鬼灯朱音 2015-07-01 22:17:30 |
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「はぁ?私があいつらの知り合いのわけねぇだろ?お前が泣いてたから助けてやろうとしただけさ」
(相手が勘違いしているので訂正すると「オッケーだってさ、しのん一緒に倒すわよ?・・・我、疾風のごとく火柱を走らせる者なり」と呪文を唱えれば母は右手を鉄砲のように構えると光線のように一直線に貫通する風と火の複合魔法を使って見せて)
え、えと...か、風の筒、汝を吸い込む!
(ペットボトルを準備して自分を幼女扱いしたことを後悔させてやる一心で魔力を込め魔法を発動させ)
「はぁ?おいっ!?何しやがる!!」
(相手の魔法が発動して一番近くにいたレンが人魂の形で吸い込まれてペットボトルの中で暴れていて「しのん、男の幽霊を守護霊にしたいの?あいつら悪霊だから倒さなきゃ駄目よ?」と相手に束縛ではなく普通に魔法で倒すように伝えて)
え、あ、あれ!?
(慌ててペットボトルを逆さまにして勢いよく振って「ごめんなさい!お姉さん出てきて!解除解除!」泣きそうになりながら)
「全く驚いたぜ、お前小さいのに陰陽師かなんかか?」
(ペットボトルからでてくると魔法を見たのは初めてだった為、驚いた表情で相手の顔を見て質問して)
陰陽師じゃないよ!魔女...見習い...だよ!
(魔女の部分を大声で、見習いの部分を目をそらして恥ずかしそうに目を伏せ小さめな声で言い)
「見習いだろうと何だろうとお前が凄いことには変わんないんだから自信持って胸を張れよな?」
(相手の様子を見てにかっと笑いながら相手の背中のあたりをバシバシと叩いて激励を送ろうとしたらしいが霊体なので相手の体をすり抜けてしまって)
うん、お姉さんありがとう
(お姉さんの言葉に少しだけ泣きそうになった後自分の体をすり抜ける相手の手を見ておかしくて笑ってしまい、落ち着いたのか「じゃああの男の幽霊達何とかするね。お姉さん下がってて」と魔法発動の準備をし)
しのん、あんまり遅いから一番強そうな奴以外倒しといたからあとは頑張って!!
(相手が女の幽霊とやりとりしてる間にほとんどの男の霊は倒されてしまっていて残っているのはかなり強そうな落ち武者の幽霊が残っていて)
何で強いヤツを残したの!?
(母の行いに思わずツッコんだ後ありったけの魔力を込め「我...息も....詰まるような...一瞬の...圧力を...生み出す者なり!」久しぶりに使う魔法だったので上手く使えるか不安だったが自分の事を幼女扱いした男の幽霊達の一味なので怒りと魔力をこれでもかというほど込めて放ち)
「拙者を先程の者たちと同類だと思うなよ、小娘がっ!!」
(落ち武者は肉体は霊体の為、刀など持ってるはずがないのに居合切りの構えをすればエアープレスに向けて気迫を込めて居合切りをして見せればポルターガイストの一種なのかエアープレスは切断されて失敗して)
うっさい、ハゲ!
(気迫で負けてはいけないとこちらも普段あまり使わないような言葉で言い返し「我、影を操り無数の手を作り出す者なり!」とりあえず動きを封じられないだろうかとこの魔法を使い)
しのん、幽霊に影はないわよ?
(相手にその呪文は使えないと言って助言しているとレンが「あー、もうじれったいな!!」と相手の様子を見て自ら人魂になるとしのんの身体に入ってしまって)
ええっ!自分の影しか無理な....の!?
(てっきり周りに他の物の影があったり暗闇ならば使える魔法だと思っていたので、しかし最後まで言い終わらないうちに意識が遠退いてしまい)
しのん?起きて〜?
(相手と湯に浸かりながらペチペチと相手の頬を叩いて「あんたの幽霊のお友達やるわねぇ、あのお侍を倒しちゃった」と相手に事後報告をして)
「いや〜魔法使うのも面白いもんだなぁ」
(どうやらレンはしのんの身体に入って先程の呪文を魔力全部込めて撃ったらしく、侍も受け切れずに飛ばされてしまって相手の目の前には木が何本も倒れてしまっていて)
もう動けない、動きたくない...
(自分で魔力を空にしたときの感覚と人の手によって魔力を空にされたときの感覚が少し違うように思え、今の方が疲労している気がして大きくため息をついて)
「・・・ったく、だらしねぇなぁ」
(相手の様子を見てレンが相手の身体に再び入れば、身体を操り風呂からあがって服を着替えさせてから助手席に座らせた後でまた相手の身体から抜けて)
ありがとう、お姉さ...ん
(次に気付いたときは助手席で座っている状態で、見知った景色い楽な姿勢だったからかそのまま寝入ってしまって)
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