高坂穂乃果 2015-07-01 23:27:39 |
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はあ……なんだろう、なんであんなにどきどきしたんだろう……
(先に屋上についていれば物陰に足を抱えて座っていて、自分の頬をそっと触ってみればまだほんのり熱く。それを隠すように顔を伏せればため息をついて)
にっこにっこにー、何俯いてんのよ〜
(自分よりも早めに来た相手が顔を伏せているので気づかれないように隣に座ると、からかうつもりでなのか耳元で小さく囁いたあと優しく頭を撫で)
うわああっ!?
(ささやかれれば声をあげて驚きまた赤面して。両手で耳元をおさえ相手の姿を見ればぱちくりと目を数回まばたきし)
に、にこちゃ……
穂乃果のほっぺ、あついよ……?
(つつかれながらここまで言えばはっとして「そ、そうじゃない!」と言わんばかりにぶんっぶんっと頭を左右に振り)
熱い?でも…にこがなにしたの?
(様子がおかしすぎて自分が悪いことでもしたのかと思い込んでしまい、相手に問いかけるように話しかけながら首をかしげ)
にこちゃんは、なんにも悪くないよ……
なんか、穂乃果おかしいんだよ! 変にどきどきしたり、顔が熱くなったり、……いま、顔、真っ赤でしょ?
(自分でも触らずともわかるよ、と言いたげにちらりと相手を見て。そのブルーの瞳にはうっすらと涙が浮かんでおり目頭は熱を持っていて)
え…え?穂乃果…それって…
(相手の言い分を聞いたら、まるで誰かに恋をしてるようにしか聞こえず、少なからず原因となったのは自分だと自覚はしていて「穂乃果…、そこまでにさせたのはにこのせい?」と瞳を見た時に自分が原因何じゃないかと相手を抱き締めて、相手にそんな表情にさせたのは自分だろうと問いかけ)
へっ!? な、なんで?
なんでにこちゃんが悪いの、にこちゃんは何もしてないじゃん!
(そうなった原因は自分だろうという相手の言葉に驚いて。首を振ってそれを否定するも抱きしめられた途端に鼓動が早くなって)
でも、好きな人はいるんでしょ?わからないけど
(何もしていないと言っても何となく自分ではそう感じてしまっていて抱きしめたまま、好きな人はいそうだから質問をしてみるとゆるりと首をかしげ)
……わかん、ない。
穂乃果、恋とか……したことないし……。
(相手の問いに申し訳なさそうに小さく答えると、ゆるゆると自分も腕を回し相手の服を軽く握り。『でもなんだか、いまがどきどきするけど、落ち着くなぁ』なんて考えて)
そう?それならいいけど…にこは女の子だし?恋愛対象なんて難しいものね
(腕が回ったと知れば、まるで姉のように背中を撫でながらあやすようにして相手に話し掛けながらも、恋愛なんて自分もしたこと無いしなと抱き締めた自分も考え始め)
え、…………穂乃果は、性別は関係ない、と思う……よ、
(『恋愛対象なんて難しい』の言葉に何故か胸がきりりと痛み。気が付けば上記のことを述べていて、直後、なんでこんなこと言ったんだろう、なんてぱっと手を離せばぐるぐる考え始め)
…じゃあ、同性で好きな人がいたとしたら…あんたは世間相手になんでもできる?
(性別なんて関係がないとの発言に相手を壁際に寄せて、いわゆる壁ドンをしてみるとたとえ話を交えていても相手の気持ちを察しようと努力して)
せ、世間相手?
(相手のたとえに驚き目を丸くするもすぐに引き締まった表情になれば「穂乃果だったら、…世間より、好きな人をとりたい。世間なんか気にしたくない!」とはっきり述べ)
そう…なら、にことしてはね?そういう人にならにこは心を許してもいいと思ってるの…穂乃果みたいな人になら
(はっきり気持ちを言われてしまうと何処か気持ちが相手へと傾いてきてしまい、相手の方に顔を埋めるように抱きつけば、世間を気にしない人にならと優しく微笑み)
…え、に、にこちゃ…ふえっ?……ええっ?
(その言葉と抱きついてきた相手に困惑してしまって声を漏らすことしかできなくて。頬を少し染めるれば「それって、…つまり?」と聞いてみて)
穂乃果の察したとおりだと思うわよ?
(聞いてみようとするのを察してほしそうにしたあと、相手の頬に自分の頬をくっつけて擦り付けるようにして甘え出し)
………っ!
(ぼんっとけむりが出そうなくらい顔を真っ赤にして「…あつい…」なんて呟いてみて。こてり、と体を預ければ両手で自分の顔を隠し)
ねぇ、聞かせて?穂乃果の気持ち…
(体を預けられると後頭部を撫でながら相手の気持ちを聞こうと、問い掛けるように耳元で囁いてみて)
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