鬼灯朱音 2015-07-01 22:17:30 |
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えっ、緑一色?
(流石に普通の人間とはいえ紙が一色しか変化しないのは予想外で「火や水なんかを色々とイメージすると現れやすいよ?」と一応紙をもう一枚手渡して)
うん、分かった
(どれになるのかが分からないので、大雑把ではあるが全ての属性のイメージをしてみて、もう一度やってみると緑と黒にように見えて)
しのんは風と闇魔法が相性が良いのね
(火の魔法が得意な自分にとって得意な魔法を教えられないのが残念に思いながらも「でも、緑の方が黒より多い分を見ると風魔法中心に覚えた方が良さそうね」とスケジュールを組み直して)
改めて!よ、よろしくお願いします!
(目をキラキラと輝かせた後ぺこりとお辞儀をした後「風魔法って具体的に何が出来るの?」と質問し)
箒魔法の上級版が使えたり、風を操って洗濯物乾燥させたり、魔女が使える魔法の中で最速の魔法が使えるわよ?
(相手に風魔法について説明すれば、「先ずは箒魔法の練習をしましょ?」と相手を庭に連れていって)
へえ、何かスゴそう...
(自分が出来るかもしれない魔法のより具体的な話が聞けた気がして、魔女としての自分のイメージが少し出来た気がして、その後の練習をするという言葉に「着替えて箒持ってきます」と部屋へ走っていって)
.....?はーい
(着替えた後母からの言葉を思い出してタオルを準備して母の元に向かっている途中、母が何やらニヤニヤしていたのが気になって、少し嫌な予感がしたが拒否権はなさそうなので覚悟を決めて箒を手にとって)
よし、来たわね!!先ずは箒にまたがった状態で昨日の呪文を唱えなさい
(相手に指示を出せば目覚まし時計を準備して「この時計が鳴るまで浮かび続けるのよ?」と課題をだして)
我、箒を浮かすものなり
(箒にまたがってそう唱えるとふわりと箒と共に自分も浮かび上がり「わっ!わわっ!」びっくりしてしまい箒から落ちそうになり)
め、命令?
(浮いた箒にかろうじてぶらさがりながら命令って何を言えばと考え「え、えーっと...今はとりあえず私を箒に乗せてほしいんだけど!」と箒に向かって言ってみて)
そうそう、そんな感じよ?
(相手を乗せていた箒がピタリと空中で止まれば相手の魔力と集中力が切れるまでその体制を維持し続けると相手に伝えて)
よ、よし!今のうちに!
(箒が静止している間に慌ててよじ登り、最初の箒にまたがった状態になって「この状態を維持ってこと?」と険しい顔のまま問うて)
30分!?おっとっと!
(声を荒げた瞬間箒がぐらぐら揺れたが何とか持ち直して少しでも気を抜くとダメだと悟り、集中しながら「30分経ったら言って!」と母に声をかけて)
ふー...ふー...
(どれだけ時間が経ったか分からないが、息をするだけでも箒がぐらついてしまうので呼吸も不定期になって、顔も険しく汗だくで)
はい、終了!!お疲れ様〜
(相手に時間終了の合図を送れば「ずっと箒に跨ってるのって股とお尻が痛くなるでしょ?」と相手に質問してみて)
はぁ...きゃっ!
(終了の合図に気が抜けてしまい箒が少しだけ急降下したがすぐに集中し「下ろして、ゆっくり」と小さく口にしてゆっくり下りて)
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