ほのキチ 2015-07-07 23:09:50 |
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ううん、朝倉さんは大人なんだから穂乃果はこれくらいしか出来なさそうだもん
(御礼を言われるほどのことはしていないつもりだったが、自分としては社会人の相手に自分ができるのはこういう事なのかもしれないからと、小さく首を振ったあと無邪気に微笑んで見せると「うん、任せてよ!遅くならないうちに案内しちゃうぞー!」とチラリと外を見ると、暗くなりほうだし早くした方がいいと相手と同じ事を考えたようで、頷きながら外に出ようとやる気を出しながら先に外へ出ていき)
はは、気合い十分ってとこだな。頼もしいこった
(よくもまぁ、これだけのテンションを維持して疲れないものだと半ば感心しながらも、何だかこのテンションに引っ張られ、振り回されることに一種の喜びのようなものを感じてしまっている自分がいて、こちらも相手のノリに合わせてそんなことを軽い調子で言ってのけては後に続いて店を出て「そうだ、それじゃあ饅頭喰ってみるな?」歩きながらふと思い出したように手に持った鞄から先ほど購入した饅頭とあげ饅頭を取り出して食べてみようと封を切り
ふふっ、絶対ハマるはずだよー?
(テンションが高いことはいつものことでなれているので疲れるわけもなく、後から出てきた相手を見るなりして隣に立って片手を上にあげて合図をしたかのように歩き出せば、鞄から取り出した饅頭の封を切ったので食べてくれる事を期待しながら絶対に常連にさせる自身を満々にさせながら、期待の眼差しを相手に向けながら歩き続けて前を向いていなかったからか、電柱にぶつかりそうにもなり)
…おおっ、美味い!饅頭ってこんな美味いもんなんだな
(相手の言葉に半信半疑といった様子で饅頭を口へと運び、一口食べれば今までに味わったことのないような美味しさが口の中いっぱいに広がり、コンビニなどに売ってるような市販の安い饅頭の味しか知らなかった自分にはなかなか衝撃的で感動すら覚えてしまい、これならばいくらでも食べられてしまいそうだと大袈裟でもなくそう考えてしまえばまた絶対買いに来ようと可愛い店員さんのいる和菓子屋への道を覚えておこうと案内をされながらも周りの景色を覚えておき「って、前、前!」そうやって歩いていると前を見ずに此方を向いて歩いている相手が前の電柱にぶつかりそうになってしまうのが見えて慌ててそう注意をして
でしょでしょ?普通の饅頭と見てたら痛い目にあっ…たっ!
(注意しているのにも関係なく相手が美味しいと言う一言をくれたので、偉そうに熱く語ろうとしていた瞬間、目の前に灰色の石でできた電柱にぶつかり、クラっと二歩くらい下がってしまい額を抑えたまま、痛そうにはしているが美味しいと言われてるだけで、良かったと安心そうに笑ってしまい「いやー、痛かったよぉ」と後から涙目になって額を擦っていて)
っ…おいおい、大丈夫か?
(まるで漫画か何かのように自然な流れで電柱に衝突した相手を見て思わず吹き出してしまいそうになりながらも、ここで笑ってしまえば相手は多分拗ねてしまうだろうなと今までの行動パターンからそう分析をしてはどうにかこらえて近くに歩み寄り「痛い目に遭ったな穂乃果ちゃんが…」近くで赤くなったおでこを見れば笑いが堪えきれなくなり、彼女が先ほど語っていた内容を口にしながらクスクスと笑いを浮かべていて
大丈夫…だよ、笑わなくてもいいと思うけどね?
(漫画のシチュエーションが現実として体現してしまうとは思わず自分も笑いそうに放ったが、痛いせいでそれどころではなくなり、駆け寄ってくれた相手には嬉しかったがそのあとが問題で、笑いをこらえきれず笑ってしまっているので、怒りの混じった笑みを浮かべながら、拗ね始める子犬のごとく体ごと相手から逸らしてしまい、プクっと頬を風船のように膨らませていき)
ぷっ、くく…悪かったって、そんなに怒ってると可愛い顔が台無しだぞー?
(すっかり拗ねてしまったようでそっぽを向いてしまう彼女の子供っぽいところが余計に可笑しくて、尚更笑いがこみ上げてきてしまって口では謝罪をしながらも全然反省している風ではなく、しかしご機嫌斜めなまま会話がないというのも気まずいと考えてはとりあえずご機嫌をとろうとそんな調子で上記述べてはそっぽを向いた彼女の顔をのぞき込もうとして
か、かわっ…また言ったー!
