る暖かさに気持ち良さそうに目をとろんとさせると、お返しとばかりに相手にも洗面器でお湯をかけてやり)
(/今後の展開なのですが、男女友達とか元カノとか出現させませんか?
きもちよさそうだな
(相手がお湯をかかれば目をとろんとさせている様子に苦笑しながら上記のように述べれば相手もお湯をかけてくると「はは、さんきゅ」と言い。お湯をかけ終えれば立ち上がり、浴槽にそろーっと浸かって「ほら、きもちいいぞ」と相手に向けて言って
(いいですねー、元カノ出現で嫉妬するレミィ様とか萌えますね!!
(相手に促されるままゆっくりと湯船に浸かると、身体全体を包み込む暖かさに気持ちよさげに息を吐き出し、更にとろーんとした表情になり)
(/では、元カノ出現させましょう!!
初めての暖かい水はどうだ
(いままで深海にいた相手にとってお湯は初めてだろうと思いながら問いかけて、なるべく下着姿の相手から目をそらすようにすればあまり下心は考えないようにしていて
(了解です
(気持ちいいと伝えようと辺りをキョロキョロ見回しメモを探すも風呂場にあるわけはなく、暫く考えたあと何かを思い付いたように微笑むと、正面に座っている相手の胸板に、「スッゴク気持ちいい」と人差し指でゆっくり書いていき)
(/では二人でどこかに出掛けて行った先で再会するか、もしくはこのあと家に元カノ直撃させるとかどうでしょう?
っ!?
(相手が自分の胸板に人差し指で何かをなぞるようにするとそのことに驚いたのか鳥肌を立てながら言葉につまり。なんとか落ち着くと「まだ入ってるか?」と問いかけて
(それではなんらかの理由で元カノを家に出現させます
(相手の問い掛けにコクコクと頷くと、もう少し入っていたいと伝え、再び胸板に「先に出ててもいいよ?」と書いて首をかしげ)
(/私が元カノやりますね!よりを戻したいという設定で、元彼の家を訪ねる積極的な子にしようと思います!可愛い系がいいとか、おねーさん系がいいとかありますか?
わかった、
(相手がまだ入っていたいと言えば頷いて返事をして。風呂から上がれば脱衣しに入り、体を拭いて着替えて。リビングに戻ればデザートでも用意しようと冷凍庫からアイスを取り出せば来客のチャイムが鳴り、誰かと思って出れば呆然として
(助かります!一応、伏線は張っておきました!うーん…それではおねーさん系でお願いいたします!
本田 香織
真一、久しぶりっ
(玄関の扉を開いた瞬間相手に抱き付くと、久々の相手の香りに懐かしさを覚えながらぎゅっと抱きしめ離れず)
………?
(何やら聞いたことのない音が響くと何事かとビクッとするが、玄関の扉が開いた音が聞こえ、更に甲高い女性の声が聞こえると来客の合図なのだとわかり、気になり湯船から出て脱衣室へ移動し)
(/女性キャラは任せてください!男性キャラが出るときはお願いします(笑)では、2才年上の大学の先輩で、1年くらい前に「他に好きな人ができた」と一方的に真一の前から姿を消したというのはどうでしょうか?
か、香織先輩!?
(扉を開いた瞬間抱きついてきた人物は前に恋人の関係を持っていた相手でいきなりのことでパニックになったのか呆然としていて「ちょっ…!いきなりどうしたんですか!?」と目を見開きながら問いかけて
(了解いたしました!そこまで考えてくださってありがとうございます!
本田 香織
やだー、相変わらず他人行儀なんだからっ
(相手の戸惑いなど気に止める様子もなく、相変わらず先輩付けで呼び、敬語がとれない相手にニコニコしながら、相手の了解も得ずに玄関を上がりリビングへと向かい)
変わってないわねー、懐かしい!
(一体誰が来たのかとソワソワしながら急いで濡れた下着を脱ぎ、用意してもらった下着を身に付け、そのまま下着姿で外に出そうになるも、相手の言葉を思いだし、服を着なくてはと辺りをキョロキョロ見回すと、恐らく相手が下着と共に用意してくれていたであろうモコモコのパジャマ身に纏うと二人に気づかれないよう廊下へとそっと出ていき)
(/いえいえ!こういうの楽しい♪
ちょっ!先輩!
