不良と優等生の関係。｢NL｣

そら君ならすぐ友達できますよ。
何するんでしょうか…。
(うーんと悩んでいて｢え？見学するんですか？｣眠いからかなと勝手に思っていて。髪の先を持って歩く相手を見て首をかしげて)

要らないもん…深く狭くでいいんだよ友達なんて。
渚ちゃんがなってくれたからもう友達枠は締め切りかなー。
俺運動苦手だから
（淡々と話すがどこか寂しそうに言って「髪綺麗だねー」と微笑）

えー…そんな事言わないでください。
私も運動は苦手です。
(寂しそうに話す相手を見て眉を下げて困った顔をして。｢そ、そうでしょうか？｣首をかしげて)

いいの。あとはめんどくさいもん。
音楽なら得意なんだけどねー
（髪に頬ずりして「早く帰って雷ちゃんと遊ぼー」と嬉しそうに言い）

面倒くさいですか…。
音楽得意なんですか？
(すごいなーと微笑み｢そうしてあげてください｣とニコッと笑って)

だってー。興味ない話にもにこにこしなきゃいけないのやだよ…
バンドやってたからね中学で。ギター弾けるんだよかっこいいでしょー？
（髪を話してギターを引く真似をし）

まぁ、それもそうですけど…。
ギターですか？かっこいいですね！
(すごいなーと思ってキラキラした目で見ていて)

え。なんかやだ…
そんなはっきり言うなよ…
（照れてるのを隠すため下を向いて早足で体育館へ）

あ、あれ？
(早足で体育館に行ってしまう相手を追いかけようも服を着替えてないのを思い出して駆け足で教室に戻り)

かっこいいだってー
きゃー。…何やってんだろ俺。
（一人になった途端に声に出して言ってみてはまた照れて）

(教室につくと友達に早く着替えなよーと待っていてもらって、急いで着替え終えて体育館に向かい)

（男子はサッカー、女子はバスケットとしらされて肩を落としながら端っこにすわり）

(楽しそうに笑いながら体育館内に入ってきて先生から聞かされてバスケかーと思いながら隣の子と笑い)

渚ちゃーん。……あっれー。
（前を通り過ぎ相手に話しかけたが無視されて戸惑い）

ん？そら君？
(話に夢中になっていたがすぐに名前を呼ばれたと思い振り向くが行くよと言われて引っ張られ)

お友達ごっこ楽しかったねー。
（何も悲しむ様子もなくヘラヘラと手を振り）

ちょ、ちょっと待って。
そら君！
(友達をそこで待たせて名前を呼びながらパタパタと相手の元に駆け寄り)

どーしたのそんなに急いで。
お友達待ってるよ？
（にこにこしながら言っているがどこか寂しそうに）

そうなんですけど…えっと、どうしたんですか？
(しゃがんで相手と目線を合わせて、名前を呼ばれたので何か用があったのかなと思い)

んーん。なんでもない…
呼んだだけだもん…悪い？
（急にしゃがんだ相手に驚きと照れを隠せず下を向き）