ほのキチ 2015-07-07 23:09:50 |
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いやー、さっきの見てたら完全に希ちゃんの胸に意識いってたからね?
(気にしていたも何も希が腕を組む前までは気にしてはいなかったが、腕を組んで形まで強調されるようにされてから相手は完全に意識が希の胸に行っていた為、再び気にしてしまったという経緯であり、大きくなる方法さえ知れば相手を誘惑とか出来るわけで、それを含めて希に教えてもらっていたと、わしわしMAXのポーズをとりながらニヤニヤし始め)
あ、あれは仕方ないと思うぜ…?あんなの男なら誰だって我慢出来ないって…
(手をわきわきと動かしながら迫ってくる彼女にこれはヤバいと直感的に感じ取りどうこの状況を切り抜けたものかと考えを巡らせながら瞳泳がせていると『遊んでるとお昼食べる時間なくなるよ?』そんな自分たちの様子を見ていた希がそう冷静に休憩時間が終わってしまうと指摘をしてきて
だから教えてもらってたんじゃん
(泳がせている相手を眺めていると、何故か知らないが相手と普通に会話ができているために、希による指摘にハッとして休憩が終わるとわかれば、ご飯を食べていないので早くしないと空腹でお仕事する事になるので、それは避けたいと思ったのか事前に持ってきたパンを取り出し)
別に穂乃果ちゃんはそのままでもいいと思うんだけどな…
(確かに大きい胸に心惹かれるのは確かなのだが、それでも自分がそればかりを基準に異性を見ているかと言えばそんなことはないとハッキリ言えるしそんなことばかり意識しなくても相手は今のままでいいのではないかとも思えたのだが、そんなことを言えばまた色々と誤解を受けそうなため、聞こえない程度の声で小さく独り言のように呟き「いやいや、ていうか飯と急に言われても俺は何も…」急に手伝うように言われたため、昼食なども用意しておらずそう口にするも『朝倉さんにはウチのお弁当を分ければいいやんな?…ほら、早く口開けて?』そんなこちらの言葉を遮るように希がそう口にしては箸におかずをつまんで差し出してきて
ねぇねぇ、思ったんだけど希ちゃんと朝倉さんって凄い仲いいけどどういう関係なの?
(大人しく希の行動を見ていると今日一日、相手と希の距離は一週間の間に此処まで大きくなっていて、胸の話なんかより二人の関係性が知りたいところで、一週間で恋人とかありえる訳もないし自分の方があってるような感覚もあるので、とにかく気になった事を問いかけて見ると、小さく首をかしげ)
いやいや、ちょっと待とうか、あれもこれも全部希ちゃんに一方的にされてるだけだから!勘違いすんなよ…って、何をムキになってんだろうな…俺は
(仲がいいだとか関係性について勘ぐられてしまえば相手にあらぬ誤解を受けてしまっているようなそんな気がしてしまい慌てて自分としては希に対して特別な感情を持っていないアピールをしつつも、あまりにもムキになって力が入りすぎてしまったせいか『何を慌ててるん?事実をありのまま述べればいいだけやん?』なんてからかうように希から茶々を入れられてしまえば顔を赤らめて後半は気まずそうにそう小さく呟き
…希ちゃんが一方的に?うーん、良く分からないかも
(頬を染めていたらわからないもので規模が広がって、希に限って一方的に仕掛けてくるというのはありえないし、ありえたとしても誰かのために何か気付かせたり、自分が一体どうするべきかを示すための合図と思っている為、悩み始めると希が茶々を入れるという事は何かあるのかなと、相手を見つめながら考え始め)
あ、ああ、どうみても一方的…って、希ちゃんストップ、ストーップ!自分で食えるから
(相手の方を向き自分から希の方に手は出してはないだろうと説明をしようとするも、それを遮るように再び希から口元におかずを運ばれれば手で留めようとしつつ希との攻防をしながらも何より今、気になるのは彼女の方であるようで横目で隣の相手の反応を窺っていて
す、凄いね…希ちゃん?グイグイ来てるね
(反応を伺ってるとも知らず希に感心し始めているようで、こんなふうに積極的にしていけば相手も振り向くという事かと何故か学んでいて、何故か知らないが希に対する嫉妬より、唖然とするような感覚になってしまい苦笑いしていると「これってさ?前に穂乃果とパスタ食べに行った時を思い出すね?」と二人の光景で思い出したかのように、相手に話していけばゆるりと首をかしげ)
なっ、穂乃果ちゃんそれは…
(あの日のことを希に知られてしまうのはマズい、直感がそう訴えかけてきて相手の言葉を止めようとするも間に合わず頭を抱えて、そんな様子を見ていた希は案の定ニヤニヤ怪しげな笑いを浮かべながら『へぇ…それまだ穂乃果ちゃんから聞いたことないなぁ、もしかしてそれってデートやない?』自身と相手を見比べて敢えて意識を強めるような物言いをしてきて
で、デート?そ、そんな…ほら、奢ってもらっただけだよ?穂乃果が頑張ってるからって