(相手がズカズカと家の中へ入ると、その図々しさにたじたじとなりながらも中へ入っていく相手を追いかけて、このままでは人魚の相手がいることがバレてしまうと恐れながら「先輩、なんでいきなり来たのかわからないですけど今日は帰ってください」と相手の手首を掴めば玄関まで連れて行こうとして
(なんだかハラハラしますね笑
香織
えー、なによ冷たい。
(帰らせようとする相手に不満げに手を振り払い、リビングのソファに座ると相手に声をかけ)
真一、私大事な話があるの。ちょっと隣に座って。
(話もできない居候の自分が出ていっては迷惑になるかもしれないと思いながらも、取り合えず見つかった場合に挨拶ができるように、1度リビングから離れ、最初に目が覚めた部屋に入ると、ノートとペンを探し)
終わったら帰ってくださいよ
(相手が手を振り払ってソファに座れば、諦めて呆れたような口調で上記のように述べれば相手のとなりに座って。「なんなんですか?話って」と改めて聴くようで
香織
ふふ、そういう優しいところ好きよ。
(何だかんだ言って結局隣に座ってくれる相手に嬉しそうに微笑むと、「私ね、やっぱり真一じゃないとダメみたい。私達、もう一度やり直しましょう?」と言うなり間髪いれずに相手にキスをし)
……っ!?
(ペンとメモをポケットに入れ急ぎ足でリビングへと戻ると、そっと中を覗き、そこには見知らぬ綺麗な女性とキスをする相手の姿があり、胸がズキンと痛むと、逃げるように玄関の扉を開きそっと外へ出ていき)
っ!?
(相手がやり直そうと言った瞬間キスをしてくればそれに目を見開いて驚愕し。すると視界の傍に相手の姿が映り、その相手が出ていけば「っ!先輩、返事はまたするので今日は帰ってください」と告げて相手を追って
香織
あ、ちょっと!!
何よもう……
(突き離されるようにキスを中断させられると、前の相手の性格から絶対に流されると確信していたため驚いたように去っていく相手の背中に声をかけ、振り向きもせず立ち去った相手に対し不満げに呟き)
っ…、っ……
(先程の情景目に焼き付いており次から次へと大粒の涙が頬を流れていきながらも、相手に彼女がいたことへの現実逃避をするように全速力で走り、走る事に全く慣れていないため途中で転んでしまうとパジャマは泥だらけで、足もジンジン痛むがそれ以上に胸も痛く、真っ暗闇の路地をとぼとぼ泣きながら歩いており)
レミィー!
(家から出て、走って相手を呼びながら探すが夜の中探すのは骨折りで。しかし、本能なのか相手と出会った浜辺に向かえばそこには膝を抱えた相手がいて、背後から「レミィ」と呼んで
っ!?
(真っ暗闇の中、たださざ波の音だけが聞こえる空間で膝を抱えて静かに泣いて居ると、突然背後から聞こえた声に肩をビクッと跳ねさ後ろを振り向けば、そこには相手の姿があり、「なんでここに?」と混乱しながらも、今顔を合わせるのは辛いと立ち上がって相手から離れようとし)
待てって!
(相手が立ち上がって自分から離れようとすると相手の肩を掴んで止めて。一呼吸置いて口を開くと「レミィ、さっきのはその…いきなりされたんだ、だから変に思わないでくれ」とまずは誤解を解こうとして
(相手はなにも悪くない、ただの居候が文句を言う権利はない、と頭では分かっているもののどうしても相手の顔を見ることができず、引き留められてもうつ向いたまま砂浜を見ており、相手から弁解の言葉が聞こえると少しの間沈黙が続いたが、そっとしゃがむと砂浜に人差し指で文字を書き出し「彼女さん?」とゆっくり書き終えると恐る恐る相手を上目遣いで見上げその瞳は不安げに揺れており)
違う、彼女なんかじゃない
(相手が砂浜に何か書き出したと思えばその文字に対してきっぱりと否定しておき。「それに、そんなことレミィには関係ないだろ」と言えば相手の手を引き「ほら、帰るぞ」と家へ向かい
(彼女じゃない、その言葉に少し安堵するも、「じゃあ何故キスしていたのか」と頭がぐるぐると混乱し、しかし「関係ない」と言われれば胸がズキンと傷みショックのあまりつい相手の手を振り払い、家に戻っても悲しいだけだと踵を返し再び逃げるように走り出し)
香織
ふーん、その子が原因だったんだ。
(相手が家を急に出ていったことがどうしても気になり密かに後を着いてくれば何やら珍しい髪の色をした女と話しており、暫く観察していると女が離れていったためチャンスとばかりに相手に近付き)
おい!
