ほのキチ 2015-07-07 23:09:50 |
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アイドル…だから…?穂乃果は…こんなに想ってたのに
(相手の口から出てきた言葉が相当ショックを受けたのか、勢い良く家から飛び出してしまい、相手の事を大好きで何時か付き合いたいなと思って毎日相手の事ばかりを考えていたというのに、相手はアイドルだからダメと言う完全にアイドルには興味もなく、自分にすら興味もないと言う形に聞こえてしまい、頑張ってきたのを否定されて自分の気持ちまで、否定されたような気がしているので、涙を貯めながら走っていき)
だから俺は…えっと、どうかした?
(正直に言うならば彼女のことが気にならないと言えば嘘になるし、これが恋心かと問われればハッキリ違うとは言い切れる自信もなくて、しかしやはり彼女の立場を考えれば当然そんなことを言い出す訳にはいかず、ここはキッパリ恋心について否定をしようと考え口にしようとしたところで希が何やら自身の後ろを見やり額に手を当てて『あちゃー…』なんて言いだせば何事かと視線の先を振り返れば見覚えのある後ろ姿がその場を走り去っていくのが見えて「悪い、また今度!」それだけを言い残して彼女を追うも出遅れたせいもあって見失ってしまい途方に暮れた己は一縷の望みにかけて電話をかけて
…っ…電話?
(希は恐らく自分が相手に対する恋心は芽生えているよりもはるか上のほうの、花を咲かせているところまで来ているのは知っていて、むしろ応援してくれる方だとは思っていて、それでも相手は自分の思いを枯らすようなキッパリと否定をしていたので、涙をとうとうながらしながら走り続けて公園まで走っていくと、不意に電話が来たので誰だろうも思い画面を見ると相手からだったので、でない方がいいのではという気持ちが強く、どうするべきか悩んでしまい)
…出ない、か…ははは…これで良かったんだ。これで…
(数回のコールの後、彼女が出ないことを悟ってしまえば悔しそうに拳をギュッと握り締め、電話を自ら切ってしまい。果たして神社での自分と希のやり取りを見て彼女が何を思ったかまでは定かではなかったが、電話に出ないということは少なくとも自分と話しをしたい気分では無いのだろうことがわかってしまい、むしろこうしてわかりやすく距離を置いてくれた方がこちらとしても気を遣わずに済んで楽だと自分に言い聞かせるようにして一人歩き出して
出れるわけないよ…あんな断り方されたら
(数回のコールが終わって音さえなくなると、ベンチに座り込み相手の言葉が相当来ていたようで
、涙を流しながら落ち込むようにしたを向いていると、自分の初恋はアイドルという壁のおかげで打ち切られていたのだとわかれば、本番も近いというのにこんなモチベーションで練習になんて出てしまったら、なんて言われるのだろうと想像したあと、大きなため息をついて)
情けねぇな、俺…またこんなところまで来て、未練たらたらじゃねぇかよ…何やってんだろうな…
(彼女と連絡をとることも顔を見ることも無くなって丸々一週間が過ぎて、用事もないのにわざわざ彼女の実家の穂むらのある音乃木坂の町までやってきてしまって、今更どんな顔をして会いにいけばいいというんだと内心逃げの一言を呟いては結局穂むらへと向かっていた道を引き返し、また何気なく神社へと足を向ければそこには希がいて声をかけてきて
いやー…なんであの時は電話でなかったんだろ
(電話を出ない日から一週間は家に居たり公園で後悔し続けるばっかりで、今日は希のお手伝いをするということで神社にいたものの、それは自分だけでμ'sのみんなはいないという不思議な展開で、希の思惑はわからないが何をする気なのだろうと考えれば相手の姿が見え、希と話しているので、なにか問題あったらどうしようと壁から、ジッと二人の様子を眺めていて)
いや、まあ…それは構わないんだけど随分嫌われちまったみたいでさ…
(声をかけてきた希の用件はあの時は少しお節介が過ぎてしまい申し訳なかったということと、あの後キチンと話せたかという質問で、問い掛けに対しては話しをするどころか連絡をとることすら出来ないぐらいに関係が悪化してしまったことを素直に話し、そんな話しを聞いた希はと言えば『あの穂乃果ちゃんが人を嫌うなんてそんなことそうそうないと思うけどなー』何となく納得のいかないような表情を浮かべていたが何やら自分の背後に相手を見つけたようすで笑顔で手を振っていて
ん?手を振ってる…
(話は聞こえにくいために何を話しているのか気になっているところがあり、首をかしげながら二人を見つめていると、希から手を振られているとわかれば手を振り返して、なるべく相手には気づいてもらわないようにしておこうと思ったらしく、不安そうに見つめながら時折壁に隠れたりして、相手と目を合わせるのが怖いところが大きいようで)
誰に手を振って…って、穂乃果ちゃん…
(急に自分の後ろ側へと向けて手を振る希に何事かとそちらを振り返れば何やら隠れるようにして近づいてきている彼女の姿に気がつき、どうやらそれで隠れているつもりなのだろうが、余計にそれは目立つのでは無かろうかと考えつつも久しぶりに見た彼女に小さく名前を呟いては少し気まずそうな表情浮かべていて
あ…えっと…
(手を振っていたからなのか相手と視線が合うと気まずく感じて視線を泳がせながら、壁へと身を隠してしまい、何せあれから一週間相手の言っていた言葉で何かとやる気が起き無かったり、具合を崩しがちだったものだから、希の策略がよくわからず余計に仲を壊したいのかなんて、少しばかり考えてしまうも、希に限ってそういうことはしないしどうなのだろうと考えていて)
穂乃果ちゃん、久しぶりだな…?
