ほのキチ 2015-07-07 23:09:50 |
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そう…なのかな?とにかく入ろ?
(看板娘なのかよくわかっていないのか悩むように首をかしげながら、少なからず若さを考えて妹の方ではないかと考えてしまったあと、自分の事を待っているようなので店の中に入るべく、ガラッと扉を開けたあと辺りを確認し「お母さ〜ん、お客さん連れてきたよー!」と見当たらないからなのか迷惑になるともわからずに、少し大きな声で自分の親を呼びはじめると、相手が入らないと意味が無いと思い相手よりも五歩先に足を運ばせ)
こんにちは…っと、誰も居ないな?今日は店じまいしちゃったんじゃないのか?
(相手の後に続いて店内へと入ると店のカウンターらしき場所には誰もおらず、それなのに鍵もかけず物騒だなと感じつつ、個人経営の店ということもあってこういう部分が良くも悪くも自由なのかもしれないなと一人納得をしていて、入る前に一応暖簾が出ていたことは確認していたがこの家族の事情まではわからないながらも相手へともしかしたらそういう可能性があるのではないかと問いかけてみて
そんな訳ないよ!だって、此処にもいるし?
(カウンターには誰もいないが、ここに自分が居るから大丈夫だと言い出したあと、早速準備をした方が良さそうだと思い、此処で待つように手を前に出したあと上に駆け上がり、店の制服を着替えしばらく経てば相手の元へ来て「ほら、お母さんいなくても穂乃果がいるからね」とドヤァと偉そうに腰に腕を当ててフンと鼻を鳴らすと、自分が作れば問題はないと思っているようで、相手は嫌かなと少し悩み始め)
おおっ、なるほどな
(何やら慌ただしく店の奥に引っ込んでいく彼女を何をする気なのか疑惑の表情を浮かべながら見送り、それから少しして白い割烹着に身を包んで戻ってきた相手の姿を視界に捉えればどうやら今は店先に居ない本来ならここの店番をやっている彼女の母親の代わりに自分へと接客をしてくれるということらしいと理解をし、そういうことならば当然異論はなく一つ頷き「ふむふむ…それにしても流石だなー」手をカメラのようにして構えて相手をその枠の中に捉えては観察をしていて
何が流石なの?というか…その手って何?
(観察の仕方が仕方で撮影をしているような不思議な感覚に、さすがという意味を尋ねようとするも、やはり相手の仕草も気になるのか相手に二つの質問をしたあと、それよりも接客をしなければ相手も貴重なお客さんなので、駆け寄るようにして「いらっしゃいませ〜、穂むらへようこそ…なんちゃって」と真面目に接客をしようとしたが、こうしてすぐさま接客はしたことないので、舌を出しながら後頭部を掻いて)
ん?可愛い女の子はやっぱりどんな格好しても可愛いなってこと。で、この手は…ほら、穂乃果ちゃんの可愛い姿をしっかり心のアルバムに残しておかないとってな?
(立て続けに投げかけられた問いに対して軽い調子であっさりとそう答えを返して、自分としてはこれらは全部思ったままに言っているのみで後ろめたさも全くないため、事も無げに意地の悪い笑顔浮かべて肩を軽くすくめてみせて「ぷっ、ははははっ、別にそんな今更かしこまることないでしょ。あー、もうだめ、お腹痛い」何やら先ほどまでとは打って変わって真面目な彼女の様子に小さく息を飲むが、すぐに調子が戻ってしまったのが見えるといいとこを見せようとして失敗したといったところだろうと思わず吹き出してお腹を抱えて笑い
…っ!可愛くなんかないよぉ…
(質問したのがいけなかったのだろうか、可愛いなどと言われて褒めた押しているような感覚に、赤くなってしまいそうな頬を抑えながら小さな声で否定するように話せば、恥ずかしくなったのか頭巾を顔に覆ってしまい「そ、そこまで笑わなくてもいいじゃん!酷いよ〜」とお腹を抱えるまで笑わなくてもいいのにと、頬をふくらませながら軽く上に手を上げると、ここまで意地悪な人とはと拗ねるように相手を見つめて)
ははは、いや、悪い。でも本当、いつも通り普通にお客さんが来た時の感じやってくれ
(誰の目から見ても拗ねたような表情を浮かべている彼女へと一応謝罪を口にしつつ、表情がコロコロ変わって見ていて飽きないななんてことを考えながら小さく笑い、店に来た経緯は確かに少し特殊かもしれないがそれ以外は自分は普通の客なのだからあくまでも相手が普段通りやっているように接客をしてくれて大丈夫だと告げ「それで、ここのオススメは?」普段自分は和菓子を食べる機会が全くないため、何がいいのかわからないため今日のところはこの店の人気の一品をいただこうかと考えていて
普通にって言われてもどうやってるのかわからないや
(普通にやれと言われても、普段からどうしてるのかというよりか、普通とは難しいと言わんばかりに首をかしげていると、こういうのって幼なじみの海未に聞くべきなのだろうかなんて思いもしながら、後で聞くことにしようと決意を固めて「おすすめは〜お饅頭なんだ!絶品だよ?」とおすすめと言えば、これだと言わんばかりにお饅頭を取り出すと、相手の反応が気になるのか様子を伺うように首をかしげ)
へぇ、饅頭ねぇ…まあいいや、じゃあとりあえずそれを一つと…そのあげ饅頭っていうのを一つもらおうかな
(饅頭と聞いて少し年寄り臭いな、なんて先入観のようなものがあり、そんな少々失礼なことを考えながらもせっかくオススメしてもらっておいてやっぱり要らないなんて言うのも悪い気がするのも確かでとりあえず百聞は一見にしかず、実際に食べてみた方が早いだろうと判断をして最初は一個にしておこうと最初考えたが空腹感に耐えきれず、偶然目に付いたそれもついでに注文をして
了解!ふふん、やみつきになっても知らないよーだ
(注文を受けると嬉しそうに微笑みながら、注文通りに商品を優しくとっていくと、相手の事だから何か考えているのだろうと驚かせてやればそれでいいのではないかと思い、常連にする気で行こうかと相手の元へ注文したお饅頭を持ってくると「此処で食べちゃう?」と相手が手に取るのを待ちながら食べるのを誘うように、ジッと子犬のように待ち)
お、いいのか?でもここじゃ他の客が来たときに迷惑にならないか?