(相手が手を振り払ってまた逃げ出していくとそれを追いかけようとするが背後から先ほどの女性の声が聞こえて。「香織先輩…香織先輩のせいですよ…」と恨めしげに相手を睨んでそう言えば、
香織
あらやだ、こわーい。
(睨む相手に余裕の笑みを浮かべおちゃらけるようにそう言うと腕を組み首をかしげ)
なに?同棲中の彼女?
酷いわー、私とはどんなにお願いしても同棲してくれなかったのに。
いい加減にしてください!
(相手が余裕ぶった笑みを見せればそれに堪忍袋の尾が切れたのか声を荒げて「いきなり消えていったのは先輩のほうですよ!?今更なんなんですか!」と不満が爆発すれば「もう、今日は帰ってください、あの子追うんで」と言えば相手が走り去った方向へと向かい
香織
っ!?……なにそれ、ムカつく。
(今まで聞いたこともない相手の荒げた声に目を見開くも、立ち去る相手の背中恨めしそうに睨み付けるとそう呟き)
っ……、っ……!!
(無我夢中で走っていると繁華街の方までたどり着き、昼間とは違い夜の街と化しており、泥で汚れたパジャマ姿で緑の髪を持つ姿は悪目立ちしてしまい、若者数人に絡まれ、手首捕まれると必死に首を振って抵抗し)
(相手が走っていった方向へと走っていけばいつしか昼間の繁華街に来ていて、今はネオンが光る街と化していて。相手を探していればなにやら騒ぎがあってる方向へと行けばまた不良に絡まれる相手がおり、その中に割って入っていけば相手の手首を掴み、連れて行こうとし
(突然現れた相手に驚き、昼間の若者たちとは違い更に柄の悪い彼等は後ろから後を追ってくるも、その怖さは相手が来てくれたことにより全く感じなくなり、自分の手首を引っ張り連れ逃げてくれる相手の背中をただただ愛おし気に眺め)
しつこいな
(後ろから不良共が追いかけてくれば上記のように呟けば、路地裏などを駆使して不良達を巻いて。なんとか自分の家に着くと家の中に入り、まずは相手の頬に軽めの平手打ちをして「なんで叩かれたかわかるか?」と問いかければ「これ以上、心配させんな」と言えば相手を抱きしめて
(自宅に入り、相手の目をなかなか見れないでいたところ感じたのは相手の少し痛い平手打ちで、頬より何より心の方が傷み相手に嫌われたと涙を溜めるも次の瞬間相手の温もりに包まれており、何が起こったのかわからずに混乱し)
どうかしたのか?
(相手が涙を瞳に溜めればその様子に心配しながらも問いかければふと相手のパジャマを見れば泥だらけで「あーあーあー、泥だらけ。もう一回風呂に入ってこい。洗っとくから」と相手の背中を押して風呂場まで誘導していって
(涙を拭い首を振り、相手に誘導されるまま風呂場へと入ると、反省からか素直に服を脱ぎ浴槽へと浸かり、転んだところがお湯に染みて痛みを感じるも、相手に入れと言われ建前、反省の意も込めて懸命に我慢して)
着替え、置いとくから
(相手が素直に浴槽に浸かれば浴室のドア越しに上記を述べて。リビングに戻ってソファーに座ればビンタはやりすぎたかなと今更後悔して
(お風呂から出ればそこには着替えが用意されており、相手の優しさに感謝しながら身に纏うとリビングへと足を運び、テーブルの上にあったメモとペンを手にすると相手の隣に座り「ごめんなさい」と書けば相手に向けて掲げ、ペコリと頭を下げ)
いいんだよ
(風呂場の方から足音が聞こえ、風呂から上がってきたことを確認したら相手が謝りの言葉を書いたメモを見せてくると頭をポンポンとして。「でも、なんであの時逃げたんだ?」と気になることを問いかけて。
(相手の質問に少し困ったように眉を下げると、メモに「なんか、顔を会わせにくかった…」とだけ書き苦笑し、走り回って疲れたせいか、ふぁっと欠伸をこぼし)
(/香織先輩、まだ諦めていませんよ。今度はレミィとサシで話に来ます(笑)
そうか
(相手が苦笑しながらメモを見せてくると、まぁあの状況を見られたら無理も無いかと思いながら上記を述べて。相手があくびを漏らしたのを見ると「もう寝るか?」と問いかけて
(なんと卑劣な…どっちもってできませんか?(ゲス顔
(相手の問いかけにコクリと頷くと、リビングのソファにそのままのごろんと横になり寝る体制に入り)
(/真一さんに浮気属性を追加するのであれば構いませんよ(ニヤリ/おい)取り合えず、明日真一さんが会社行ってる時にでもお邪魔しましょうかねー(香織
ここで寝るのか?
