有栖川 杏紗(樒) 2015-06-29 22:08:39 ID:596ad0cfd |
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>次郎太刀
…と言う事は君もか?いやなに、この木に呼ばれた気がしたんでな。
(小石を草履で掻き分け、大木の神気溢れる空気を肌に感じながらも見据えるは一振りの刀剣。唯でさえ大きい相手よりも遥かに大きく鎮座する大木は変わらず鎮座しており、何故か心の内は安堵を覚えつつ不意に声を掛けられると項に手を遣りながら目線を青々しい葉を生やす枝へと見上げ、神秘な空気を含ませた風がふわりと横から吹き付けては自然の擦れ合う音を耳にして)
(/お疲れ様ありがとうございます、お気遣い感謝いたします!驚きもなにもないような鶴丸さんを変わらずやってまいります、驚かせる機会を窺いつつやっていきますのでよろしくお願い致しますー!では本体はこれで…!)
>樒
(時折吹く横風に身を任せ、大木を見上げてからどれくらい時間が経ったかも知れずにただただ生い茂る新緑の葉の裏に桜のつぼみが実り咲く光景を想像ではあるが脳裏にて思い浮かべていれば矢張り咲かないのは勿体無いと改めて考え。揺られる枝と葉の行き先、偶に枝から離れて抜け落ちる緑の葉を見送ったりとしてはふと隣に彼女が現れた事に少々驚いた様子にて僅かに双眸丸め。声のする方角へ視線を流し遣ると見慣れた彼女の姿はいつもの纏め髪では無く、珍しく長い髪を露わにした姿は思わず丸まった双眸をやんわりと緩めつつ「俺はたいそうこれを気に入ったらしい、引っ越し先にこれがなければ今ごろ退屈で死んでしまいそうだったと思うぜ。」揶揄を交えて唇に含み笑いを堪え、神秘的な空気を一通り感じては隣の相手へ悪戯げな笑いを向け「そういえば前の家で俺に水鉄砲かけた事…忘れてはいないだろうなぁ?」今ならば容易く手を伸ばせば捕まえられる、わざとらしく声に上げてみては僅かに頭を横へ傾けて問うて)
>歌仙
―…君の言う雅な理由ではないさ。
(大きな大きな立派な大木の根元にて黄昏ていた矢先、凛とした声帯の持つ声の方面へ身体を斜め後ろへと動かすと優しく淡い紫の髪と案の定相手らしい花の飾りを胸や外套に彩らせた雅とも言える姿は相も変わらずに。静かな問いには最初言い淀むが結局一番単純な理由の答えに行きつき、頭を左右へ揺らし微かな否定と同時に息を外へと逃がすと軽やかな動作でくるりと羽織の裾を舞わせながら振り返り、対面するように身体を相手側へと向けて「さて、俺は此処に来たばかりときた。歌仙、良ければ君の茶室を案内してくれないか?」此処に辿り着いたのは大木との挨拶の為。もう情事は済ませている訳で、今は木よりも新しく設置された茶室や池、部屋や本丸の様子に興味をそそられ丁度良いとばかりな口振りで返事を待ち)
(/ありがとうございます!相変わらず魅力的すぎる歌仙くん(乱くんも)に頭が上がりません…!こちらこそ改めて宜しくお願い致します、では背後はこれにて…!)
>主
うおっ!…っははは!驚いた驚いた、まさか君だったとは!
(屋敷の入口よりも随分背丈が高い聳える大木を見入るように眺めていた為か近づく怪しい気配には察知出来ずにまんまと背中に添えられた手によって前のめりになり、片方の足を一歩前に踏み出し身体を支えて自分を驚かした相手のご尊顔へ無言のまま視線を遣っては見慣れた姿の主であり、面を食らった表情を一瞬した後に弾けたように破顔一笑。愉快げに笑い声を上げ、まさか驚愕が自分にもたらされる事になろうとは、と考えては更に声音は賑やかなトーンに。間もなくして彼女も聳える木を見上げる動作に倣い、再びこの目に見ようと頭を擡げて自分も見上げつつ「ああ、気に入ったぜ。…とてもな」先程の声の愉快さは何処へやら、いつの間にかなりを潜めてぼんやり呟いたような声色にて)
(/ありがとうございます、本当に遅レスの遅レスですがそれでもよければ鶴丸さんを宜しくお願いします…!前のトピでは褒めてくださり感無量です、貴女の描写もとっても素敵で心惹かれます…!では、本体はここらへんで!)
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