おまんじゅう うぐいすだんご もうあきた【非募集】

わー…危険そうな気もしてきたからなにか上に羽織る提案してこよー
（賛同してくれることは嬉しかったのだが鼻の下まで伸ばされたらそういうわけにも行かず、メンバーには上に羽織るものとか用意するように言っておこうかと、ジト目と棒読みで話しながら自分の体について少し悔やむ場面と、絵里や希が羨ましく感じてくるのを実感して更に悔やんでしまい、絶対に視線は絵里や希に行くのだろうなと自分の方に行って欲しいと、少しばかり思い）

いやいやいや、危険じゃないからね！？俺はほら、純粋に見て楽しむだけだし？ノータッチ、オーケー？
（いくら相手がそういったことには疎そうだとはいえ、やはりここまでハッキリとした欲望剥き出しにして言えばやましい考えも流石に伝わってしまったようで、あからさまに軽蔑されて引かれてるような目つきと言葉を向けられれば、しまったなと内心頭を抱えながらもとりあえず弁解だけはしておこうと慌てながら何故か中途半端な英語を交えてそんなことを言ってのけて

どうかなー…鼻の下伸ばしてたしなー
（反応がどうも慌てているようにしか見えない様子に、いやらしい目で見るつもりなのだろうとでしか思えないため、ジト目と棒読みで続行し男性ってやっぱりこういう感じなのかなと、悩みに悩んで自分は相手の事を知らないから好みのタイプを知りたいななんて思いながら、理想に近づきたいという気持ちもあったが、なるべくは変な考えは控えて欲しいなと、小さく視線をそらしたあと深くため息をついて）

そりゃあ、俺だって男だしな、穂乃果ちゃんたちみたいな若くて可愛い女の子の水着姿は見たいぞ、下心を持って何が悪い！
（元はといえば自業自得なのだがやはりというべきか相変わらず相手からの目線が痛く、なんだか冷たい対応をされてしまっていればどうしたものかなと少しだけ考えた末に、最終的には自分だって男なのだから少しぐらい夢を見て欲望のままに生きたっていいじゃないかと拳を握って高々と掲げてみせては完全に開き直るようにしてそんなことを力説していて

何で開き直るの…そういう目で観るのはねぇ
（せめて喜んでくれるように特に笑顔でいて欲しかった為に、水着という選択肢を取ったが下心という発想もなかった為、開き直されると困ってしまい、どうせ自分は身体が細いというわけでもないし期待できるような身体じゃないしなと、拗ねるかのように視線をそらしたまま、可愛いと言われるのは嬉しいけど、今は下心にしか感じなくなってしまいそうで「でも、来てくれるなら良いかなぁ」と来てくれるのなら嬉しいから気にしないようにしようと、小さくつぶやき）

そうそう、細かいことは気にしないのが一番だ。とにかく期待してるからな？水着でのライブ
（何だかんだ言いながらも、来てくれるならそれでいいだなんてポジティブな彼女らしい前向きな言葉が聞ければとりあえずは自分に対するちょっと冷めたような対応をされることが無くなったことで深く安堵して、同時に相手の頭の上で軽快にポンポンと手を弾ませながら調子良くそんなことを言ってのけては、やはり水着というものにはこだわりたいのか実際に水着でのライブが実現するように期待していると述べて

うん！絶対来てね？
（頭の上に相手の手が優しく叩かれるような感覚に微笑みながら頷くものの、何故だか他の人に撫でられるのと相手に撫でられるのでは、なんとも言えないが更なる嬉しさが込み上げてくるような気もして、これならライブも頑張れる気がしてならず、今からでもやりたそうにウズウズしだしてしまい、でも接客しないといけないので、今は我慢しておこうと必死に抑えようと試みて）

ああ、約束だ。…で、いつまでその格好してるんだ？
（勿論行かないという選択肢などとうになく、わざわざ約束だなんて口にしなくても絶対に会場に駆けつけるつもりではあったが、やはりそうハッキリと言葉にした方が相手も納得して安心もしてくれるだろうと判断をしては敢えて約束という言葉を使って大きく頷いて見せて、接客もいいのだが先ほどからずっと衣装を身に着けたまま己と会話をしている相手へととりあえず着替えてきたらどうかと提案する意味でも一応そう問いかけて

あ、あはは…そ、そうだね…着替えてくるね？
（相手に言われてようやく気づいたらしく、早めに着替えなきゃいけない為、視線を泳がせたあと焦りながら後ろに下がっていくと、駆け足で穂むらの制服に着替えなくてはと部屋へと向かい、いろんな意味で騒がしい音を立てながら、少し大きな声を上げつつ、忙しそうにして時間が経てばようやく着替え終わったのか、ゆっくりと相手のもとへ来ながらやっとだと言わんばかりに、ため息をついて）

おかえり、なにもそんなに慌てなくても良かったんだけどな
（ようやく相手もライブ衣装を身に付けたままでいることに気がついたようで家の奥に駆け込んでいったかと思えばドタバタと騒がしくしていて、それから少しして戻ってきた相手のことを見てはクスクスと小さく笑いを浮かべ、確かに着替えてきた方がいいのではないかと声をかけたのは己だが、別にあわてる必要性は無いはずだよなと考えながらもそんなところも彼女らしいといえばらしいのかと自分なりにそう判断をして軽く肩を竦め