(相手がソファーに寝転べばそのまま寝るのか問いかけて。「ベッドで寝てこいよ」と自分がソファーで寝るつもりなのか毛布を取り出して。
(それじゃ浮気属性追加します(おい
どうしましょうか?一緒に寝させます?
(人間の寝床は最初に目覚めた時に横になっていた場所なのだろうと直感で理解すれば、相手は独り暮らしのためひとつしかないのだろうと予測すると「じゃあベット半分こしよう」とメモに書き)
(/追加しましたか!クラリと来ちゃうんですねー。香織さん頑張りますよー(笑)折角なのでご一緒させましょう!
え?
(相手が提示してきたメモに目を見開けば一瞬硬直して。相手は無自覚なのだろうと思えば数秒悩んで「じゃあ…一緒にねるか?」と問い返すようにして
(香織さんも執念深いですね笑レミィ様もどう対応していくのか…
(もちろん男女が一緒にベットに入ることなど、普段ベットに馴染みのない自分にとっては全く意味を持たず、相手の返事に満足そうに頷くとベットへと向かい横になって寝る体制に入り)
(取り合えず、サシで話す→香織とその知り合いと共にダブルデートで遊園地→香織の策略で真一とレミィ離ればなれに……とか考えてます!
(相手が満足そうに頷いてベッドで寝る体制に入ると、自分は少し躊躇いがちにベッドへと入って。自分と相手に布団をかぶせれば「おやすみ」と言って目を瞑り
(うわぉ…香織さん、なかなかやり手ですね。その後、結局レミィとは分かり合えるようになるんでしょうか?
(スヤスヤとぐっすり眠りにつき、いつの間にか陽が昇っておりカーテンの隙間から日の光が室内へ降り注ぎ)
(/あくまでレミィと真一が愛し合うための障害的な展開かなーとか思ってます。真一も、香織が連れてきた男がレミィと仲良くしているのを見てな何だかよく思わなくて、みたいな感じでお互い自分の気持ちを認識できたらなーと。その後はお互い片想いだと思っている状況でどうやって両想いに気付くのかやっていこうかなーとか。ありきたりですがf(^^;
(一人分のベッドだったためか、相手とぴったり密着したまま横になっていたがなかなか寝付けずにいて。そのまま朝になるとベッドから出て眠い目をこすりながら朝ごはんを作り始めて
(なるほどー、それじゃダブルデートのタイミングはいつにいたしましょう?
(相手が寝不足なことなど全く気付かずに、ベットに一人になっても同じ体制のままスヤスヤ寝続け)
(/取り合えず、レミィと香織が真一さんが仕事のときに二人で会って、約束を取り付けようかなーと!今日二人を会わせて、デートは週末、とか。いかがでしょう?
レミィ、ご飯だよ
(調理を始めて数十分、本日の朝ごはんが出来たので部屋に戻って相手を呼んで。しかしまだ気持ちよさそうに眠る相手を見れば「レミィ、ご飯できたよ」と耳元で囁いて。
(了解しました!それでは仕事に行かせますので、香織さんは知らぬ間に合鍵を作っていて、入ってもらっていいですか?
(相手の声が聞こえると、まだ眠たげに目を擦りながらも起き上がり、ボーッとした様子のままニコッと微笑むと、相手についていき食卓に座り)
(/了解しました!香織を残して家を出たときに合鍵を作っていたことにしますね。
どうぞ
(今日の献立は目玉焼きにご飯味噌汁に簡単なサラダというベタなもので、味噌汁を注げば相手の元へと持っていき、上記のように述べて「レミィ、今日は留守番できるか?」と今日は仕事があるため、そう問いかけて
(了解しました!それでは本体はきえますね!今日はおちます
(いただきますと手を合わせながら、相手の言葉を聞くと頷き、メモに「留守番って家にいれば良いんだよね?」と書いて見せるとそれくらい簡単だと自信満々で微笑んでみせて)
(/はい!おやすみなさい
あぁ、そうだよ
(相手が自信満々に微笑めばその様子に苦笑しながら上記のように述べて。「だけど、知らない人が来ても出ちゃダメだからな」とご飯を食べ進めればいつのまにか食べ終わり、出発の準備して
(相手の注意事項もしっかりと頭に焼き付け「うん、わかった!」と示すように力強く頷くと、名残惜しいのか相手の後ろについていき玄関まで一緒に行って)
(玄関で靴紐を結んでいれば後ろから付いてくる相手に気づき。靴紐を結び終えれば相手の頭を撫でて「行ってきます」と言って家を出て行って
(バイバイと手を振って相手を見送ると、シンと静まり返った部屋に少し淋しさを感じながらリビングへと戻りソファに座ったところで、見計らうようにしてチャイムがなり、誰だろうとリビングの画面を確認すると昨日相手とキスをしていた女性が映っており驚いたように目を見開くと、出ようかどうしようか悩んでおり)
香織
ねー、いるんでしょー?あけてよー、居候さん!
