主 2015-07-11 21:15:48 |
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分かればいい
(にっこりと微笑んで相手の頭を撫で。強気で言っているようにしか聞こえなかったので「じゃぁ飲まなくて良い。ただし、ナースコールをしても一切看護婦も来させない、それで良いなら飲まなくて良いよ」と、にっこりと恐怖を与えるように笑い。もはや医者として最低なことを言い放って)
うん
(気持ちよさそうに目を細めて。「…っ!…………いいもん」ナースコールで看護師が来ないと聞くと、どうなってしまうんだろう、と恐怖心が出て。しかし、若干涙を浮かべ声を震わせるもちいさく上記述べ)
じゃ、風邪の話は終わり
(ゆっくりと相手に近づき、持っていた小瓶をポケットに仕舞い。涙を浮かべてるので指で拭い「怖いか?」と尋ねては少しやり過ぎたな、なんて思い。相手を安心させるため抱きしめて)
(近づいた相手を見上げ、怖いかと聞かれればふるふると首を横に振り「怖くない」と否定して。抱きしめらてては、身体の力を抜き緊張を解いて。やっぱりここが一番落ち着く、と相手の胸元に顔うずめ)
(否定するのであまりに強引なのもよくないため体を離し、「じゃぁ子供用に出す粉薬なら飲めるか?」とあまり使いたくなかった手段を選んでみては、優しくほほえみかけて)
(身体が離れると相手の顔を見上げるようにして。本当は薬というところからして嫌なのだが、これ以上相手に迷惑はかけられないと思って。俯きぎみではあったが小さく頷き)
ちゃんと水で溶かしてやるから心配するなって
(困ったように言いつつも、果たしてどんな味がするのだろうかと考えており。薬嫌いな相手をこれからどうしたら良いのだろうと思い悩むが良い手段はなく、ガクリと肩を落とし。「薬飲まないと治るもんも治らないから、俺も飲めるようには工夫するから、な?」とこれからも嫌がるなよという意味を込めて)
…………うん。
(水に溶かしたところであの薬特有の苦味は消えないだろうと思ったが口には出さずに頷いて。「それはわかってるけど…」肩を落とした相手を見て、やっぱりこんなの迷惑だよな、と考え。頭では分かっていてもそれを実行できないのが今の現状なんだよなぁ、なんて)
確かに俺も子供の頃、薬は嫌いだったな
(特に粉薬は、何て自分の昔話的な事を話し出し。飲めないのを無理に勧めるのではなく、飲めないならどうやってその成分を摂取できるようにするのかと、考えるのも医者の仕事だと思っているため。「顔に出るのか、春は」とニコニコしなが気にするなという表情を作って笑ってみせて)
…なんか意外
(相手が薬を嫌がる姿など想像できず、そんな頃もあったんだなと驚いて。「ってか俺子供じゃないし!」確かに先生から見れば子供かもしれないけど、なんて思うが自分は大人なんだと主張するように言って。顔に出るのは昔からのことで、またやっちゃったか、なんて考えながらも「なおんないんですよね、これ」と苦笑いして述べ
そうか?医者だからって薬が平気ってわけじゃないよ
(けれど昔のことなので、今の自分の姿しか知らないならそれはそうかと納得し。「俺からしたらまだまだ子供だ」と頭を少し乱暴に撫でて。年齢的にも子供じゃないかなんて思い。「俺は春の病気の事を知らないから、どういう事になるかも分からない。けど、医者という面では病院にいることには変わりない。春が治したい、って思わないと治るものも治らなくなる」と真面目な顔で言って)
そうなんだ………俺さ、治したいって思ってるのかな?
(相手のことを1つ知れた気がして頬を綻ばせ。しかし、病気の治る治らないの話が出ると少し俯いて影を落とし。正直言うともう諦めちゃってるのかも、なんて他人事のように呟いて。「もうこの話は終わりっ!雰囲気重くなっちゃうし!」場の雰囲気を感じ取ったのかすぐに顔を上げて相手のほうを向くとにっと笑ってみせ)
さぁ、俺には分からないな
(本人にしか分からない事なのでどう思っているかなんて分かりはせず、呟かれた言葉を聞かなかったことにして聞き流し。「じゃぁどうしようか。変に動くと何が起きるか分からんからな」と相手のベッドのはずなのだが気にすることなく横になって真っ白な天井を見つめて)
そりゃそうだよね
(なんで俺そんなこと聞いたんだろ、なんて付け足し笑って。つい出てしまった先程の言葉が相手には聞かれていなかったと思い込み、勝手に安堵して。「んー…どうしよう」考えてみたもののいい案は浮かばず、横になった相手を見て頬を緩めると相手の頬に触れゆっくりと撫で
まぁ、わからないことは誰にでもある
(確実に分かるわけではないため、断言ができず。先ほどの言葉に答えた方が良かったのだろうかと考えつつも無言で。「今なら言えなかった事とか聞いてやるぜ」といって撫でられるとくすぐったいのかピクリと肩を震わせて)
…うん。
(相手の言葉に対して返すような言葉が見つからず、短く返事だけして。言えなかったこと、と言われあまり隠し事が得意ではない自分が相手に言えなかったことなどあるのだろうかと考えて。確かに病気のことでは言えないことのほうが多かったかなとも思い。肩を震わせた相手にクスッと笑って相手の隣に自分も寝転がり「言えなかったことって例えばどんなこと?」と試しに聞いて相手の表情を伺い)
(短い返事に返す言葉が見つからず、暫く天井を見上げたままでいて。何かあるのだろうかと思っていたが、相手の口が開かれることはなく。無理に聞いてもいけないと思って。何かないかと考えるけれども、なにを言っていてなにを言ってないのかと思い出せず。「……キス、この歳までしたことなかった」と思い出して小さく言って)
…えっ?嘘っ!?(突如告げられた相手の告白に驚いて。相手ほどのルックスとその職業柄からして、経験豊富なのだろうとずっと思っていたため、つい少し大きめの声が出てしまい。「じゃ、じゃあまさかだとは思うけど、俺が……初めて?」もし本当ならそういうことなのだと考えて、そうであってほしいと思いながらも尋ねてみて)
学生時代女子と付き合ったことはあったけど、キスはしてないな
(今考えると何故だろうと首を捻り、手を繋いだ事もあったのだけど二、三回だけだったので余計に分からなくなり。「恋愛としてなら、春が初めてだな。俺が小さいときに母さんがキスしてたら初めてと言えるのかどうかだが…」そんな話を母親から聞いた事はないので、きっとないだろうと頷き。「で、春は言えなかった事はなんだ?」と頬を撫でながら尋ねて)
そう、なんだ…
(付き合ったことはあるのにキスすらしていないという相手の言葉に余計謎が深まり。普通の学生ならばキスくらいはしているだろうし、なんて考えて。しかし自分が初めてと聞くと無性に嬉しさが込み上げてきて無意識に頬が緩んでしまい。続いて言えなかったことと聞かれて少し言い留まるも、相手に控えめな目線を送り「………病気のこと?それとも恋愛的…なこと?」と問いかけ)
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