(関係が自覚されるような希の発言に頬を染めてしまい慌てながら希の言葉を否定しに入り、元々は希の手伝いをしていたところ相手が頑張ってるからって言って奢ってくれたということなので、決してデートと言う意味ではないと相手に確認を取るように見つめれば、首をかしげ)
そ、そうだぞ、大体ちょっと一緒に食事したぐらいでデートなんていくらなんでも強引過ぎるだろ
(一度でも彼女への想いというものを自覚してしまった今の自分ではデートという単語にすら動揺をしてしまうのだが、相手はそういった話に関しては否定してもらいたい様子だったため慌てて否定をしていて
そ、それに…アイドルだもんね…デートなんて出来ないよ
(相手までも否定して来たので察して言ってくれているのだろうかなんて考えてしまうも、一週間前に相手に言われたアイドルだから無理と言う言葉を思い出した途端、俯きながらデートだと思いたかった気持ちを押し殺しながら呟いてみては「お仕事してくるね」と箒を取り出すと気まずそうに掃除をしに行こうとして)
そう、だよな…アイドルだもんな…
(最初からそうだとわかっていたことで自分でもそう希へと話したことの筈なのに本人の口からアイドルだからと立場を盾にした発言を改めて聞かされると胸が痛み、結局は自分には何も出来ないんだと無力さを感じて相手を追うことも出来ずに打ちひしがれていると希が相手を何も言わずに追っていき『ならウチが朝倉さん、狙ってもいいんやね?穂乃果ちゃんは朝倉さんのことなんとも想ってないみたいやし』こちらには聞こえないぐらいの声で相手の耳元で希は囁き
想ってるよ…でも、朝倉さんが一週間前に言ってた言葉は穂乃果には何もないって思うし…希ちゃんもアイドルって立場は同じじゃないかな…
(耳元で囁かれた言葉は自分として聞き捨てならないような言葉で、相手はそもそも仮にもアイドルって恋愛だなんて御法度ではないかということになり、一週間前の相手の言葉が自分の中で大きな傷へと変わっていて、希も同じ立場なのだから恋愛なんて無理なのではと呟けば、少しずつ涙目になってしまい「希ちゃん…穂乃果は何もないのかな」と自分には相手を射止める強さどころか、相手の中に自分がいない気もしているために、笑顔が取り柄だったのにあの言葉で笑顔さえも何もない気がして)
『…そうやな、今の穂乃果ちゃんには全然負ける気しないよ。ウチは本当に好きな人ならアイドルだからとかそんな理由で諦めたくないし、もしも叶わない想いだとしても何も伝えないで終わってから後悔するより、気持ちを伝えてそれから泣く方がずっとええなってウチは思うから』
(自分には何もないのかと涙ながらに問いかけてくる相手に対して希はそれを否定することもフォローを入れることすらせずにハッキリとそう断言をして、自分なら想いを伝えもせずに最初から諦めてしまうなんてそれだけは嫌だとハッキリそう告げては相手を真っ直ぐに見据えていて
…そっか…そうだよね。うん!希ちゃん、今回ばかりはお礼は言わないよ?だって、希ちゃんも穂乃果も同じ人が好きなんだもん負けられないよー!
(フォローなんて入れられていたら、自分の気持ちはそれだけのものなのだろうと言う価値観になってしまうために涙を袖で拭き取り、元気を取り戻したかのように希の方に顔を向けると、相手には色々と負けているが相手だけは譲れないので、希に勝負を挑むように宣戦布告をしてみると、やる気に満ち溢れてきて)
はぁ…なにやってんだろうな俺…ダサいったらねぇよ…
(一人で勝手に傷ついた気になって落ち込んで、挙げ句彼女に対して何も声をかけることすら出来ないどころか、後を追うことすら出来ず立ち尽くし、無関係な筈の希にまで気を使わせてしまう始末で、あまりの情けなさに悔しくて拳をグッと握り締めて一人呟いては空を見上げ
おーい!朝倉さーん!カッコイイ朝倉さんやーい
(自分の気持ちは希によって形となったものになり勝負となれば積極的に行くべきと判断し、空を上げる相手を大声で呼び始めると大きく手を振って駆けながら相手の元へ近づくと、振り向かせる為なのか地味に相手を褒めていて「えへへ、ごめんね?アイドルだからダメって話…でもね?穂乃果は諦めないよ、今は言う自信とかないかも知れないけど…朝倉さんがアイドルだからダメってことを覆すようにして見せるよ!」と相手の言っていたことと自分の言ったことを謝り、今度は相手の言っていたとおりにはさせないと、自分の気持ちを織り交ぜながら相手に伝えようとして)
…やめてくれ、俺は穂乃果ちゃんの思うような男じゃ…
(ここまでくれば彼女が自分のことを特別な存在として想ってくれていることが言うまでもなくわかり、まさかという気持ちと同時にそんな彼女の真っ直ぐな想いにあれだけ傷つけておきながら今更自分が応える資格があるのかという想いが胸の内に強くあり、心にもないことを口にしてしまいそうになるも『穂乃果ちゃん、朝倉さん、お手伝いありがとう。後はウチ一人で大丈夫だから帰ってもええよ?』会話の途中でそう述べて割り込んできた希に中断をさせられてしまい
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