鬼灯朱音 2015-07-01 22:17:30 |
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それではお手本でやるので見ててくださいね?
(相手の反応を見てやっぱり人間って可愛いと思いながらアシカのように移動して庭に出ると「人魚の泡、鋼の強度で身を守る防御壁なり」と呪文を唱えればローレンの周りに大きな泡が半球体で現れて)
例えばこれの使い道ってどんなのがあるの?
(相手の半球体の泡を指差して近々あるゴドムとの対戦での使い道を考えるのに参考にならないか探るために質問し)
攻撃を食らっても1分間は割れません
(下から攻撃される以外はどんな攻撃でも1分間は防ぐので相手の攻撃を防いだりするだけではなく、捕らえることも可能だと伝えれば「あと魔力を込めた分だけ大きくなりますよ」と付け足して)
なるほど、いわゆる防御力ってやつだね
(うんうんと頷きながら1分がネックだなと思い「魔力でその時間は伸ばせないの?あと小さいのを無数に作る、とかは出来る?」と疑問に思った事を考えもなしに質問していき)
長時間使用すると酸欠になっちゃいますから、この魔法は1分が限界ですね
(魔力の問題ではなく、酸素の問題だと話せば「小さい泡をたくさん作る魔法でしたらありますよ?」と相手の質問に頷けば「人魚の泡、星の数に匹敵する小さな宝玉なり」とローレンの手からたくさんのシャボン玉が浮かび上がってきて)
なるほど、じゃあ1分以内に意図的に消すこととかは出来る?
(相手の話を聞いて更なる疑問点を述べその後相手がシャボン玉サイズの泡を出したのを見て、この小ささが限界かと思い)
それなら出来ますし、あと制限時間が短くなる代わりに半球体じゃなくて球体にすることも出来ます
(球体になれば転がって移動することも可能だと付け足しながら相手の質問に答えて「この泡魔法は他の魔法を取り込むことで少し大きくなります、取り込んだ状態でこの泡に触れると破裂して中の魔法が作動してしまう罠としても使えますよ?」と実際に水魔法を泡に取り込んで庭の木にぶつけると泡は破裂して辺りに水を撒き散らして)
なるほど、そういう使い方もあるんだね
(ふんふんと頷きながら「その泡って例えば高いところから落ちそうなときに下に作ったら衝撃を吸収してくれるとかそういう使い方って出来るの?」次の質問をし)
う〜ん、ちょっと無理ですね
(防御用の泡だと硬くて怪我するし小さい泡たちは魔法しか吸収しないから衝撃には弱い為無理だと首を横に振って「人間の魔力で使えそうな泡魔法はこのくらいですね、あとは魔物契約者のみが使える魔法があるはずです」とその魔法については詳しくないので朱音さんに聞いてみると良いと伝えて)
うん、分かった。ありがとう...
(泡といっても万能ではないのかと少しがっかりしたが相手からいろいろ話を聞いたことでかなりイメージがつかめてきたと心の中でガッツポーズをし「本当にありがとう、ローレン」にこりと笑って礼を言い)
いえいえ、10年間の付き合いなので仲良くしましょう?
(相手のお礼を聞いてひれをピチピチと揺らして喜べば「二人とも朝ごはんの準備出来たわよ~」と家からひょっこり顔を出して二人を呼んで)
昨日のしのんの分のお刺身取っておいたからそれをおかずに食べてね?
(先に席についていたゴドムが石を食べている中で相手の前に刺身の盛り合わせと海藻サラダとお味噌汁を並べてからご飯の盛られたお茶碗を手渡して)
「にゃにゃ~マグロが食べたいにゃ~」
(相手が食事中に魚の匂いを嗅ぎつけたのかハイドも起きて来てテーブルの下でマグロを要求していて)
え、マグロ?はい、どーぞ
(お箸で小さなお皿にあるだけのマグロを入れて「お醤油とかはいらないよね?」とそのまま相手にマグロをあげて)
「マグロは美味いにゃ〜」
(美味しそうに食べるハイドを見て「今日、しのんが学校帰ったら夕方に融合魔法とハイドを使った魔法を覚えて、夜の魔法勉強の時間にハーピーの羽根ペン作りましょう?」と今日のスケジュールを教えて)
大忙しだね、すぐ帰ってくるよ!
(朝食を食べ終え、身支度をすると「いってきまーす!」と早く行ったところで早く帰れるわけでもないのだが大急ぎで走っていってしまい)
はい、いってらっしゃい
(相手が学校に向かうとゴドムとローレンを庭に集めて「我、火花を集め豪炎の花束作る者なり」と先ずはエアープレスの炎版であるファイアブラストという魔法で庭に大きな穴を開けると穴の中をゴドムの岩魔法を砕いて作った石を敷き詰め最後にローレンの水魔法で水を貯めれば溜池が完成すると嬉しそうにローレンが水遊びをしていて)
.......やっと終わった!
(今日はあまり授業に集中出来ないまま学校が終わり、先生や友達との挨拶もそこそこに 大急ぎで家に帰って「ただいま!」と大声で)
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