海馬 瀬人 2015-06-30 21:58:50 ID:9d9edb7ca |
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ふん…その見上げた根性が残っている限りは相手してやる、貴様には諦めなど似合わんからな。…急に態度を変えたとして双方気味が悪いだろう…今日の休戦は貴様の反応の実験も兼ねての事だ。(諦めないと言う言葉にうなずく相手にそうでなくてはと瞳細めては窓を眺める様子に不思議そうに「何故そこで残念そうになる」と相手に視線やり)
おうよ、いつでも勝負は挑んでやらぁ。いつかお前を打ち負かす!覚悟しとけよ
違和感すげえよなぁ、何かこっちまで恥ずかしくなってくる。…お前良くヘーキな面していられんな(至極不思議そうに言うも視線は依然窓の外に向けられたままで。「…別に、そんなことねーよ」とひどく弱々しく呟き)
ふん…その時が楽しみだ、貴様が目指す最も倒したい相手で居られるのも中々に心地が良い…精々早く強くなる事だ。……思っていたよりは苦労は無い…罵詈雑言を吐かず思ったように行動するだけだ。素直かどうかは正直解りかねるが。(素直さと言うものは簡単なようで解りにくい物か、いや恥ずかしいものなのかと不馴れな感情がどんなものか考え込んでは「…なら良いが変に考え込む暇はないぞ、じきに着く」と相手の様子伺いながら)
ふは、変な奴。犬猿の仲とは思えねーな、そう言われっと。お前こそ、俺を凡骨のままだと侮るんじゃねえぜ?
……お、おう。そうか、んならいいけどよ。(意外な言葉にひどく躊躇うような返事をすると言葉にはた、と我に返り振り向けば此方の様子を伺う様な視線を認め)
貴様なら時間は掛かっても必ずその根性で這い上がって来かねんからな…何れオレに本気を出させてくれる相手になってくれるのだろう?
……貴様こそ、オレがこう丁寧に接すれば何か変わるものが有るなら今日ばかりはそれをぶつけてみろ。後から文句は言わん、…たまには休息も悪くない。(違和感は感じられている様だがさほど嫌がる素振りを相手から見受けられないのが意外らしく普段得れない反応を得ようとそう言うと遠くの地に見える大きなテーマパークの様な建物を顎で差し)
ほお?まだ本気は出してないと見たぜ、海馬瀬人
あったりめーよ!この城之内克也様にかかればお前だっていずれはけちょんけちょんだ
………特にねえけど、よ…お前に優しくされるたびになんか…胸のこの辺がざわざわするっつーか…心臓?あたりがトクトク早くなるっつーかよう…(先程から感じていたらしい胸中の違和感を相手に告げ)
当然だ、オレの本気を受け止めても尚平気な顔をする決闘者等そうは居まい…フハハ…、…面白い。貴様がオレを越すのが先か、オレが勝ち続けるかさぞ見物だな。
……胸?……早くなる…動悸か?嫌悪感や単なる違和感でそうはならん筈だが…オレ以外の人間には無いのか?(相手が自分に伝えた言葉に一瞬病気やヘリによる乗り物酔いを危惧したが様子を見る限りそうでもないらしい相手に原因突き止めようとそう質問投げ掛け)
違いねえ。悔しいがそれは認める
んなの俺がお前を超えるのが先!これ一択に決まってんだろーが!
んー…遊戯とかと話してる時は…ねえ、な。初めてこんなの味わったしなぁ…(はて、と至極不思議そうな顔をしたまま胸を撫でたりし乍質問に答え)
だが貴様がその悔しさをバネにしているのは見て取れる。…フ、やはりそうでなければらしく無い。貴様がオレに挑んでくるのに遠慮はいらん。……?原因は判らんが…体調面での話なら直ぐにオレか誰にでもホテルの人間に知らせろ…。(胸の違和感に関して考えられる原因がさして思い付かずに何かあってはと思ったのか医療班の手配も考えておこうと頭を過らせれば目的地に到着したヘリが着地して)
いつかぜってー打ち負かす!いいな、そん時まで首洗って待ってろ!