(空腹故に相手の申し出はありがたいものであったが、しかし明らかに入り口から入ってすぐの商売用のこのスペースで立ち食いなんてしていたら他の客が来た時に邪魔になるだろうし、絶対に目立つだろう、それはあまり印象も良くないのではないだろうかと心配をして彼女へと問いかけるのと同時に自分としても流石に空気の読めない客のように思われるのは避けたいため問いかけて
おぉ…それなら…お外でおねがいします
(カウンターらへんで食べられても目立つし迷惑にしか思えないので、手のひらをポンと叩いて場所を考え始めながら、部屋というのも恥ずかしいしななんて、異性を入れて恋愛に発展とは行き過ぎな気がするので頭を下げて、外で食べようかと頼み込むように頭を下げ「外が嫌なら部屋でいいです」と外も目立つと今更気づいたのか、判断は相手に任せるつもりなので瞳を閉じながら、頭を下げ続け)
いやいや、流石に俺が女の子の部屋に入るのはヤバいっしょ、歩きながら食べるよ。…という訳で案内よろしく
(相手は女の子であり、ましてや学生である、そんな彼女の部屋に上がり込むなんて倫理的に考えて相当マズいことだし、もしも彼女の両親などにそんなことを知られれば自分の社会的立場が危ういものになってしまうことは火を見るよりも明らかであるため、必然的に外で食べるという選択肢をとることになり、食べ歩きという形ならまあ問題ないだろうと考えればとりあえず先ほど言った目的地への案内を頼めるかと改めてお願いをして
案内…?あ、案内しないといけないんだっけ…
(外で良かったと自分としても部屋に入れるのは異性としたら彼氏ができたらの話だから、まだ何も知らない相手を入れるわけにもいかないので、外に行く事としたが相手の口にした案内と言う言葉に暫く硬直したが、忘れていたらしく案内してやろうと思い、服を着替えないといけないため「着替えてくるね?このままで行くのも…ね?」と服装が服装なので視線が集まるのを避ける為、着替えてくると一言添えれば部屋へと駆けていき)
はいはい、ごゆっくり
(そもそも本来は道に迷った自分を案内してくれるという話しだった筈で、ここへは小腹が空いた自分の為にちょっとした寄り道感覚で立ち寄っただけなのだが彼女はそのことを完全に忘れてむしろここに買い物に来てもらうことに目的がすり替わってしまっていたんだろうなと相手の反応から確信して苦笑を浮かべつつ、確かにその格好で外に出るのは目立つだろうと判断をして、別に帰って何をするでもなく急ぐ訳でもないため大人しく着替えが終わって戻ってくるのを待つことにして
なんか…案内する前に疲れちゃったよ…
(部屋に付けば色々とあったよな気もして、短い間なのに凄く疲れたような気もして深くため息をつきながら服を変えるために、楽な服でいいかと早めに着替えていくと、しばらく経ってから相手に待たせるのは悪いので、早めに以降と慌ててしまい「お、お待たせ…」と息を切らしながら相手の方を見つめると、気を悪くしてないよねと言い聞かせながら息を整えるために深呼吸をし始め)
おー、大丈夫か?別にゆっくりでも良かったのに
(少しして何故か息を切らして姿を表した相手に、自分を待たせまいと急いできたのだろうことがわかり、先ほど自分の言ったごゆっくりという言葉は意味が無かったみたいだなと苦笑を浮かべながらも、自分のことを気遣ってくれた彼女の優しさのようなものを感じ取って本当に何事にも一生懸命で優しい子なんだと微笑ましく思えてポンポンと少しばかり馴れ馴れしいかと考えながらもつい頭を撫でてしまい
待たせるのは悪いかなって…思ったし
(頭の上に相手の手のひらが乗り擦るように撫でられると馴れ馴れしいとは思うが、異性に撫でられるのも悪くないかもと頬を軽く染めながら心地よさそうに撫でを受けてしまうと、ゆっくり来ても良かったと知れば待たせまいと急いてまし待ったために張り切ってしまったと話せば、こうして男性から撫でられるのは漫画の世界だと思ってたし、無いものかと思っていたので貴重な体験をしている気がして)
別に早く帰っても予定なんてないし気にしなくても良かったんだけどな…でもまあ、ありがとな
(彼女の頭からそっと手をどけて、別に本当に自分としては待つことは厭わなかったんだけどなと話しながらも、それでも自分のためにそこまで考えて行動をしてくれたのは事実であり、ここは素直に感謝をすべき部分だろうとも考えてはお礼を口にして「さて、それじゃあ行くか。頼りにしてるぜ?穂乃果ちゃん」こうして話しをしているうちに外は暗くなってしまいそうで、帰りは相手一人になることを考えればあんまり遅くならないほうがいいなと判断をしてそう提案をし
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