おまんじゅう うぐいすだんご もうあきた【非募集】

そっかー、たまに道に迷うときもあるし…次迷わないようにファイトだよ！
（道に迷う事は何も恥とは思っておらず、恥じらう相手には思わず不思議そうに見つめたものの、慰めるという自覚はないが前向きに行こうと元気良く、相手を応援するように手を前に出してみては、目的地にさえ行けば駅まで行けるというので駅から会社に通ってるんだと考えれば、大変そうだなと社会人ではない自分としては、軽い考えで首を傾げる程度になり）

ありがとな。まあ今回は道に迷って良かったかもしれないな、あんな美味い饅頭を食べられて可愛い店員さんのいる店に出会えた訳だし得したよな本当
（彼女なりに元気づけてくれようとしてくれているであろうことがわかり、少し恥ずかしいという気持ちはあったものの別段特に落ち込んでいた訳でもなかったため全く後ろめたい様子もなく軽い調子でお礼の言葉を返してから、本気でそう考えているのかさっきまでのような少しふざけたようなテンションや意地悪な表情ではなく割と真剣な様子でそんなことを言ってのけてはニッと歯を見せて笑いかけて

え、えへへ、それならよかった。こんな素直に感想とか言ってくれる人と会えて良かったよ
（ふざけるのではなく真剣に言ってきたことに頬を染めながら、照れていつつ相手にはお礼を言わないといけないと思い、微笑みながらお礼を言うと目的地が近くなったのか、これで相手とは一旦お別れになるのかと、楽しかったのに終わりが来るのは早いものだと考えていて「そろそろつくよ？」と声を掛けておこうと思い、指をさしながら歩いていて）

おお、ここまで来れば俺でもわかる。ありがとな
（歩き続けていると辺りの風景が自分の知っている風景へと変わっていき、ここからならば自分一人でも目的の場所までたどり着くことが出来そうで、ここまで案内をしてくれた彼女へと感謝の言葉を述べて｢と、言うわけで、もうここまでで大丈夫だ。また店、寄らせてもらうな｣あまり付き合わせては悪いと思ったのかそう口にして相手を手で制しては建前でも社交辞令でもなく本心からまたあの饅頭を食べに寄らせて貰うと告げて

うん、いつでも来てよ！穂乃果もその頃には店番してるから
（本心からまた来てくれると言う言葉を受けて嬉しそうに笑い、相手が来てくれる頃には部活も終わってそうだし店番をしている頃だと思うので、ちょうどいいのかもしれないと話せば、相手がいつ来てもいいように準備をしようと、小さな楽しみも生まれてきて「じゃあ、また来るときにね！」と行くかもしれないので、最後だけでもと相手の手を握って満面の笑みを浮かべると、また会おうと話）

…えっと、確かここを曲がって…よしっ、着いた
（相手に道案内をされて別れてから１ヶ月近くの時間が過ぎ、近いうちに顔をまた出したいとは思ってはいたのだが仕事が忙しく思うように時間をとることが出来ずにこんなにも間が空いてしまっていて、もう忘れられてしまっているだろうかとそんなことを考えながらもとりあえずまた行くというのは約束していたためその約束を果たすべく休日を利用して前に連れられた記憶を頼りに穂むらへの道を歩いていて、少しして無事店の前に到着すればドアを開けて中へと足を踏み入れて

うー、部活の後なのに〜
（先程ラブライブ出場の為に、衣装を着ながら練習をしていたもので、部活も終わって疲労のせいか衣装を着ながら帰っていたことはわかっていなかった様子で、相手が来るとは知らず早めに着替えておかなきゃまずいと思ったのは、もう遅く入って来た相手に衣装姿の自分を見られてしまい「あ…」と相手に視線を向けてしばらく固まっていると、着替えてもいいのだろうかと此処は、このまま接客すべきか悩み始め）

なっ…えっと、もしかして穂乃果ちゃん？
（店内に足を踏み入れると何やら派手な格好をした相手の姿が見えて老舗の雰囲気に似つかわしくない光景に驚きのあまり一瞬硬直をするが、すぐに目の前の少女が自分の知っている女の子だという確信をしては一応確認をする意味でそう質問を投げかけつつ、どうしてそんな格好をしているのかという疑問を抱きながらも明らかに今の格好を見られて呆然としている相手の様子に今にも吹き出してしまいそうになって直視出来なくなってしまい身体をプルプル震わせていて

あ、えっとね？こ、これは…部活でというか…なんというか〜
（笑っている相手にはどうも今の恥ずかしさが、さらに大きくなってしまい顔を効果音が聞こえそうなほどに赤くしてしまうと、慌て始めてなんと説明したらいいのかわからなくなり、部活とでしか言えなくなってしまっていて、スクールアイドルをしてるとか言える筈なのに混乱しているせいか、言葉に出せずオロオロしてしまいながらも手を前に出して）

部活？演劇部か何かか…？
（部活と聞いてまずスクールアイドルという発想なんて出てくる筈もなく、こういう変わった衣装を身に付けてする活動として自分が思いつくものが演劇部ぐらいしかなく疑問を投げかけて、どこか慌てているようにも見える相手とは対照的にこちらは落ち着いた様子でまじまじと相手を見つめていて｢…似合ってるな｣思わず思ったままの感想が口をついて出てしまい

