ほのキチ 2015-07-07 23:09:50 |
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やっぱり…大きい方がいいんだー…
(機嫌を悪くしたのは他にもいない相手の態度で、気を惹くというのはわかるけど自分にはそう言う事はしてなかったじゃないかと、少しヤキモチを焼いちゃったりして、胸ばっかり視線を向けてたら誰だって不機嫌にはなるものだと、ジトっと相手を見つめながら大きい方が好みなんだねと拗ねる子供のように顔を背けて、後で誰かに慰めてもらおうかなと思いつつ、大きなため息をついて)
あ、いや、えっと…そういうつもりじゃ…
(相手の怒っている理由がなんとも年頃の女の子らしい理由で、相手はこういった話しにはどちらかといえば疎そうだなと勝手に思い込んでしまっていたため、今のような反応には少し驚いてしまって狼狽えながら気まずそうに目を逸らして呟き「…そりゃ、俺だって大きいのは好きだ、男だからな。でも、女の子の良し悪しを決めるのはそういうとこじゃないだろ…って、これじゃまるで変態だな」巨乳と聞いて少しテンションが上がりすぎたというのも事実としてあって、好きか嫌いか聞かれれば当然好きなのだが実際のところ少し大袈裟に喜び過ぎた部分もあり、とりあえずそこだけでは異性を判断したりしないと何故か相手へと力説してしまっていて
でも、穂乃果に対して気を惹く為にあそこまでやってないじゃん
(目を逸らしていても力説をしてくる度に、胸だけであんなにテンションが高くして気を惹くまでしていたのに、自分との場合とは全然違う気もするので、見た目ではないとか相手の話はわかるがもう少し我慢するとか気を使うとかして、欲しかったようで「とにかく希ちゃん似合いに来たならお話だけでもしてかない?」と相手をそこまで攻めたらいけないと言う気持ちが勝ったりもしているので、相手に希を紹介しようと手を引っ張っていき)
おっ、なんだなんだ?ヤキモチか?駄目だぜ、いくら俺が超絶イケメンな美男子だからって惚れちゃ
(聞きようによってはヤキモチを妬いているように聞こえなくもない相手の言葉を聞きつつ、特にそういった関係でもないのにヤキモチというのも変な話しかと思い至ればニヤッと悪戯な笑顔浮かべてはそんなことを冗談混じりに言ってのけて「…って、冗談は置いておくとして、やっぱり忙しそうだし邪魔したら悪いからやめとくわ。それよりさ、穂乃果ちゃんはここでのバイト?はいつ終わるんだ?」どうせ冷めた目で見られてツッコミを入れられるのは目に見えているため、自分から冗談だということで話しを切れば何となく彼女を差し置いて希と話す気になれなくなってしまい、相手にそう断りを入れてから質問を投げかけ
や、ヤキモチ…ってわけじゃ…
(冗談としてもヤキモチを妬いてたというのは本当の事なので、頬を真っ赤に染めてしまいながら動揺が激しくなるほど視線を泳がせて、袖で自分の顔を隠しながら関係が関係なのに、何でヤキモチなんて妬いちゃうんだろうと、恥ずかしそうにして「そうだなぁ…後少しらしいんだ〜、なんで?」と手伝いなのだが時間を聞いてきたので、何故だろうと思いながら、不思議そうにしていると用事なのかなと、考えながら問いかけてみて)
はは…ここはツッコむとこだろ、うん…
(明らかに調子に乗っている己に対して絶対あからさまに引いたり、はっきりそんな訳ないとツッコみを入れられてしまうだろうと思い込んでいただけに、今のように頬を染め、狼狽えたような反応を見せられると此方も気まずいような気恥ずかしいような気がしてきてしまい、彼女から目を逸らしながら内に芽生えそうな正体不明の気持ちを誤魔化すように言い「いや、どうせ暇だし穂むらへ行こうかと思ってな、もう帰るならついでに家まで送ってくぜ?」せっかくの休日にここまできてただ帰るのも退屈であり、かといってこの辺で知っている寄り道出来る場所は穂むらぐらいのため必然的にそういう考えに至り
つ、突っ込めないよ…本当のことだから
(ツッコミたいがヤキモチは現実的にそうなので首を振りながら、まるで理不尽な出来事に立ち向かえなくなってしまったような様子で、何も言い返せないで正直に話したあと、相手に突っ込めるとしたら、自画自賛していたところしかないと思い「あ、ありがとう!ちょっと希ちゃんに話してくるね」と暇だからというのでまた買ってくれるのだろうかなんて思い頷きながら、今から着替えるために希の方へ行ってくると駆け出していき)
っ…、穂乃果ちゃん、もしかして何か変なもんでも拾って食ったのか?
