母と娘の魔女修行

呪文表
基礎魔法 魔女の基礎的魔法
箒魔法 箒を浮かせて空を飛ぶ魔法 ＞67
契約魔法 魔物や動物などと契約する魔法 ＞49
召喚魔法 魔物を魔法書から召喚する魔法、しかし、このままでは魔物の姿は見えず、三つだけ質問をして魔物の姿を当てない限り契約は不可能、契約期間は10年間 ＞294

黒魔法 五つの属性が主体の魔法。
風属性 基本的、無風だと使えない
エアーライド 風力で箒の飛行速度を上げる ＞65
エアースラッシュ 風の刃を飛ばす魔法 ＞195
エアープレス 風の爆弾を作り出す魔法 ＞205

水属性 基本的、水がないと使えない
ウォーターウォール 水の壁を作りだす魔法 ＞89
アクアフィッシュ 水で魚を作る魔法 ＞282

火属性 基本的、火種がないと使えない
ファイアピン 指先に火を灯す魔法 ＞215
ファイヤーフライ 火の玉を数個作る魔法 ＞211

闇属性 黒魔法の中でも使える者が少ない
シャドウアーム 影から無数の手を作る魔法 ＞167

白魔法 呪文が詩のようなのが特徴。
スリープ 対象を眠らす魔法 ＞117
ドントスリープ 対象の眠気を飛ばす魔法 ＞181
ファストアップ 対象の動作を3分間早くする魔法 ＞308
リフレッシュ 対象の状態異常を癒やす魔法 ＞316

禁止魔法 何らかの理由で禁止になった魔法
エンドロール 次元転移魔法 ＞318
コントロール 精神操作魔法 ＞？

(300を越えたので呪文表更新します)

（/すみません、更新されてたの見逃してました。あと呪文表もありがとうございます！）

ロンドン！？ロンドンってあのイギリスの！？
（自分はたった今まで日本にいたと思ったのだが気が付いたら海のずっと向こうの日本とは違う島国にいて、ハイドを抱えながらその場で呆然と立ち尽くしその後「言ってくれたらもうちょっとオシャレしたのに」と残念そうに言い）

図書館行くのにオシャレする必要なんかないわよ
(相手のリュックから靴を手に取ると相手にも履かせて「さぁ、魔法書を借りに行くわよ？」と図書館に入れば一冊の黒い本を手にとって)

あ、待ってよー！
（図書館に入る母について行ったが「ねえ、ハイドはどうしたらいいの？」少し距離の離れてしまった母に向かって入り口で大きめの声を上げて）

ん〜？そのまま、リュックに入れて連れて行けばいいわよ？
(相手の元へ戻るとハイドの顔をリュックから出した状態で入れてから先程の黒い本を手に取り「答えを私に見せて？でもこれは私の成果ではない、でも気になるならご覧、見飽きることもないだろう」と謎解きの呪文と呼ばれる解呪魔法を詠唱すれば今まで普通の図書館の風景が変わり魔女の図書館に変わって)

おとなしくしててね！
（聞こえているかどうかは分からなかったがハイドに小声でささやいた後、突然景色が様変わりして目を見開き「大英図書館そのものに用があったわけではなかったのね」変わった景色に目を奪われながら呟いて）

ここが魔女の図書館よ、今から私が先に魔物と契約するから見ててね？
(相手の頭を撫でると巨大な本棚から適当に紅い魔法書を選ぶと「死ぬ前にお前の姿がどうしても見たい、さぁ、始めよう」と呪文を唱え魔法書を投げ捨てれば魔法書が落ちた場所に魔法陣が現れるものの何も現れずにいて)

え、あれ？
（母に限って失敗はないと思い本当に透明な姿なのかと改めて初めて間近に見て驚いて、これから母のすることを余すことなく見ようと眼鏡をかけ直し）

さあ、「問答を開始する」答えて頂戴？
(問答を開始するという合図に三つの質問権限を得れば「あなたはどちらかといえば人型？」と聞けば「はい」と低い声で答え次に「あなたの身体は鉱物？」と聞けば「はい」と答え「あなたはゴーレム？」と三つめの質問を聞かないで答え合わせをすれば「正解だ」と3m程の人型の岩が突然現れて)

え、終わり？
（母の邪魔にならないように小声でぽそりと呟いた後巨大なゴーレムを見てその後に母の様子を見守ることにして）

ええ、あとは契約するだけよ？
(相手の方を見て頷いたあと、ゴーレムの方を見て「あなた、名前は？」と名前を聞けば「・・・ゴドム」と答えて「そう、良い名前ね、私は鬼灯朱音、言いにくいならスカーレットでも良いわ、あなたと契約したいのだけど良いかしら？」と聞けばゴドムは静かに頷いたので「我、汝と契約する者なり、汝、我に魔法を授けよ、その代償として我、汝と生涯の友になろう」とハイドとは違う契約の呪文を唱えて)

スゴい...
（母と異形の巨大生物とのやり取りにこの言葉しか言うことが出来なくて）

さぁ、次はあなたの番よ？好きな魔法書を選びなさい
(ゴドムとの契約を済ませると相手の方を見て「失敗しても良いから頑張ってね」と背中を後押しして)

えーと、えっと...
(本棚から黒い本を手にとって、大きく深呼吸をし「死ぬ前にお前の姿がどうしても見たい、さぁ始めよう」その後母と同じように本を投げ捨て、魔方陣が現れるもののやはり姿はなくて、でも確実に何かが居ることは分かり、一度ごくりと唾を飲み込み)

なぁに？私になんかよう？
(相手の召喚が成功したのか、透明の魔物が相手に話しかけて)

は？
(てっきり母の時に出てきたゴーレムのようにあんまり自発的には話さない存在だと思っていたので不意をつかれて「も、問答を開始する。質問に答えて」と声が裏返りつつ唱えて)

ええ、良いわよ？それにしても可愛い女の子ね
(相手の合図を聞いて相手をジロジロと見る視線があって)

えっと、まずあなたは人型？
(予想とは違った雰囲気を醸し出している相手に気圧されつつまず一つめの質問を終え)

ふふふ、人型に近いわね
(YesかNoかはっきりと明確にされてない為なのか、先程のゴドムとは違い曖昧な返事をして)

はあ？何それ？
(人型に近い、完全な人ではない、じゃあきっと何処かに、そう思い立って「あなたの...体の何処かに動物の特徴が出ている？」だから完全な人型ではないと考え)