(一向に出てくる気配のない様子に痺れを切らし玄関の前でレミィに向かって叫ぶと、少し経っておずおずと扉から顔を出してきた緑髪の少女にニヤリと笑い、扉をこじ開けて中へと入っていきリビングのソファに座り)
(いつものように会社へと向かうため、電車に乗れば家の相手のことがまだ心配なのか少し落ち着かない様子で携帯をいじったりなどして落ち着こうとして
(こちらもなにかした方がいいでしょうか?
香織
あのね、昨日の私と真一の様子見てたからわかると思うけど、私たち寄りを戻すことになったの。だから、今度遊園地でデートしたいねって話になったんだけど、真一優しいから居候のあなたのこと一人残してデート出来ないって言うのよ。だから、今度私の友達連れてきてあげるから週末4人でデートしましょ?真一にも伝えておいてね。
(おどおどとした目でこちらを見る少女に自分の主張のみ一方的に伝え終えると、驚いた表情のまま話を聞いて黙っている少女ジーっと見詰めれば、少女は思わず頷いてしまい、満足げに玄関に向かおうと立ち上がれば最後にだめ押しで合鍵の存在を示して家から出ていき)
あ、そーだ、玄関の鍵私が閉めておいてあげるからあなたはリビングでそのまま座ってていいわよ。
(/一気に飛ばしちゃいました。帰宅してください(笑) デートのときは香織の男友達のロルも回してもらっても良いですか?
ただいまー
(鍵を使って家に入れば上記のように述べて。靴を脱いで台所に入ればスーパーで買ってきた食材を整理して。そしてリビングにいる相手に改めて「ただいま」と言って調理を始めて
(了解です!
(メモに「おかえりなさい。お疲れ様です」と書いた状態で相手に掲げ、「昼間、昨日の女の人が来たよ?」と書き加えてはおずおずと相手の反応伺うようにゆっくりと続けて)
なんだって?
(相手が見せてきたメモに書いてあったことに新妙な顔つきになり、「それで、何言ってたんだ?」と相手の肩を掴みかねない勢いで問いかけて
(相手の反応から「そんなにあの女の人の事が気になるんだ」と胸の辺りがズキッと痛むも、だとしたらやはり香織の言う通り寄りを戻すのが正解だと自分に言い聞かせれば、ニコッと笑みを作り「今度の週末にね、一緒に遊園地に行く約束をしたの!真一さんも来てくれるよね?とメモに書き掲げ)
ツッ…!
(元気そうに明るくニコッと微笑む相手が掲げるメモを見れば上記のように舌打ちをして。その場から去ると急いで相手の携帯へと電話をかけて「どういうことですか?」と必死に怒りを抑えながらそう問いかけて
香織
なによ、開口一番。もしかして遊園地の事?折角だからみんなで遊ぼうって誘っただけよ?
(携帯のディスプレイをみれば相手の名前があり、掛かってくると思ってたとニヤリと笑うと直ぐに電話に出て、あたかも当然の流れのようにしれっと伝え)
……?
(その場を後にした相手の様子不思議に思いこっそり覗けば、何やら電話をしている相手の姿が目に入り、相手は香織さんだろうと、なぜか二人の会話を聞く気になれず、大人しくリビングで座って相手が帰ってくるのを待ち)
勝手に決めないでください!
(相手がしれっとしながらさも当然のように言えば上記のように声をあげれば、すぐさま通話を切られて。携帯の画面を恨めしげに睨めば一度落ち着きを取り戻し。そして相手の元へと向かえば「レミィ、遊園地に行ってみたいか?」と問いかけて
(自分も先輩と遊園地に行きたいだろうに、それでも気遣ってくれる相手はやはり優しいなと思いながら、そんな二人の邪魔をしてはいけないと、安心させるように微笑みながら頷き)
…わかった
(相手が笑顔を見せながら頷けばこちらも微かにほほえんで上記のように呟いて。すると台所に戻って食事の支度をして、「もうすぐできるからな」と呼びかければ
………?