(明らかにツッコミ待ちみたいな態度を見せつつこれで相手からも軽い調子で返事が帰ってきていつも通りの二人にもどるだろうと考えていた己の思考に反し、返ってきた答えは尚更己の感情を揺さぶり混乱をさせるもので、しかしそういった気持ちを出来るだけ表に出さないように務めていつも通りの調子で頭の上で手をポフポフと弾ませながら、表向きは平然と言ってのけて、少しして相談へと向かった彼女の帰りを待つ途中、一人先ほどの彼女の言葉の意味を考えてボーっとしていて
あ、お待たせ…ってどうしたの?
(着替えに行ったはいいものの、相手の手のひらが頭に残るような感覚に自分の頭を触り、何げに幸せに感じてる自分もいて、切り替えないといけないと首を横に振り、早めに着替えようとしたこと数十分相手の元へ駆け寄ると、ボーっとしているので何があったのかなと、相手の目の前で手を振ったりと、気付いてくれるように相手に存在を気づかせようと試み始め)
うおっ!?…穂乃果ちゃん、いつの間に…
(考え事をしていたせいか相手が戻ってきたことにも気づかず、不意に目の前で手を振られると、そこでようやく相手の存在に気がついたようでビクッと大きく肩を跳ねさせては彼女へと向き直り、彼女の顔を見ると嫌でも先ほどの相手の言葉を思い出してしまい少し気まずそうに視線外して頬を掻き
…ねぇねぇ、何かあった?
(自分に気づいた途端大げさと思えるほどに驚いているので、暑さにやられたのか又は何か言われたのかなにかなのかなと思いながら、不思議そうに相手を見つめていると、視線まで外されると流石に寂しさを覚えてしまうのか、相手の手を握りながら問いかけるようにして話しかけると「穂乃果でよければ相談に乗るよ?」と自分が原因だとは知らず悩み事ならばと、相手を慰めてやろうと張り切り出して)
あー…いや、なんでもない、大丈夫だ。それよりそろそろお昼だけどお腹空かないか?
(手を握られて、真剣に此方の悩みを解消しようとしてくれているいつも通りの調子の彼女を見ていると何だかここまで自分が一人で悩んでいるのが馬鹿らしく思えてきてしまい、平静を保ってそう口にしては笑顔を浮かべて、話題を切り替えるように昼食のことについて話しを振れば恐らくは相手もまだだろうと考えていて
あ、うん…お腹は空いたけど
(思えばお昼だということに気付いてお腹がなると、分かりやすすぎたせいなのか恥ずかしそうにはしたものの、お昼と言ってもどうするつもりなのか気になり、奢ってくれるとか何かなのかなと思いながら首を傾げると「まさか…なにかご馳走してくれるとか?」と瞳を輝かせながら相手を見つめると、社会人の相手なのだから奢るというのは当然なのではと、憎たらしい考えをしながら小さく首をかしげ)
穂乃果ちゃんって良くも悪くも素直っていうか、遠慮しないよなぁ…
(彼女の方から可愛らしいお腹の音が聞こえて空腹を訴えてくれば思わず吹き出してしまいそうになりながらも、図々しいぐらいに無遠慮に期待に満ちた目を向けてくる彼女に苦笑浮かべて「まあ、最初からそのつもりだったんだけどな」とはいえ当然のことながら高校生である彼女にお金を出させるつもりなんて毛頭なかったため、勿論奢りでいいとハッキリと述べ
遠慮をしらないからねっ!
