主 2015-07-12 23:45:51 |
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(コクッと大きく頷き、ヨシッと両手で小さくガッツポーズを取ると、気合いをいれてピーラーと野菜受けとるも、どう使っていいのか分からずにピーラーを色々な持ち方をし、そのうち刃の部分に触れようとし)
あ、こら!
(相手がピーラーの刃の部分に触ろうとすればそれを制止させて。「これはこう使うの」と相手にお手本を見せてやれば、肉を炒めはじめて
(相手に使い方を教われば「ほぅ」と頷き、恐る恐るピーラーを野菜に這わすと、スーっと楽に剥ける皮に感動し、楽しくなったのか、皮を剥き終えてもピーラーの動きを止めず、野菜がどんどん小さくなっていって)
まぁそうなると思ってた
(相手が皮を剥き終えてもピーラーを休めないと苦笑しながら上記を述べれば「それ以上したらどうやって食べるんだ?」とからかうように問いかけて
(相手の言葉にハッとすると、すぐに下にたまっているピーラーで剥いた薄い野菜集め、そこから皮の部分のものを取り除いて、相手にこれを使えないかと両手いっぱいに乗せて首かしげ)
(相手が野菜を拾い集めながら首を傾げてくるとその様子に察したのか「わかったわかった、それも使ってやるから」と言えば鍋の中に相手が向いてくれた野菜を入れて炒め始めて
(野菜を使ってくれたことにホッとして微笑むと、トタトタと目の前にあるリビングまで小走りで行けば、小さいメモ帳とペンを持ってきて「きっと美味しいよ!ヒラヒラだもん」と意味のわからない文面を自信満々に掲げ
いやわけわかんないし
(相手が自慢げにメモに書いた字をヒラヒラと見せてくると苦笑いしながらそう言って相手の額を小突いて。やがて、鍋に水を入れてルーを入れればあたりにカレーの匂いが立ち込めて
(「うっ」という表情をし小突かれるも、それさえも幸せそうに微笑み「だって、ほら!すぐ火が通るから、短時間で野菜の旨味がっ」とメモに書き)
わーったわーった
(メモに書いた言葉に目もくれず、鍋の中のカレーを煮込んでいれば戸棚から皿を2枚出して、盛り付けの準備に入り。炊飯器からご飯をよそい、その上からカレーをかければ「はい、持って行って」と相手の分の皿を渡して
(話を流されたことに少し不満げに頬を膨らますも、受け取ったお皿の美味しそうな食事に、一気に機嫌がなおると微笑み小走りに食卓へと持って行って
(相手が嬉しそうに微笑み、小走りに食卓へと持っていけば「コケるなよー」と言いながら自分の分と2本のスプーンを持って行って。食卓に着けば「いただきます」と手を合わせて言って
(相手の真似をする形で自身も手を合わせると口パクで「頂きます」といい、パクッと一口食べれば、目を輝かせどんどんパクパク食べていき)
カレーも気に入ったか
(相手の食べっぷりに嬉しくなりながらも微笑みながら相手を眺めてカレーを食べて。しばらく食べ続けていればいつしかカレーはなくなり「ごちそうさま」と手を合わせて
(相手の言葉に大きく頷くと、ポケットのメモに「人間界の食べ物はみんな美味しいね。楽しい!」と書き掲げて、カレーはあっという間に食べ終えており)
はは、そう言ってくれると嬉しいよ
(メモを掲げる相手に微笑みかけながらそういえば、食器を流しに持って行き。時計を見れば「レミィ、風呂はいる?」と人魚の世界に風呂の概念があるかどうか知らないが問いかけて
(人魚の世界では常に水に浸かっているためお風呂に入るという習慣がなく、相手の問い掛けに不思議そうに首をかしげ、メモにひらがなで「ふろ?」と書き)
やっぱりわかんないか
(相手が不思議そうに首を傾げて問いかけてくると思った通りだと述べて。「まぁとりあえずついてきて」と風呂場の方へ案内すれば「これが風呂、あったかい水に浸かるんだ」と説明して
(相手が示した先には箱形の器に水が張ってあり、何やらもくもくと湿った空間が出来上がっているため、不思議そうに湯船に近づいては、ちょんと水に触れたところ、冷たいはずの水が温かく驚いた拍子に滑って後ろに身体が倒れ)
おい!?
(やはり暖かい水を触ったことがないのか驚いたように後ろに倒れる相手を、起こさせながら「大丈夫か?」と問いかけて。「これはな、風呂って言って服を脱いで入るんだ。気持ちいいぞ」と言って説明して
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