主 2015-07-11 21:15:48 |
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つまらないと言われてもな…
(目を逸らして何か良い言葉が見つからないかと、頬杖をつくようにして考え。「五百円ならあるから、問題はない。人目を気にするならこっちに来たらいい」と、相手の様子を観察をしながら手招きをして、五百円を白衣のポケットから取り出していて)
(大丈夫ですよ!)
いいですよ、それが先生です。
(考え始めた相手を見てクスッと小さく笑うとそう述べ、「じゃあ……ありがとうございます」少し考えるようにして、へらっと笑うとお礼を言って。手招きをされればどこか嬉しそうな顔をして近寄り、相手の行動をにこにこと眺めて
…そうか
(軽く返事をしたのちに、乾いた笑みを浮かべ。「好きなものを買え」と、近づいて来た相手の目の前に五百円玉を差しだし、他の患者に見えてはいけないので、少し体を傾けて五百円玉を隠すように動き。自販機を指さして)
ん。
(短く返事をして、500円玉を受け取ると、自販機をじっと眺めてどれがいいかと悩んで。特になにが好きとかいう好みもなく、丁度目に入った目の前のホットココアを買って
(何を買うのかとソファに座ってぼんやりと眺めていると、ココアを買ったのでたまたまなのか、そうじゃないのかは相手にしか分からず。「釣りはやるから、何かに使え」とおつりは要らないと告げて)
でも俺、欲しいものないし多分持ってても意味ないかもですよ?
(嬉しく思う反面、欲しい、と思うものは1つも思い浮かばずに、困ったように少し笑うと上記述べて。
相手のすぐ隣にすわれば温かいココアの缶を両手で包み込み、手を温めるようにして。
何かに使えるだろ
(今すぐ使わなくても良いので、取り合えず持っておけと言い。隣に座る相手に軽く笑みを浮かべ、「他の奴に噂されても知らんぞ」と、腕を後ろに回して脚を組んで相手を見つめながら言って)
…ん。分かりました。ありがたくいただきます
(ふっと笑って少しふざけた感じで上記述べて。この時間ここに来る人はいないだろうとも思ったが、言われてみればちょっと不安にもなってきて。「ね、病室いきたい」と相手を見上げてねだるような目でそう述べ、あそこならなにをしても大丈夫だと思い。
(お釣りを受け取った相手を見つめては、視線を逸らし。強請るように言われると、口角を上げて「今、何か考えただろ」と耳元で囁けば立ち上がり、病室の方向を指さして)
っ………か、考えてないっ
(図星だったのかみるみる顔を赤く染め、上記言い返して。立ち上がった相手につられるように自分も立ち上がって歩き出して。
顔赤くしたら図星って言ってるもんだぜ
(白衣のポケットに両手を突っ込んで、歩きながら上記を述べ。顔を赤くしているところも可愛げがあるなと口には出さず、代わりに「病室でキス、してやろうか?」と振り返って笑いながら尋ねて)
う、るさいっ
(両手で赤い顔を隠すようにして噛みつくようにそう述べ。キスしてやろうかと聞かれれば、う、あ…などと意味不明な声を漏らし、「…し、てください」と俯いて小さく呟いて
病院では静かに、な?
(叫んでいるわけではないが、相手の唇に人差し指を置いて上記を述べ。強請られたので断るわけにはいかず、笑顔を保って「病室まで『先生と患者』で居られたら、キスしてやる」と我ながらずるいことを口にしては再び歩きだしていって)
はい…
(いきなりキスとか言うからだ、なんて思ったが素直に頷いて。「先生と…患者……」相手の言葉を復唱し、どんなふうにすればそうなるのかと少し考えて。一応一定の距離を保って相手の後ろについていき。
もうすぐ病室だけどな
(相手の病室が見えてきたので上記を述べ。後ろで何かを言っているのは聞こえるが、そんなことは気にせずに「そういえば、最近会えてなかった気がするな」と、どんな反応をするのかと表情は見ずに予想しながら口に出して)
確かに…(よくよく考えれば自分の病室とロビーは近かったことに気が付き。話しかけられれば、少し考えてから「…結構寂しかったんですよ」、と少しむっとして素直に自分が思っていたことを相手に伝え
ほら、着いた
(そんなに長く歩いた訳ではないので息切れなどはしておらず、ドアを開けようと腕を伸ばし。「寂しかったから毎日ナースコールならぬドクターコール鳴らしたのか?」と自分の持っている携帯を取り出して、イエスかノーかの反応を確認するように相手を見つめて)
やった(喜びを隠そうともせずに嬉しそうにそう述べ頬を緩ませ。相手に聞かれれば、びくっと反応してなんとも不自然な動きで顔を相手からそらすと「し、知らないなぁ?俺そんなのしたことないし?」と若干冷や汗のようなものを流し全力で誤魔化そうとして)
(聞こえた声に頬を緩ませ、ドアを開けて中に入り、ごまかされているのを感じつつ、それ以上言うことをせずに携帯をしまい。「鳴らしても俺は出られないからな」と、これから鳴らされてもすぐには出られないのを相手に伝えては、ベッドに腰掛けて隣を軽く叩いて)
(相手に続いて見慣れた病室へと足を踏み入れ。出られない、といわれれば内心こんどはメールでも送ってやろうかなどと心底迷惑な考えをはりめぐらせ。隣を叩かれ、素直に従って相手の隣に少し緊張しながらも座って)
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