なんか…１ヶ月前に同じことを…
（慌てなくてもいいと言われて、なんというかデジャブを感じてしまい、これは１ヶ月前に相手と出会った日に制服のままでは、迷惑だからと服を着替えに行って急ぎ過ぎて、同じことを言われたような気もしてならず、視線をそらしながら話すものの「今日は何がいいですか？お客様〜」とノリなのだろうか手を曲げて自分の口元に置いて、片足をあげポーズを決めたあと、これは可愛いのではなんてライブ終わりか、ことりの手伝いをする時に使おうと思ってるようで）

あー…確かに言われてみればそんなことも…って、なんだそれ
（確かにこのやり取りには既視感のようなものがあって、言われてみれば最初ここに来た時にも同じようなことがあったことを思い出し、やはり彼女は相変わらずだなと短い付き合いながらもそんな風に思えてしまうぐらいには良くも悪くも単純でわかりやすい女の子だなという感想を相手に対して抱き、急に何やら可愛らしくポーズを決めて妙にわざとらしい接客をしてくる彼女に思わず噴き出してしまいそうになりながらもどうにか堪えて一体何のつもりかと問いかけて

あ、えっとね？うーん、ノリです
（さっきのポーズをとったのは、ただのノリだから気にしないで欲しかったが仕方なく、視線をしたに落として恥ずかしい事をしてしまったと思ってしまい顔を手で覆いながら、やるのではなかったとはわかっていても、説明しにくいがためにことりの事を話したいが、特徴を言わなくてはならないために少しばかり悩んでしまい、とにかく接客だと何がいいのか相手に聞こうとして）

そか、まあでも可愛かったぜ？流石はアイドルだな
（さっきまでの行動が完全に彼女のノリであったことがわかれば納得して首を縦に振り、確かに急なことに噴き出してしまいそうになったのは確かだが、それでもやはりアイドルをやっているだけあってこういった所作はいちいち様になっているし何よりも可愛くて、思ったままに上記述べては癖になっているのかまた無意識に彼女の頭を撫でてしまい｢っと…こんなに話し込んじゃ迷惑だな。えっと、前と同じの頼めるか？ほむまんとあげ饅頭｣ついつい楽しさに時間を忘れて彼女と話し込んでしまっていたが、よくよく考えればあくまでも商売なのだから自分がこんなに長い間入り浸っては迷惑だろうと不意に考えてはさっさと買い物をして帰ろうと注文をつげ

むー、こうして言われたら恥ずかしいというか照れちゃうんだよなぁ
（無意識なのかどうかわからないが、頭をなでられて可愛いなんて言われてしまったら、照れるというよりはときめいてしまいそうで怖くなってしまい、相手は絶対無意識で可愛いとか言ってるに違いないと思い込み、頬をふくらませながら小さくつぶやき「了解！じゃあ…ほむまんとあげ饅頭っと…」と注文を受けるとビシッと敬礼して注文された通りに持ってくると、夜食なのかなと少しばかり考えていて）

ん、サンキュー。じゃあこれ、代金な
（商品を受け取り、軽い調子でお礼を述べてからズボンのポケットから長財布を取り出して代金を支払い、とりあえず買い物も済んだしまた来るという約束も果たせたことだし他の客が来て迷惑になる前に帰ろうかと考えて｢それじゃあ、そろそろ帰るな？ライブの水着衣装、期待してるからな｣帰り際にしつこいぐらいに再びまたそう念押ししてから今度こそ店をあとにしようとして

念を押したら却下しに行くからねー
（代金を支払われると小さく頷いて確認をしつつ、丁度なのでこちらからは何もせずにいて、そろそろ相手が帰るようなのでなにかしてあげようとは思ったが、何故か水着を押してくるその姿にジトっと相手に視線を向けながら、後で提案を却下されるように仕向けに行くからねと、自分念を押すように軽く手を振って、相手を外に出させてやろうと試みて、ときめくなんて早すぎたかなと思い過ごしとして受け取り）

…あちーな
（休日のある日、当初は家でゆっくり身体を休めようとも考えていたのだが、家には冷房を設置しておらず扇風機しかないため、この暑さに耐えきれなくなっていよいよ家を飛び出しては涼しい場所を求めてさまよい歩きながら、気がつけば彼女の家の近くの神社辺りまでやってきていて、せっかくここまで来たのなら参拝ぐらいしていこうかなんて考えては長い階段をゆっくり登っていき

あーつーいー！これでお手伝いはキツいよー
（練習の代わりに希の手伝いとして駆り出されたはいいが、巫女服で掃除とは特にとは言わないが暑すぎてたまらないので、パタパタと手を動かしてしまうが、こんなところを誰かに見られたらと言うのは特に相手なのだが、反応がどうもこの間の事しか思えず、水着の件はなんとか通ったとか言えないななんて思いながら、参拝客に手を振ったり案内したりと忙しそうにしており）

…おっ、巫女さんみっけ。しかも可愛いし、儲けたな。ありがたやー…
（階段を登りきった先で少し離れた位置で他の参拝客の案内をしている巫女を見つけ、遠目から見ても結構若く恐らくは学生であろうことがわかり多分バイトか何かなのだろうと考えながらも、こうして可愛い巫女を見られただけでもここまでわざわざ足を運んだ価値があったなと神社だからというわけでもないが拝むような動作をして｢…って、待てよ…？あの娘どっかで見たような…｣それからふと、改めてその巫女の方を見てみるとどこかで見覚えがあるような気がしてきて、そんなことを考えながら見つめていると目が合ってしまい