鬼灯朱音 2015-07-01 22:17:30 |
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しょうがないわね、エアースイーパーの前に対抗魔法でも教えようかな?
(ハイドの様子を見て呪文も唱えずに手をかざせば白い光がハイドを照らすとハイドを巻きついていた鎖が消え去って)
対抗魔法は通称打ち消しの呪文、黒魔法の属性を手から魔力の塊として放出してるだけだからね、呪文はいらない
(属性と属性の相性と魔力の量が同じだと魔法は相殺する、つまりじゃんけんと同じ原理だと説明して「ちなみに闇属性を打ち消す為には白魔法をイメージしないといけないのよね」と伝えて)
えっと、闇属性だけはちょっと特殊だよって事でいいのかな?
(魔力を放出する、呪文なしでそれをやるというイメージがあまり湧かず自分の手をじっと見つめて)
エアープレスをイメージすれば良いよ?ちなみにこの対抗魔法で闇属性を持つしのんなら白魔法以外消せるから魔法量だけ気を付けてね?
(闇属性は他の属性全てに有効なので大体の魔法は打ち消すことが出来るが相手より魔法の魔力が下回ると効かないので要注意だと説明して「ちなみに間違った使用方法すると・・・・ドゴォン!!」と魔力を右手に貯めてボーリングのように思いっきり振り切れば壁に大きな穴が空いていて)
魔法量?
(そういえば魔力の量が同じだと相殺されると母が言っていたのを思い出しそのことだろうと思い、その後聞こえてきた爆音に驚いて目を見開き、あまりの衝撃に口が聞けなくなってしまい)
この間違った方法は私は魔砲って呼んでるけど人に向けて放っちゃ駄目よ?あくまで完成された魔法に放つのよ?
(イメージ的に魔力の砲弾だと説明すれば相手の頭を撫でながら注意して「言葉で説明するより実際にやってみましょう?」と言って)
う、うん!人に向かって撃ったら大変だよね!
(こちらとしても出来たら使いたくないなと頭を撫でられながらも頷いて「さっきお母さんが使ってたみたいなのは使わなくていいんだよね?」と心配そうに尋ね)
あれは間違った方法だけどとても強力だからね、どうしようもない力の差を感じたら使えば良いんじゃない?
(相手の質問に答えれば切り札として頭の隅に置いておけばいいよと気楽そうに言って)
例えばお母さんとか?
(母と戦うことなど考えられないが、他に強い魔女と言われても思い付く人物がいなかったので、その後母から言われた切り札で少し落ち着いたのか「最終兵器、だね」笑顔も出てきて)
私?私と戦うのは最後の卒業試練の時だけよ?
(相手の話を聞いて成長した娘と戦えることを楽しみにした様子で答えると「それじゃあ、私がかける束縛魔法に向けて対抗魔法使ってね?」と言えば「水の蛇が汝を束縛する」と呪文を唱えて先程のローレンの水を束縛したペットボトルから水が飛び出せば蛇というよりウツボの形をした水が相手に巻きつけて)
うっ!
(縛られながらもどの属性の魔法を使えばいいのかを把握することは出来たがどのぐらいの魔法量で対抗魔法を放てばいいのかが分からず、とりあえず相手に言われた通り自分を縛り付けている水に向かって可能な限り手をかざし闇属性の魔法をエアープレスをイメージして放ってみて)
ん〜少し魔力が少ないみたいね、今朝瞑想していた時みたい魔力を身体で感じ取れるくらいまで集中してれば簡単に魔力の量が分かるわよ?
(相手の様子をみて助言して)
おお、凄い凄い!!
(対抗魔法が成功してウツボが消えると相手を褒めながら拍手して「最後はエアースイーパーを練習してお昼食べよう?」と次の練習を始めようとして)
でももうちょっと早く出来たらな...
(母には褒められたが、自分は少し不満の残る結果だったようで、しかしエアースイーパーの練習に移るとのことなので切り替えて母の方を見て)
泡の中で泳ぐローレンをエアースイーパーで束縛出来たら練習終了ね?ローレンはフルスピードで泳いでね
(相手とローレンに指示すると「分かりました!!」とローレンは嬉しそうに答えれば人魚であるローレンの遊泳速度は時速200kmというスピードで泳ぎ始めて)
え、これは...
(見えないんですけど、と言いたげに母を見たがもちろんどうにもならず、ここは勘でいくしかないと2リットルのペットボトルを準備し「風の筒、汝を吸い込む」とありったけの魔力を込め泡に向け)
ま、まさか、泡の水を全部吸い取っちゃうなんてね
(相手の魔法によって泡の水は全てなくなりローレンも小さくなってペットボトルの中に収まっていて「でも、それだけの魔力使ったらしのんの魔力はほぼ空になってるはずよ?」と相手の方をみて)
はあ、はあ...
(頭では分かっていたが実際出来るとは思わず、しかし成功させた直後立っていられなくなり膝から崩れ落ちて「だ、大丈夫」何とか笑って言ってみせ)
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