(自分で言ってもいいことなのだろうかドヤ顔しなが、らふんすと鼻息を立てて偉そうにしているものの、遠慮せずにいたのは多分いつもの事だと自覚はしているようで、これを海未に聞かれたら説教はま逃れないセリフで「やったー!おっごりだ〜!!朝倉さんやっさしい〜」と奢りで構わないという言葉を受けて、すぐ様大きな声を出してしまい両手を上にあげたあと、はしゃぐかのように微笑みながら相手の手をブンブンと振り)
ま、穂乃果ちゃんはいつも頑張ってるからな、だからご褒美だ
(本当に嬉しそうに子供のように無邪気にハシャいで見せる彼女を見ては微笑ましく感じ、こんな姿が見れるなら昼食を奢るぐらい安いものだなと感じてはスクールアイドルに実家の手伝い、それに加えて休日には友人の働く神社の手伝いまで頑張っている彼女のことを応援してやりたいと純粋にそう思えて優しくそう口にして「ところで、穂乃果ちゃんは何が食べたいんだ?俺は好き嫌いとかないし合わせるぜ?」ご飯を食べに行くとはいっても彼女の好みも嫌いなものも知らないためどこへ連れて行けばいいか悩んで相手に意見を求めて
ほんと?やったー!
(頑張っているからご褒美とは流石の自分も嬉しくなってしそうに微笑みながら、普段の頑張りが認められた気もしたが、これで満足したらいけないと無意識に海未の教えが頭に残っているようで、テンションだけは物凄く高くなりながらも、早く行きたさそうにして「と、とにかく…ピーマンさえなければどこへでも」とどこで食べたいかと聞かれると好みに合わせてくれるならと、嫌いな物がないところなら任せると、視線を逸らしながら俯き勝ちに)
へぇ、なるほどなるほど、穂乃果ちゃんはピーマンが苦手っと
(好みよりも何よりも先に名前を出す辺り、それだけピーマンが苦手なのだろうということがわかり、味覚が子供みたいだなと本人に直接言ったら間違いなく拗ねられそうなことを考えつつ相手を見て小さくニヤリと笑い「それなら…そうだな、パスタとか食べに行くか?」相手も女の子であり、ガッツリ系は避けた方がいいだろうと考えた後、女子は大体パスタみたいなこじゃれたものが好きだろうなんて偏見に満ちた思考に至ってそう提案をしてみて
な、何?ピーマン嫌いってダメ?
(ピーマンが嫌いというのは子供っぽいとかならわかるが、嫌いなものは嫌いなのだから仕方ないだろうと、相手だってきっと子供っぽい何かがあるのだから、ニヤニヤして意地悪をしようとしなくてもいいじゃないかと、頬をふくらませながら相手を見つめて「え?う、うん、わかった」とついパスタ以外のものかと思っていたが、まさかのパスタということにきょとんとしたようで、相手の選択を否定するわけにもいかないので小さく頷いて)
い、いや、別に悪くはないけどさ、良いんじゃないか?ピーマン嫌いでも
(いくら彼女が鈍いとはいってもこれだけあからさまにからかうような態度を見せてしまえばからかわれているということが少なからずわかってしまうようで、子供のように拗ねた様子で頬をプクッと膨らませているのを見ると笑ってはいけないとわかっていても笑いが込み上げてきてしまい、軽く顔を背けながら、くくくとどうにか堪えていて、パスタと聞いてイマイチ芳しくない反応を見せる彼女を見れば、もしかしてパスタもあまり好きじゃないんだろうかと考え込んでしまい
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