(なぜここに居るのかという疑問は置いておくとして、とりあえず会話がないままでは気まずく、何より此方の本音としては仲良くしたいと思っていて少しばかり緊張をしながらも自らそう会話を切り出して、そんな自分たちを見て何やら思いついたような表情を浮かべた希が『穂乃果ちゃん、今日のお手伝いやけどこの人にも頼もうと思うんだけどどう?穂乃果ちゃんとも知り合いみたいやし』と急にそんなことを言い出して
う、うん…久しぶり
(ピクっとして相手に反応を示すと笑顔でいるつもりなのか、頑張って笑みを浮かべながら軽く手を振ると、相手と合うのは一週間ぶりというのもあって本来なら撫でてもらいたいところだが、相手との関係はいつもの関係に戻りきってさえいないので、恐る恐る相手が撫でてくれるのを願ってしまって「え?う、うん…わかった」と希のいきなりの提案に驚きを隠せなくいたが、希のことだから何かあるはずと思い頷いてみると、相手をちらっと見て)
は?え、ちょっ、ちょっと待っ…
(彼女と再会して間もなく、あまりにも急で状況がまだよく飲み込めていない中で、希から神社の手伝いの頭数に勝手に加えられていることに困惑し、そのことについて指摘をしようとするも当の希はと言えば此方の話しなど聞く耳もたないといった様子で彼女へと向き直って『じゃあウチはこの人について仕事について説明するから穂乃果ちゃんは境内のお掃除をお願いしてもいいかな?』此方の意志に反してどんどんと話しを進めていってしまい
わ、わかった!掃除してくるね
(ポンポンと話が進んで、自分は掃除さえしていればいいという支持を受けると、相手は希と仕事について話すというので、なにかありそうだけど無理にサボるというわけにも行かないので、微笑みながら箒を持ち直しつつ、相手が見える範囲で掃除しようと駆け出していき、最後に相手を見るためにチラリと相手に視線を移して、軽く手を振って頑張って笑みを浮かべていき)
ちょっ…さっきの…っ、いや、まあ暇といえば暇なんだが…
(明らかに作り笑顔だったが、それでも手を振って早速掃除の手伝いをするべく手を振り去っていった相手に手を振り返し、その後で改めて希へと強引過ぎるのではと指摘しようとしたが『でも、暇なんやろ』と返されて結局何も言えなくなり『それに、やっぱり穂乃果ちゃんに嫌われてなんかなかったやん』まだぎこちなさはあるものの会話はそれでも出来た彼女との関係について何故かぐいっと迫られて囁きかけるように言われてしまい、見ようによっては希がこちらを誘惑しているようにも見えてしまうそうな構図で
…希ちゃん…誘惑してない…よね?
(掃除しているはいいものの、やはり相手が気になるのか相手と希の様子を見ながら掃除をしていると、何故か知らないが希が相手を誘惑しているような状態になっており、まさかとは思うが希は相手の事を好きってことではないかという仮説が出てきてしまい、流石の相手も自分を振った理由と同じことを言ってくれるのだろうから気にしてはいけないと、声は聞こえないから様子で判断するという形で相手の様子を伺い)
おわっ!?ち、近いって…
(希も文句のつけようのないぐらいの美人であり、これだけ接近されてしまうと意図せずしてドキッとしてしまい、そんな自分の反応をみてもお構いなしに希はチラリと何故か相手の方を一瞥したかと思えば『なぁに、意識してるん?』少しだけ声のトーンを上げて小悪魔的な笑顔浮かべて言ってのけ、これでは相手にも聞こえてしまいそうで「い、いや、そういう訳じゃ…」ハッキリ違うと言い切れないのが男としての悲しい性で、いくら特別な意識がなくてもここまで近寄られてしまえば少なからず下心も芽生えるというもので目に見えて狼狽えていて
希ちゃん…何がしたいんだろ
(見ている側として相手が希に意識しているように見えてしまい、希も希で一体何をするつもりなのだろうと、見た感じ誘惑とはわかっているが、流石に気持ちは察してるはずだから控えるはずと思い込みながら心のどこかで、アイドルだから無理というより、自分が嫌なだけなのではにという事も考えてしまってるため、ここから逃げ出したい気持ちも芽生えだからと言って、手伝っているのだからダメなんだという使命感も高くて、どうしたらいいのか分からなくなってしまい)
ったく…大人をからかうもんじゃないぜ…
(さっきのは冗談だととりあえず謝罪をしてきた希にホッとして胸をなで下ろし、冗談とわかったことで安心して気が大きくなったようで軽い調子で上記を述べては軽く肩を竦めて「…それにしても、なんだかすごく見られているような…」希の指示で仕事をこなしていきながらも自分たちの方へ何かと目線を向けてくる彼女の目線に気がつき、嫌でもそれが気になってしまえばこちらからも見つめ返して真意を確認しようと試みるが『朝倉さん、次はこっちやで』希にそれは妨げられる形になって
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