鬼灯朱音 2015-07-01 22:17:30 |
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しのん!!早く契約しないと図書館閉まるわよ?
(相手が超レアな魔物であるマーメイドと握手をしようとするのを見て相手が誇らしいものの、時間がない為、早めにするように指示すれば相手のリュックの中で眠っていたハイドが飛び起きて「大きな魚にゃ〜!!」とローレンに飛びかかって)
え、あ!そうだった!あ、ハイドダメ!
(飛びかかろうとするハイドを止めながら、契約の呪文のことをすっかり忘れていたので「我、汝と契約する者なり、汝、我に魔法を授けよ、その代償として我、汝と生涯の友になろう」辿々しくはあったがハッキリと呪文を述べて)
はい、喜んで契約しますね、しのんちゃん!!
(契約が完了すると相手に抱きつくと相手の顔を見つめて「私の魔法は人間の水魔法より強力な水魔法と人魚族特有の泡魔法がありますがどちらがよろしいですか?」と契約者が自由に使える魔法は一つの為、選択しなければならないと伝えて)
うわっ!
(相手に抱きつかれて多少驚いたが、その後相手が提示してきた選択にどちらも自分が使えないものなので迷ってしまい、迷ったあげく「泡で!」と相手に伝え)
分かった、泡魔法を貴女に授けるね
(魔法書が光れば相手が呪文さえ覚えれば泡魔法が使えるようになると、ローレンも人間と契約出来て嬉しいのか相手の頬にキスしたりと甘えまくっていて)
えっと、ありがとうローレン....貴女ひょっとして人間と契約するの初めてなの?
(母以外の相手からのキスに戸惑いながらも、疑問を口にしローレンさんの方がよかったのだろうかと考えながら)
私達マーメイドは100歳越えないと人間界に行けない規則があるから初めてなの
(マーメイドは長生きする魔物で120歳のローレンでも人間で言う18〜20歳ほどの年齢だと伝えて相手に頬ずりして)
ほら、そろそろ帰るよ?
(相手の契約を終えたのを見て声をかければ誰もいない受付カウンターの前で横に色黒の高身長の女性と一緒に相手が来るのを待っていて)
見てたわよ?超レアなマーメイドと契約するなんて歴史にもかなり少ないわよ?
(相手の頭を撫でながら褒めてあげるとローレンの方を見て「うちの娘を十年間よろしくね?」とローレンに向けてウインクすれば「は、はい!!」と頬を染めて返事して)
マーメイドってそんなに珍しいの!?
(母にほめられた事も嬉しかったがその母から自分の契約した魔物が超レアだと聞かされ更に興奮して)
・・・マーメイドやラミアはメスしかいないから数が少ない
(母の代わりに隣に並んでいた長身の女性が答えると「ゴドムみたいな魔物はオスとメスにどちらにでも変化できるから数も多いらしいわ」と色黒の長身の女性がゴドムだと伝えて)
メスしかいないんだ...
(よく今まで絶滅しなかったものだと相手を見ながら思いその後「え、お姉さんゴドムなの?」と驚いたように声をあげここが図書館だと気付き恥ずかしそうに顔を赤くして)
・・・・スカーレットの娘、可愛い
(赤くなる相手を見てゴドムは相手を高い高いしてから抱きしめるとやはり、ゴドムも人間が好きなのか嬉しそうな顔をしていて横から母が現れ「手続きするからあなたの魔法書も貸して?」とゴドムとローレンの魔法書を誰も居ないはずの受付に置くと紙やらペンやらが勝手に動き出して)
あ、きゃあ!
(突然自分の体が宙に浮かんだと思いきや、高い高いされていることに気付き顔をますます赤くして、抵抗もせずに抱き締められたまま「いくら人間が好きだからって...愛情表現が豊かすぎるよ」と困ったような恥ずかしそうな顔で)
むぅ、しのんにはこっちに驚いて欲しかったんだけどなぁ
(相手の様子を見て少し残念そうな顔をしているとローレンが母の近くにやってきて「まぁ、物が勝手に動いてますわ!?もしかして幽霊さんですか?」と誰もいない受付に話しかければ白い紙に「そうです」と書かれて浮き始めて)
幽霊?
(驚きたいのは山々だったが、幽霊に遭遇したぐらいの、下手をするとそれ以上の驚きにこの図書館に来てから沢山遭遇しているので麻痺しているのか驚けず「一晩じっくり寝て次の日の朝思い出したら驚くと思う」と今の正直な気持ちを伝え)
夏休みになったら魔女修行として幽霊退治があるから頑張りなさいよ?まぁ、明後日にはゴドムと魔法戦してもらうんだけどね
(相手の気持ちを聞くと今後の修行内容を少しだけ教えると自分と相手の魔法書を受付から手続きし終わった状態で戻ってくれば最後のページを相手に見せて「ほら、契約者の名前が書いてあるわよ?」と相手の名前が書かれてるのを見せて)
早い!いろいろ早い!
(魔法もろくに覚えていないのに突然実践すると伝えられ、時間が3年しかないとはいえ大丈夫かなあと言った感じで苦笑いし、母から見せられた本に自分の名前が刻まれているのを確認し、改めて自分は魔女になったのだと実感し)
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