(拗ねていた所に相手の顔が現れ後ずさりをしてしまうも、そこから追い討ちを掛けるかのように可愛いなどと褒め言葉を受けると、頬を真っ赤に染めてさっきも言われていたからなのか、指をさしながら口説きに来てるのではなかろうかと、流石に早すぎると冷静になって考え始めるも、普通こういうのは反省していうものだよねと言い聞かせながら、誤魔化そうとしており)
はは、いやーすまん、でも俺は別に嘘は言ってないぞ?からかいはするけど嘘はつかん
(言われてまた相手のことを可愛いと言ってしまっていたことに気づかされれば苦笑を浮かべ、確かに相手の機嫌をとろうと最初に考えたのは事実だが決して思ってもいないことを言っているつもりなんて全くないし、自分の目から見て同年代の他の女の子に比べてもかなり可愛い部類に入るのではないだろうかと感じるのも嘘偽りのない事実であり、相変わらず悪びれた様子もなくそんなことを平然と言ってのけ、軽く肩を竦めてみせてとりあえず嘘だけは言ってはいないとそれだけは胸を張って伝えておき
うぅ…正直に言われると照れるよぉ
(からかってはいても嘘はつかないなんて意地悪というかなんとも言えず、頬を染めたまま照れ始めると頬を掻きながら平然と話す相手がどうも憎たらしいと感じ、此処まで赤くさせておいて平然としているのがズル過ぎると、相手の頬をつねり出して言動で赤くさせることができないなら、つねるしかないと思ってしまったようで「うりゃー!」と少しだけ声を出しながら頬をつねり続け)
いててて…ちょっ、ごめん、マジで痛いって
(流石に少しばかりからかいすぎてしまっただろうか、ムッとしたような表情を向けられたかと思えば頬を掛け声と共にグイッと思い切りつねられてしまい、意地悪をし過ぎてしまった自分が悪いという自覚はあるようでとにかく必死で謝罪を口にしながらも手を離してくれるよう軽く抵抗を試みていて
もぅ…意地悪しすぎ〜
(必死の謝罪の前に、これぐらい必死ならと相手の頬から手を離すと、頬をふくらませながら相手は自分に対してからかいすぎだと話せば、確に褒められたのは嬉しかったが何度も言われている為、だからかとても恥ずかしくなってきてしまってらしくもないようなこともしてしまうため、これ以上からかわれないように試みようと、同時に願ってしまいながら歩きだそうとしていて)
あれ?穂乃果ちゃん怒った?
(頬を手から解放されればやはりそれほど反省などしていなかったようですぐにケロッとした様子になれば、相手の膨れた頬を見てあからさまに不機嫌そうにしているのがわかっていながらも此方はあくまでも軽い調子でそんなことを言ってのけては隣を歩く彼女に歩幅を合わせつつどこか楽しげな様子で笑っていて
怒ってないもん!反省してないよね〜?
(謝ってといて笑っているのは正直失礼というか反省してないようにしか感じないので、怒ってるのに反対の言葉を言いながら前に視線を向けつつ、歩いていると此処まで仲良くなった気がしているのは初めてだし、こんなにもからかわれるのも初めてなので仕返しはしてやりたいが、返り討ちになる自信しかない為、どうやったら仕返しされないように意地悪を出来るかなんて、深く考え始め)
怒ってないんならこっち向いて顔見てはなそうぜ?
(言葉とは裏腹にそっぽを向いたまま此方へと顔を見せようともしない相手に、まだ出会って間もないながらもなんとなくわかってはいたことだが嘘が下手だなと微笑ましく思えて、しかしそれを素直に嘘だろうと指摘をしてみても面白くも何ともないなとしばし思案した後、あえて相手の反応を伺うような言葉を投げかけてはどんな言葉を返してくるか返事を待っていて
むー、少しだけなら見てあげる〜
(怒っていないのならこっちを見ろと言われて嘘ではないんだからと、相手の方に頬をふくらませながら視線を向けると、上から目線で言ってしまうものの相手を見ているのも、悪くないので次第に笑顔になりながら、電柱に当たらないよう辺りを身長に歩き始め「思えば…音乃木坂にきたのは初めて?」と道に迷っていたように感じたのは出会った時に感じたことで、音乃木坂にきたのは初めてに感じたので、首をかしげながら質問をしてみて)
いや、初めてってわけじゃないんだけど通勤に通りかかるだけだし少しでも道を外れるとどこがどこだかわからなくなるんだよな
(まだ少し不満そうな様子ながらも、何だかんだ言って此方へと視線を向けて機嫌が直ったらしい笑顔を見せる相手に単純だなというこんなことを考えているのがバレたら絶対おこられそうな感想を抱きつつ、この付近は毎日ただ通りかかるのみでどこかへ立ち寄ることもしないし用もないため地理にはあまり詳しくないんだと相手の問いかけに対して答えて迷子になってしまった理由を説明しながら頬を掻き
つまり…迷子?とにかくその場所に案内したらいいんでしょ?
(通勤には通りかかるのに何故道を外してしまうのか、なれた道なら無意識に歩いてたりするのにななんて考えるわけもなく、むしろ不思議そうにしていてもからかう種にはしないでいて、目的地にさえ連れていけば後は、それで大丈夫なのか気になるので相手に質問をしてみては、角を曲がるために少し歩幅を乱し、分かり易いように案内をし始め)
あ、ああ、まあ、端的に言えばそういうことだな。頼むよ、そこまで行けば駅の場所もわかるしな
(この年になって迷子になってしまったことを少なからず恥じながらも、否定はすることなく素直に頷いてみせて、そこまで行けば自分がいつも電車に乗る駅の場所もわかるし、今度また同じ様に迷子になってしまったとしてもそこまでの行き方さえちゃんと覚えておけば今後そこを目印に使うことも出来るだろうと考えての行動で、そう言った事情もあってとりあえずそこまでの道案内を改めて相手にお願いをしてはとりあえず道順や景色を覚えながら隣を歩く歩く相手に歩幅を合わせていて
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