【ＢＬ】わんわんお！わんわんお！わんわんお！【ＹＧＯ／受城之内募集】

へー？その割に動揺してねー？(何かを察してはますますにやけながらも逸らされた顔にくつくつと喉奥で笑いを噛み殺し刹那相手の予想外な手つきの優しさ今度は甘く笑み触れた唇にやんわり跳ね上がって)んっ…オレの、ってとこだな

何度動揺などしてないといえば解る貴様は…っ。(まさか相手にしてやられて言葉をなくす日が来るとは想像すらしていなかったらしく何処か言葉を詰まらせたような口調でそう答えれば相手の頭からシャツをまた丁寧に抜き取り去るとどこか嬉しげにくすり、と笑みながら)…聞きたいならば満足するまで言ってやる。嫌と言うほど、だ。…ほら、立て。

へーへーそうですねぇー？(若干狂ったらしい相手の調子にヘラヘラ答えては微かに乱れた髪を整えつつゆっくり立ち上がって)仰せのままに…な？

…っ、…いや…笑っていられるのも今のうちだけだ城之内…。遊戯の話では無いが鼻先を合わせるのはエジプト付近ではキスに当たる、貴様は今同じ事をしたも同義…何れ同じ意を無理やり返してやるから覚悟しておけ。(何か言い返さんと眉を吊り上げ言葉を喉まで出しかけるもそのままふっと冷静そうな顔を見せ不敵に笑み己も立ち上がるとするりと相手のベルトへと手を伸ばし)…随分従順そうだな…イイコだ。

っ、き…キスくらい恋人同士なんだからなんも恥ずかしくねーし…！(あからさまに放たれた単語に刹那グッと言葉に詰まるも精一杯言い返せばベルトにかかった手に思わずして押し黙ったのちひくりと口角を上げ)…っは……噛み付くよか良いだろ？

ほう？ならその時の貴様の反応がせいぜい楽しみだ。(くつくつとわざとらしく笑みを響かせればかちゃりと無機質な音をたてながら相手のズボンからしゅるり、とベルトを引き抜き)…ああ。反抗的な貴様を無理やりしつけるのも悪くはないが、従順な貴様も悪くない。

っ、ばーか…！すんなっ(引き抜く手つきと相手の声音、笑みにふるりと震えつつ負けじと睨みつけ)あ…クソ、あとは着替えられるからイイ…！

何故だ、恋人同士なのだから何ともないのだろう？(仕返しだけではなく相手の返してくる反応が可愛らしいと言うのもあるのだろう、からかうような台詞をまた重ねれば着替えの続きを拒む姿にまたクスリと口元を緩ませて)…何だ、恥ずかしいとでも？

う……は、恥ずかしいわけじゃねえし！(なんてわかりやすい反論をすれば笑んだ相手にちらりと視線を寄越し)…ん、だよ…悪いかよ

ならば何故嫌がる、むしろ嬉しいくらいだろう？城之内。(わざとらしくそんな質問を相手に浴びせてみては相手と視線がかちあってもなお余裕そうにしては相手に着替えやタオルの入った手提げ差し出し)構わんが、そう照れられても反応に困る。つい煽りたくなるからな。

…くぅ………ゆ、許さねえ…否定できねーじゃん…(手提げを受け取りその言葉聞けば相手の首元に腕をかけぐい、と引き寄せると乱雑に唇を奪うとばっと離れて次記を述べ)あ、煽れるもんならやってみろ…！バァカ…！

ふ、否定出来んならば大人しくされるがままにしていろ。せいぜい大切に愛してやらんこともない。(相手をからかうかのようなスタンスのまま余裕げに答えるも、不意打ちに奪われた唇に目を見開かせて暫し黙りこんだまま動き止めては離れていこうとする相手の腕つかむとじっとその瞳を射抜くように見つめ)

…う、おうまあ大切に愛してもらおうじゃねーか……(言葉に面食らったのか一瞬間抜けな表情を浮かべてしまえばその射抜く瞳に息を呑み)7

貴様だけに与えてやる特権だ、嬉しく思うといい…。(どこか自慢気ながらも嬉しさはひしひしと感じているらしく穏やかに答えると相手の目線をじっと見据えたままふっと己の目を瞑り相手の目を反対の腕の手のひらで覆うと唇を重ね)

他の奴らに与えたら俺泣くかもなー…って、うわっ、ちょっ、見えね…………(穏やかな声音に軽口を返しながらふと覆われた眼前に背を跳ね上げるも柔らかな感触に押し黙って)

………オレを煽るとこうなると言うこと、身をもって理解したか。(重ね合わせている間は黙り込んだままでゆっくりと唇を離しながら目を覆う手のひらを解放させては至近距離のままそう呟き)

……っ、く………んんん…おま…え、なぁ…！(呼吸を整えつつ目尻を真っ赤に染め上げて睨みつけると言葉に黙り込んだのちこくり頷きを見せ)

フ…、ならば良い。そう大人しく愛されていろ、そんなしぐさも中々に悪くはない。(睨み付けてくる威勢のよさを見せつけながらも最終的には大人しくしてしまう様子に満悦そうに笑むと頬から顎にかけてを指でなぞり)

んん、愛されるだけじゃ満足しねえよ。俺にもその…何だ、愛させろ……俺だってお前の事、好きなんだからよ(擽ったげにその手つきに肩を竦めると指先を捕らえて軽く噛みつき)

…ッ、……何だ。愛らしい真似をして……甘咬みの津守か…、……このオレに愛を求めるだけでなく愛を与えようだなんて堂々と口にするとはな。(指先にわずか走った感覚に息を詰めてから穏やかげに目を細める素振り見せればそのまま首を倒すように、珍しく甘えるように相手の肩に僅かだけ頭だけ凭れかけて)