(相手の問い掛けに頷き、素直に食卓椅子に座って待っているも、遊園地に行くと決まったことは嬉しい反面、なぜか心がチクリと痛み)
(ご飯が出来れば黙って料理を食卓に並べて。相手には何の声もかけず、ただ「いただきます」とだけ言えばそのまま相手と話すことなく食べ進めて
(いつもより明らかに口数が少ない相手に、「どうしたんだろう。自分が何かいけないことをしたのではないか」と少し食べては相手を不安そうに見詰めることを繰り返し)
ごちそうさま
(食事を終えれば手を合わせて上記のように述べて。同じように食べ終わった相手の食器を流しに持っていけば「皿洗ってるから風呂入ってきな」と皿を洗いながらそう言って
(相手の様子がおかしいという不安はるものの、聞くのも躊躇われたため、取り合えず素直に頷いては、自分の着替えを用意して、お風呂場へと向かい)
はぁ
(洗い物が終わり、相手が風呂場に入ったのを確認すればソファに項垂れるように座ってため息をついて。昔に別れた相手とこんなことになるなんて思うはずもなく、「めんどくせぇ」とつい本音が出てしまい
(様子がおかしい相手のことが心配で、さっとお風呂に浸かり急いで洗って急いで出てくると、髪も満足に拭かずに滴が滴り落ちる状態のままパジャマを着て、肩にタオルをかけた状態でリビングに戻ってきて、相手の様子を窺うように扉からひょっこりと顔を出し)
(相手がソファで横になっているのが分かると、何か掛けるものを探すように辺りをキョロキョロ見回した後、お目当てのものがなく、部屋から出ていってベットから毛布を持ってきて掛けてやり)
ん…
(寝ていれば何やらかけられる感触が感じられ、それに身が冴えて瞳を開ければそこには丁度毛布を掛けてくれた相手がおり、「あぁ…さんきゅ」と目をこすりながら言い、「寝るか」とゆっくりとした足取りで寝室に毛布を持って向かい
(デートの日までスキップしますか?
(/そうですね、飛ばしましょう!!
(デートの前日、香織さんと一緒というのは少し気まずいが、遊園地という場所に行くのが楽しみでもあり、少しウキウキしながら洋服を選び、相手に買って貰ったワンピースを着ていくことに決め、いつもの如く相手のベットでぐっすり眠っており、デート当日の朝になっても起きることなく)
ふぅ…
(相手より早く起きれば相手を起こさないようベッドから静かに出て、いつものようにあくびをしながら朝食の準備をしており、そして部屋には味噌汁の匂いが立ち込めて、そろそろ出来上がりか。
(相手から遅れること数十分、眠たそうに目を擦りながら起き上がると香ってくるいい匂い。隣にいる筈の相手の姿はなく、だとすればキッチンだと足を進めるとやはり相手の後ろ姿があり、ノートに「おはよう」と書けば相手の肩をトントンとたたき)
ん?あ、おはよ
(後ろから肩を叩かれれば後ろを振り向きおはようと書かれたメモを見て相手に挨拶して。「もうすぐできるから座ってな」と味噌汁をお椀に注ぎ、次いでウインナーなどのおかずを焼いていき
(「なにか手伝おうか?」と言おうとも思ったが、もうほぼ出来上がっているため、自分が手伝うとこの朝の忙しいときに時間がなくなってしまっては困るだろうしと、大人しく頷けばイスに移動し座り、食事を楽しみに待ち)
(今朝の食事が完成すれば皿を食卓へと持って行き、並べて。今日のことにやはり気が進まないのか表情は曇っていて「いただきます」とだけ述べれば黙々と食べて行き
(やはりここのところ相手の様子がおかしいということは感じ取っており、今日も口数が少ない様子の相手を心配そうに眺めるも、「どうしたの?なにかあった?」という言葉を書いたノートをなかなか出せずにいて)
香織
真一、迎えに来たわよー!
(相手と遊園地に行くということでしっかりとおしゃれをし、相手と寄りを戻す気満々といった様子で、相手の自宅のチャイムを鳴らすと同時にそう叫び、邪魔な少女を相手から遠ざけるために呼んだ男友達と共に家の前で待っており)
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