鬼灯朱音 2015-07-01 22:17:30 |
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....ああ、そう。
(頭を抱えながら「ハイド、その状態で相手のパンチ受けきれる?」その間に魔法を解除し逃げられそうなら逃げようと考え)
「無茶いうにゃ!!痛いのは嫌にゃ!!」
(ハイドは首を横に振るとしのんの背後に隠れようと飛び込んだのだが、ずぷりという鈍い音と共にハイドの身体はしのんの影の中に潜ってしまって)
え、ハイド!?
(突然のことに衝撃を受けたが、どの道もう少しで泡は消えてしまうのでいなくなってくれた方がまだいいかと思い耐えながらも対策を考え)
「猫アッパーにゃ!!」
(ゴドムの影から突然、巨大化したハイドが飛び出せば相手の顎付近に思い切りアッパーを繰り出して一瞬だがゴドムが怯んでいて)
えっ!
(咄嗟に泡を消しゴドムと距離をとってハイドに逃げるように伝え「我...息も詰まるような一瞬の圧力を...生み出す者なり!」状況が状況なのでイメージは不完全だったが少しでも相手に当たればと思いつつ魔法を放ち)
「な、何をやってるにゃ!!早く逃げるにゃ!!」
(しかし、イメージが不完全なエアープレスはそよ風程度に終わってしまってハイドが相手を背中に乗せてゴドムから距離を取ればすぐさまゴドムは体制を取り戻して「岩人の踏む大地、ひび割れる」と呪文を唱えれば闘技場がひび割れていって)
くっ!箒持ってきたら良かった...
(こうなったらとありったけの魔力を込めてお願いだから成功してという祈りを込めながら「我、疾風を刃のように敵の背中に刺す者なり!」魔法を放ち)
ゴフッ!?
(しのんのエアースラッシュが発動してあまりのスピードに目が追いついてないのかゴドムは防ぎ切れず効いたのか動かなくなってしまって)
.......チャンス!我...息も詰まるような....一瞬の圧力を.....生み出す者なり!
(相手が動かなくなっているのを見て、イメージする事に余裕も生まれ大きな声ではっきりと発音し魔法を放ち)
集え、大地を破壊する・・・
(相手の魔法を見て慌てて魔法を唱えようとするゴドムだったが、「ゴドム!!その魔法レベルはしのんは使えないわよ!!」とゴドムが最上級岩魔法を使おうとした為、大声で止めればゴドムの詠唱が止まり相手のエアープレスをモロに食らって倒れてしまって)
あ.....え....?
(目の前で倒れているゴドムを見て、これは本当に自分がやった事なのか、少し調子に乗りすぎてしまったのだろうかと呆然としてしまい)
ゴポゴポゴポゴポ・・・
(倒れたゴドムは立ち上がると崩れた身体から何やら赤くドロドロした物が流れ始めれば「汝、我と契約する者なり。汝、我に火属性を付加する」と逆属性付加魔法を唱えてゴドムの身体は岩と火の属性を持つ溶岩になって)
な.....嘘でしょ?
(突然どろどろに溶け出した相手に対し、自分の覚えた魔法で必死に対策を考えたが何も思い浮かばず「どうしたら.....」頭を抱えながら考えて)
そ、そうだよね!逃げ切ることがルールだもんね!
(危うく趣旨を忘れそうだったとハッとして、ハイドの背中に乗りながら相手の様子をうかがい)
岩人の大砲、巨岩の弾を撃ちだす砲なり!!
(ゴドムが魔法を唱えれば本来、大地から岩を飛ばす魔法だが、溶岩の身体となった今、飛ばされた岩石が火を纏っており、さらに強力な魔法となっていて)
ににに、人魚の泡、鋼の強度で身を守る防御壁なり!
(今度はハイドと自分の周りに球体を作り「ハイドこれは動けるタイプのやつだからから何とか逃げて死ぬ気で逃げて!」一応自分の魔力を込めに込めて防御壁は作ったが、相手の強力な魔法に比べるとどうなるか分からなかったので、使い魔に思わず無茶な注文をして)
「猫使いの荒いにゃ!!後でマグロおごるにゃ!!」
(ハイドは渋々、逃げ始めたがマグマの岩は泡に触れるとただの岩になってしまってそのまま砕けてしまって)
ハイドナイス!岩砕けたよ
(炎属性になっているということは単純に水に弱いことも考えられたが近くの水はこの泡ぐらいしかなく、そもそも自分は水属性ではないので水魔法が使えないのでこのあとどうやって逃げ切るか相手を見ながら考え)
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