え、演劇部じゃなくて…
（演劇部なら演劇部なりの服装を着ている為首を振ると、つぶやかれた言葉に思わず言葉に出来ないような状況になってしまい、せめて部活だけは教えておきたいのか、携帯でμ'sのライブ映像を見せてやり、これでどのくらいかは納得してくれれば嬉しいんだけどななんて、接客しないといけないのに余計な事をと、内心どうしたらいいのか分からなくなってしまい、少し緊張ぎみに相手を見つめて）

これは…？すごいな、まるでアイドルみたいだ…
（演劇部ではないという発言と共に何やら携帯を見せてきた相手に確認を求めるように視線を向けるも、とりあえず画面を見た方が説明を待つより早そうだと考えて画面を見ていればそこには今のような衣装を身に付けて歌を歌いながら踊る相手と少女たちの姿があって、こういうのを何と言うんだったかと思い出しながらアイドルという単語が脳裏をよぎり、部活でアイドルをやっているなんてことが想像もついていない様子でそう呟き

えっとね？す、スクールアイドルっていうの…穂乃果達がやってるの
（アイドルみたいだなんてアイドル研究部もといスクールアイドルの1人であり、細かいことはゆっくり話していくとして、自分がスクールアイドルをしていることについて衣装や動画を見てわかるとおりで、そもそも相手がスクールアイドルという存在を知っているかの問題になっちゃいそうで、不安にもなりながら、ジッと相手を見つめて様子を伺うようにして）

おおっ、言われてみれば聞いたことがある。俺も詳しくないんだけど、A-RISEってグループとμ'ｓってグループが最近凄いんだって聞いたことあるな
（スクールアイドルという単語に引っかかりを覚え、最近巷で何かと話題になっている学生によるアイドル活動のことかと納得をし、自身の周りにも熱狂的なファンがいることもありようやく彼女のしている活動の全貌を理解すれば自身も知識は少ないながらも知っているグループがあるのだと名前を挙げていきながら同じスクールアイドルとして彼女も知っているのだろうかと反応を窺い

その…μ'sって穂乃果達のグループなんだけど…ほら、そこに穂乃果がいるでしょ？
（聞き覚えのあるグループと自分たちのグループについてグループ名を知っているのならば、スクールアイドル自体詳しくはないと判断して、μ'sは、自分のいる大切な居場所ということを示すために動画内で流れる自分の姿を、相手のとなりで自分のいるシーンを指差していると「えへへ、この時は楽しかったなぁ」と小さな声で懐かしむようにつぶやくものの、相手の反応が気になるのでちらりと横目で見つめ）

そうなのか！？それはすげぇな…まさか穂乃果ちゃんが人気アイドルグループのメンバーだったとは…
（スクールアイドルというものの知識に疎い自分でも知っているような人気のグループに目の前の彼女が所属しているのだと知って感心しながらも彼女たちが楽しそうに踊る動画を真剣に見続けていたのだが、気がつけば隣で同じく動画を見ながら当時を懐かしむように呟き、笑顔を浮かべている相手の表情に見とれてしまっていて、不意にこちらへ横目を向けてきた相手と目が合ってしまい

次もあるから見に来て欲しいなぁ
（ライブが近いので良かったら、相手も見に来て欲しいななんて考えてしまうものの、誘って見なくては始まらないと思い呟くようにお願いしてみるも、目が合ってしまえばピクっとして赤くしてしまいそうな頬を抑えようとしているも、相手に気付かれないように視線をそらしたあと、なんでこうなるのか不思議に感じてしまい、確かに相手とは１ヶ月ぶりだし、久しぶりだからかも知れないけどと言い聞かせようとして）

えっと…次ってライブのこと、だよな？それなら是非行きたいな
（不意に目が合ってしまったことで画面よりも相手を見続けていたことの後ろめたさのようなものを感じてしまい、自分でも何故こんなにも彼女のことが気になってしまっているのか不思議に感じながら此方からも慌てて相手から視線を外しては気まずさを誤魔化すようにして機会さえあるならば自身もライブを見に行き、会場で彼女たちを応援してあげたいという気持ちがあることを告げては頬をポリポリと掻いていて

ありがとう、あなたが来てくれれば頑張れるよ
（ライブに来てくれるということに嬉しそうに微笑みながら勢い任せで相手の手を握ってしまい、軽く手を振ってみると相手が来てくれるのならもっと楽しくて頑張れる気がするので、思ったことをそのままに出来ない自分だからこそ真姫が羨ましくなるどころだが、キャラに合わないのでストレートに、真っ直ぐ伝わるように相手に話せば「夏だから水着とかになったら楽しそうだよね」なんて今からでも楽しみになったようで、口元がちょっとニヤついてしまい）

あー、アイドルのPVなんかでもよくあるよな、海辺で水着きて歌って踊るるやつ。いいんじゃないか？俺も可愛い女の子たちの水着姿を見られるとかテンション上がるし
（水着と聞いてよくテレビに出ているようなアイドルたちが特に夏場なんかはそういったシチュエーションでのPVを使うことが多いということを考えれば本物のアイドルとしてではなく、スクールアイドルとしてもやはりこういった試みはファンから喜ばれるだろうと賛同しつつ、先ほどの動画から彼女の所属するμ'ｓのメンバーが美女揃いだったことを思い出せばそんな彼女たちの水着姿を見られるなんてことは一人の男としてテンションが上がらないはずがなくすっかり鼻の下を伸ばしてしまっていて