んー、多分お前がいつもと違うから体が慣れてねえだけだと思うぜ。気にすんな(軽快に笑めば着陸するヘリの窓からその土地を見て)
ああ……フン、やっとらしい顔になったようだ。先程の躊躇はもう無いだろうな?
…そうか、…ただの違和感ならば構わんが…。じきに馴れる筈だろう……着いた様だ、プールもレストランも小規模だがテーマパークも有る。希望は有るか…?(体調を悪くしたわけではないのならと思いながらもどこか心配なのか言葉の間の間隔を開けて言えば自分すら高校生らしい意味で来たのは初めてらしくヘリの扉を開きながら問い)
おうよ、何せ俺様は城之内克也だからな!…っと、意外と近いのな。
ああ、わざわざ心配えーと…その、あり、がと、な…
んー、汗流しちまいたいからプールに行きてえけど…海馬お前はどうすんだ?(毒気の無い言葉に自らの情がするりと出たのか普段は滅多に言うことも無い御礼というものをひどく緊張気味に述べて。次いで出た質問に若干考えこんでからそう答え)
フン、なら良い……空からだからな。……っ、…いや…別に構わん……。
ならばそこへ向かう、貴様が楽しめればそれに吊られるだろうしな…オレがゲーム以外で遊ぶのは幼少期にモクバと以来な物でな、勝手が判らん。(相手からのその言葉に初めて他の遊戯や友人たちへ向けるものと同じようなそれを得られた気がして嬉しさに目を軽く見開かせてから顔を隠すようにヘリから出て)
流石、と言ったところか。……お、おう…あー、恥ずかしくなってきたからこの話はやめにしようぜ、やめ!(暑さか照れくささか微かに火照り赤らんだ頬を涼める様幾度か手をひらつかせたのち言葉を聞けばゆっくり相手の手を取り指を絡めると軽く引いて走り出し)んー、そうだよなぁ。…んなら、俺がしたかったこと全部付き合って貰う!これで良いだろ?
ああ。……不慣れな為だろうが貴様がオレに恥を抱く様子等此方も調子が狂う…。(相手の反応が嬉しかったとは言えず不慣れだと言い訳を述べて僅かに頷くと相手の手のひらが己のそれと重なり指が絡められたのに二、三度瞬き繰返し相手に着いていくもそのままふっと穏やかに眉の力を抜いて笑み浮かべ)……構わん。全て巡る前にバテたら許さんぞ。
うーるせ!お前までチョーシ狂ってどうすんだよ、俺の顔が立たねえ…(肩を竦めると空いた方の手で頬を掻いては赤らんだ顔では相手の方を向けないとでも言わんばかりに行き先だけを見るようにし)ふん、バテたら社長さんが助けてくれんだろ?
…ヘリでの貴様の反応と似たような物だ、気にするな…っ。(始めこそゲームと称して率直な意見を述べていたとは言え核心めいた台詞を吐いたことにはっとなっては誤魔化そうとして一向に振り返らない相手の顔を見たいと思ったがきっと自分もらしくない顔をしているだろうと諦め変わりに自分も相手の手を握り返して)…フ、随分と頼られた物だ……ならばバテようと構わん、全力で楽しませてやろう。
………は、っ?(彼の言葉に一寸耳を疑ったのかぴくりとして立ち止まり刹那赤らんだ顔を隠すのも忘れたのかバッと振り返って。握り返された手と相手を交互に一度見遣ると又行き先だけを見据えるように顔を逸らし)お、う…まあ、何だ……その、楽しませてもらうじゃねーか
…何だ、どうかしたか…?(見ることが叶わぬと思っていた赤い顔が突然振り向いてきた事に思わず目を豊かではない表情から僅かながら見開かせては相手の行動の意図を探り、見えてきたリゾートホテルの大きな門や整列したキャスト達よりも相手をただじっと見て)…そうしろ、貴様とならこういう場での遊び方とやらを知る気にもならんでもないからな。
え、え?あ、いやなんでもねえよ…おう(口元を只管隠し染まった頬を誤魔化しては自ら達を出迎えるキャストらに握った手をぎごちなく離そうとしてはうー、だのあー、だの唸り声を漏らして)
うん?つまりは、その、なん、だ?
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